小宮城の評判は? 社台系クラブ馬主のヤリ(勝負がかり)は本当か

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11月に発売された競馬最強の法則に連載の、小宮城のオーナーサイダーが、社台系のクラブ馬主のヤリ(勝負がかり)について触れました。その内容を検証してみます。

小宮城・オーナーサイダーとその評判

小宮城の馬券術オーナーサイダーは、その名の通り馬主(オーナー)の動向に注目した馬券術です。典型的なのが、厩舎が大物馬主からの預託馬を重賞に出走させるさい、同日のほかのレースに数頭の勝負馬を準備するというものです。小宮城氏の活動の中心は、ブログ、書籍、そして雑誌の競馬最強の法則です。

小宮城氏は、オーナーサイダーという看板を掲げていますが、馬主ではなく競馬予想会社の社員。馬主の輪のなかにいるわけではなく、ニセオーナーサイダーではないかとの批判も受けています。しかし、本当に個人馬主になってしまえば、しがらみから真相は書けませんので、いまのポジションは正解とも言えます。そのブログは、人気を集めています。

昔から、競馬ファンのなかには、インサイダー情報を欲しがる層が一定数います。バブル期には、高額の料金がかかる予想会社や、陰謀論を主張する雑誌や書籍がその受け皿を担っていましたが、いずれも下火に。この背景には、データ分析が進み、正攻法の馬券の精度が上がってきたことも関係があります。現在は、インサイダー情報を欲しがる層の一部を、小宮城氏が引き受ける形となっています。

小宮城氏の評判には、次のようなものがあります(Amazonによる。一部要約)。

  • ローカルでは、ご当地馬主が強烈な穴をあける時があります。本書とTARGETとの併用でより深く推理できるようになりました。ちょっと時間はかかりますが・・・
  • ブログでピックアップされた馬主の馬は100%じゃないにしても良く絡む。ただし、なぜかここの有料会員では良い思いをしたことはない。
  • 馬主でもなく、生産者でもなく、競馬に携わったことすらない筆者。当然馬主や生産者との人間関係もありません。
  • 馬主に嫌われてでも毎日ブログを書いている著者の根性は非常に評価できるが、ブログを削除されているのを見ると、ワケありな馬主に恨まれてると思われる。
  • 今まで考えていなかった観点から競馬が見る事が出来て、買えなかった馬が買えるようになったのは凄く嬉しい。
  • どの馬が、この本で言う「ヤリ」なのか、が結局は良く分からんし、よしんば軸馬を当てられても相手選びが難しい。作者は、情報会社に勤めているので、その辺は情報で補えたりする。
  • 優先出走権、除外などのルールを理解しておくと、次走で買おうと思っている馬がどのレースに出てくるのか大体分かるようになり、ただの素人から一歩前進したような気がして嬉しくなります。

全体として分かることは、初心者に強い支持を受けている点です。ヤリ・ヤラズの概念を持ってなかった初心者には、歓迎されています。一方、理論が体系化されている訳ではなく、馬券術に生かしたい中上級者からの評価は分かれます。どの階層のファンにとっても、思い切ったことを書く読み物としては、十分に楽しめる内容です。

社台系クラブ馬主のヤリ(勝負がかり)は本当か

小宮城氏は、11月発売の競馬最強の法則誌上で、次のような内容を述べています(ご紹介は内容のごく一部です。詳細は本誌をお買い求めください)。

  1. ノーザンF系は、ルメール騎手とMデムーロ騎手を中心とした騎手起用やローテーションについて、馬主側が主導権を握っている。
  2. 社台系のクラブ馬主は、G1レースへの出走馬がいると、その週に大攻勢をかけることが常態化している。
  3. 例えばキャロットFは、秋華賞の週である10月15・16日に【2627】と複勝率59%、複勝回収率179%を記録。
  4. キャロットFが複勝率4割越えを記録した9週(2017年・10月まで)のうち、8月5・6日はレパードSに有力馬エピカリスを送り込んでいた。

以上の内容があります。

(1)ノーザンF系のクラブ馬主(サンデーレーシング キャロットファーム シルクレーシング)が、騎手起用とローテに決定権を持っていることは、当ブログやメルマガ(マネードラゴン馬券塾)でも再三指摘してきたところです。

