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複勝競馬投資 異常投票(集中票)解析は使えるか

      2016/08/24

競馬の予想法の一つ、異常投票(集中票)解析というのをご存知でしょうか?オッズを分析し10万円単位、百万円単位の票が一度に(または数回に分けて)投じられた馬に相乗りするという方法です。

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▼ 異常投票(集中票)はネットでの投票が普及する前はまずまずの破壊力がある予想手段でした。

 最近は話題になることも減ってきましたがなぜなのでしょうか?

複勝競馬投資 異常投票(集中票)解析は使えるか

 

「ミラクルおじさん」は超有名異常投票

ヒシミラクル

出典:ターゲットフロンティア

✔ 異常投票(集中票)の話題は多少ダークサイドのイメージがありスポーツ紙などが喜んで扱う話題ではありません。しかし「ミラクルおじさん」は例外でした。2003年の宝塚記念。デザーモ騎手騎乗で天皇賞秋と有馬記念を制したシンボリクリスエスが1番人気でした。ヒシミラクルは菊花賞と天皇賞春を制したものの、大敗もあり騎手が地味なこともあり最終的には6番人気でした。

✔ 結果はヒシミラクルが劇走し1着。2着にはツルマルボーイが入り、単勝は1630円、複勝は610円、馬連は14080円となりました。このヒシミラクルに異常投票(集中票)が入ったのは当時スポーツ新聞も取りあげたほどで、前日の段階で単勝が1番人気しかも1倍台になるほどの大量購入でした。結果的にこの単勝馬券は的中し、購入した人は約2億円の払い戻しとなりました。

✔ このケースはオッズを眺めているだけでも分かるケースですが、購入額が10万、20万程度でも、ターゲットフロンティアの「単勝時系列オッズ」を利用すれば購入額などは一発で分かります。

 

アイホッパー 6500万円の外れ馬券

アイホッパー
出典:ターゲットフロンティア

✔ 3年後、2006年の阪神大章典。アイホッパーはG1で善戦を続けてきましたが、ディープインパクトの出走もあり4番人気。結果は6着でした。この馬には6500万円分の異常投票(集中票)が入り、その後外れ馬券がヤフオクに出品されたことから話題になりました。

6500万円外れ馬券

 

異常投票(集中票)解析の信頼性は?

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✔ この二つの事例から分かることは、集中票を投じるのもひとりの人間。当たることも外れることもあるということです。もちろん集中票を投じる人のなかには、馬主関係やその他関係者から情報を得た人も多くいるはずです。ただし重賞ましてやG1ともなればかなり多くの人が馬券を買う国民的行事です。お金持ちの中には、そこまで確かな情報がなくとも道楽で高額馬券を購入するケースもあります。つまり異常投票(集中票)は玉石混合なのです。

✔ 集中票を研究している人は、何とかして集中票で勝ち組に回りたいという気持ちから、購入時間帯によりこれは馬主、これは生産者と分けてみたりもします。税務上、証拠が残るインターネット投票でなく窓口投票をしたいが、顔がさすため時間帯を選ぶという理屈、あるいは馬主は午後は関係者との交流などがあり忙しいという見たても分からなくはないです。しかし、使いの者に頼めばいいだけで説得力に欠けます。

✔ さらに投票の傾向からファンによるただの大量買いや大金持ちの馬主の応援馬券を「正常な異常投票」と分類したりもします(ネーミングにセンスがあります)。毎回多額の応援馬券を買う馬主もいるでしょうし、関係者が時折勝負を仕掛けるものの失敗も多い陣営などとていうのも、長くデータを取れば分かってくるでしょう。しかし、数少ない本来の異常投票者はあらゆる動向をつかもうとし、購入時刻を変えたり券種をばらしたりして儲けを奪われないように徹底対抗してきます。つまり、異常投票(集中票)解析はソフトの発達で分析力が高まれば、本当に自信がある関係者ほど対策を打つといういたちごっこなのです。

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✔ 少なくとも、ちょっと解析すればおいしい馬券が見つかるというような甘い状況はとうの昔に終わっていると思います。オッズ解析は、パソコンや携帯電話でオッズを取ることが一般的でなく、オッズプリンターで10円かけて買っていたころはブルーオーシャンでした。ちょっと解析すればおいしい馬券がごろごろ転がっていたのです。

✔ しかし、オッズ情報が無料でまたは安く手に入るようになり、集中票解析は死にかけています。もちろん、ソフトを使って相当時間をかけて分析すれば回収率110%程度に持って行ける状況にはまだあるとは言われています。つまり限りなくレッドに近いオーシャンですが、まだ息はできるという状況です。こういう状況でも良心的に情報提供しているサークルもありますので、異常投票(集中票)に興味を持つのは止めてくださいとは言いませんが、いまは険しい道です。

✔ 馬産地や生産関係者も生き抜くのに必死です。彼らの情報をポテトチップスでも食べながら簡単に盗み出せる状況ではないということは理解の上取り組んで欲しいジャンルです。

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参考記事

旧HPに掲載したコラムです。重複がありますが、別の角度もありますのでよろしければご覧ください。

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✔ 哲学者のニーチェは「神は死んだ」という。集中票(異常投票)解析はどうだろうか?集中票(異常投票)とは、関係者の情報に基づく集中票をチェックして相乗りして儲けようという作戦である。しかしこの手法はもう限界なのではないか?自分も携帯電話が普及しておらず、オッズプリンターを使った手計算のころにかなり儲けたこともあるが、雑音のオンパレードで関係者情報を完全に抜きるのは無理。なにより、良心的な感じがする某オッズサークルが今年苦戦していることが斜陽を物語る。 もはやブルーオーシャンとは言えなくなってきたのではないか。

✔ スピード指数は開発当初ブルーオーシャンだったが、競って開発者が公表し、競馬新聞社にもデータベースが入り自滅。異常オッズ分析手法の崩壊は、やはりターゲットフロンティアが解析機能をつけたことと、異常投票が直前に移るようになったことが大きいかもしれない。また券種がバラけてきたことも大きい。誰が好き好んで、解析されることで取り分が減りかねない単複で勝負しようか?間違いなく馬連、ワイド、3連複などに太い金は流れていく。さらに10万円張るとターゲットフロンティアが感知するわけだから、5万ずつ分散したり、投資が集中し解析できなくなる直前に投票すればいい。

✔ このようにどう考えても無理筋なのが集中票解析。上手くいっていたころは、馬、騎手の能力評価や陣営の勝負気配を全て数値化出来た素晴らしいものだった。ただ、何人か専門家はいるのでまだ生き残る道もあるのかもしれない。

 -競馬投資の必勝法

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