(2)(3)「社台系のクラブ馬主は、G1レースへの出走馬がいると、その週に大攻勢をかける」という指摘があり、根拠として、秋華賞の週のキャロットFが挙げられています。この立証に問題はないですが、G1週を前にした競馬ファンは、多数ある社台系のクラブ馬主のうちどれを狙うのか迷ってしまいます。この辺りは、口コミにもあった、役立つが馬券術にはならないの指摘が当たります。

(4)新潟のダートのG3レパードSが、大きなレースだとはとても言えず、事前にキャロットFを狙うことは困難です。エピカリスが出走したからと書かれていますが、どの馬が大物でどの馬がそうでないかの基準が示されておらず、事前にその日のキャロットに狙いを定めるのは難しいでしょう。

以上のように多少ごまかしもありますが、「G1週のキャロットF」というキーワードは読み取ることができます。競馬最強の法則発売後の、エリザベス女王杯の週を検討します。

日付 開催 R レース名 馬番 人気 着順 騎手 複勝配当
2017/11/11 5京都3 1 2歳未勝利 2 8 2 川田将雅 440
2017/11/11 3福島3 5 2歳新馬 15 1 2 石橋脩 170
2017/11/11 3福島3 7 3歳上500万下 4 10 7 川又賢治
2017/11/11 5東京3 8 3歳上1000万下 8 1 6 ムーア
2017/11/11 5京都3 10 比叡S(1600万下) 1 5 5 藤岡康太
2017/11/11 5東京3 11 東京中日S杯武蔵野S(G3) 10 9 6 シュミノ
2017/11/11 5京都3 12 3歳上500万下 12 12 15 藤岡佑介
2017/11/12 5京都4 4 2歳新馬 6 1 1 福永祐一 110
2017/11/12 5京都4 5 2歳新馬 4 2 2 C.デム 120
2017/11/12 5京都4 8 ドンカスターC(1000万下) 6 1 2 ムーア 110
2017/11/12 3福島4 11 福島記念(G3) 7 5 6 北村友一
2017/11/12 3福島4 11 福島記念(G3) 16 1 14 戸崎圭太
2017/11/12 5京都4 11 エリザベス女王杯(G1) 6 7 8 福永祐一
2017/11/12 5京都4 11 エリザベス女王杯(G1) 17 2 9 ムーア
2017/11/12 5京都4 12 3歳上500万下 11 8 5 和田竜二

 

エリザベス女王杯の週のキャロットFの結果です。着順は【14010】で複勝率は33%と、厳しい結果になりました。複勝率は4割を超えなければ馬券術としての活用は難しく、またキャロットFは狙えば4~5割以上の入着率(複勝率)は出せる馬主です。1レース1万円投資すると、15万円の投資が、95000円に減少する計算です。

しかし、注目して良いのは、新馬戦で全馬を連対させたこと。当ブログやメルマガがかねてから主張しているように、新馬戦は力差があり、とくに東京・阪神コース、あるいは京都・中山・中京・新潟コースまでなら、ノーザンF系のクラブなら、確実に着を取る馬を用意することができます。逆に言えば、条件戦、重賞、ローカルは、ノーザンF系のクラブといえども、簡単には結果をコントロールできないのです。ローカルについては、ノーザンF系のクラブは、大飛びで瞬発力がある馬を好んで所有していますので、細かい脚さばきや器用さ、テンのスピードを要求される点が向いていないと考えます。

(まとめ)小宮城の評判は? 社台系クラブ馬主のヤリ(勝負がかり)は本当か

以上、小宮城の評判は? 社台系クラブ馬主のヤリ(勝負がかり)は本当か、でした。

  • 小宮城氏の評判:読み物としては十分役に立つが、馬券術へ適用する場合データが荒い。初心者なら間違いなく役立つ。
  • 社台系クラブ馬主のヤリ:G1週のキャロットFの新馬戦なら注目できる。

このように分析いたします。詳細は競馬最強の法則の本誌をお買い求めの上、ご自身でもご研究頂ければ幸いです。

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