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今週の競馬予想に役立つわけではないが絶対に重要な今井雅宏の「Mの法則」とは

      2015/05/02

Mの法則をご存知でしょうか?法則を考案した今井雅宏氏は明治大学在学中から競馬予想で活躍し、競馬雑誌や単行本で活躍してきた人物です。

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今週の競馬予想に役立つわけではないが絶対に重要な今井雅宏の「Mの法則」とは

投資競馬をするなら知っていてもいい今井雅宏の「Mの法則」とは

今井雅宏氏は、競走馬の能力を機械的に処理していくスピード指数に対し、馬の精神性に重きを置いた予想で競馬ファンに衝撃を与えました。例えばGⅠで前哨戦で接戦に持ち込んだ馬が圧倒的人気を背負い敗れることがあります。このようなとき今井雅宏氏のMの法則では、馬のタイプにもよりますが完全に消すこともできるのです。

人気評論家の亀谷敬正氏は今井雅宏氏の影響を強く受けたフォロワーですし、KAMASHI!で知られる田中充興氏も詳細は存じませんが影響を受けていると思います。

私は15年ほど前にMの法則を知り何冊か本を読み漁ったもののなかなか難解でそのままになってしまっていました。しかし忘れていたつもりでもフォロワーの予想家が活躍していたことから知らず知らずのうちに理解が進んできたようで、最近になりようやく言わんとすることが理解できてきました。

ある程度の理解まで15年かかったのです。

その難解さから今井雅宏氏は競馬評論家としては必ずしもトップクラスの人気ではないのですが、基本的な内容は押さえておく必要があります。競馬歴の浅いファンはついていけなくとも、競馬にどっぷりつかった評論家が噛み砕いてシステム化してきましたし、おそらく厩舎関係でも読んでいる人は間違いなくいると思います。

全体的には数字や確たる根拠を元にした実証的な科学でなく、今井雅宏氏の読みという部分から成り立っています。ですのでこれは自然科学というよりも、人文科学的であり何割かは誤りも含まれているかもしれません。独自の用語で言語論を繰り広げた富士谷御杖という学者に似て独自の概念が多く理解者は少ないのですが、競馬に取り組むうえで基本的な内容は押さえておく必要があります。

この記事では内容を噛み砕いて説明していきます。

 

トライアルホースが本番で負ける理由をズバリ説明した「Mの法則」

Mとは、マインド、マイナス(激戦による精神の擦り減り)などの頭文字です。

Mの法則では馬の性質を3つに分けています。

・S(闘争心)は人間で言うと松岡修造的な精神で、勢いを表します。強い相手にこそ燃えるパワフルなナイスガイです。
・C(集中力)は人間で言うとフィギュアスケートの羽生結弦的な精神で、落ちついた性格ながらも厳しい状況で集中力を発揮する傾向です。
・L(淡白さ)は、マイペースのことで人間で言うと一般人の多くはここに当てはまるのではないでしょうか?ただ体力の裏付けは必要で、体力自慢の凡人のイメージです。

ご存知かも知れませんがJRAそして世界の全ての競馬場は、設計時に1200、1600、2000、2400の各距離を競走馬の能力が問われるように構築します。

例えば東京競馬場のマイルなら、ゴールから見て右奥からスタートさせます。スタート後は3角までずっとまっすぐで、かつスタート後に下り坂が作ってありペースは速くなりがちで甘い競馬にはなりません。3角も4角もゆったりしたカーブですので、小手先の器用さがある馬でなく力がある馬が有利です。さらに直線には坂が設定してあり、ご存知のように直線も長いので力のない馬の前残りは発生しません。

このように地方を除いてどの競馬場も400の倍数を基準に競馬場を設計してありますので、この距離の競馬はきついです。東京マイルなら激しい先行争いに耐える闘争心(S)も必要ですし、道中馬群のなかでもほかの馬に怯まず、恐れず、しかし意識しつつ騎手の指示通りの動きをしていく集中力(C)が高いレベルで必要になります。

400の倍数でない距離は、競馬場の基本設計が終わったあと、中途半端な位置にスタート地点を作ったり、コーナーまでの距離が短か過ぎたりとやや無理のある設計になりごまかしが効くので、精神構造が弱く体力だけあるようなマイペースで淡白な馬(L)が凌駕することもあります。

よく400の倍数でない距離(非根幹距離)のトライアルで激走した、体力(筋肉量や心肺機能、骨格の丈夫さなど)だけはあるおバカ馬が、本番で厳しいレースになると闘争心(S=struggle)も集中力(C=concentration)の強い、賢く根性がある馬には敵わないというケースがあります。

 

サイレンススズカは本質的にどんな馬だったのか

例えばサイレンススズカは、一度目の天皇賞秋(2000m)は6着、マイルチャンピオンシップ(1600m)に至っては15着でしたが、その後1800mを中心に連勝街道に入ります。気性が荒く大きく逃げることもあるサイレンススズカは、どう見ても松岡修造的な闘争心(S)タイプであって羽生結弦的な集中力があるタイプではなく、GIでは精神構造がしっかりした馬に詰め寄られてしまうタイプだったと言えます。

残念ながら2度目の天皇賞でリタイアしてしまったので、完走していたら何着だったのかは何とも言えませんが……。

なおサイレンススズカのようなタイプは、Mの法則ではS++Lという表現になり、超松岡修造タイプということになります。ちなみにエアグルーブはC++S(冷静な集中力を誇る超羽生結弦タイプだが、松岡修造要素も持つスーパーレディ)ということになります。

以上今回の記事ではMの法則の基本と、3つのタイプについて説明しました。

・S(闘争心)…松岡修造的な熱いマインド
・C(集中力)…羽生結弦的な冷静なマインド
・L(淡白さ)…体力自慢の凡人のようなマイペースさ

Mの法則には落とし穴が2つあります。

1つ目はこれを極めたからと言って投資競馬が成立するわけではありません。その理由としてこの3つのタイプの判断は全て人による判断であるからです。人による判断(主観)である以上データ蓄積ができませんので、投資競馬には直接的に使用はできません。

もし仮に、競走成績からS++Lのようなタイプが合理的に算出でき、各競馬場各距離、クラスごとにタイプ別の回収率が十分な分母を以って算出できればそのまま投資に使えるのですがそのような仕組みではありません。

出典:楽天(画像はクリックできます)

投資に使用するならMの法則でもデータ化された「短縮ショッカー」のような本もありますが、10年以上前の本なので方法論を参考にして自身でデータ構築する必要があります。

なお、一度表舞台を去ったものの正しい部分がある方法論は確実に稼げます。いくら正しい方法論でも、使用者が多ければオッズが下がりますが、「短縮ショッカー」のように書店で見かけなくなって久しくなる方法論は内容的に真であれば、チューンナップして稼げる武器にすることが可能です。

繰り返しますが正しいのにブームが去った観点は、投資競馬では稼ぎのポイントになりますので、ぜひ意識してください。そういったものの例を一つ挙げるとすればブリンカーです。(書くか迷いましたがここまで2700字を超えているので読んで頂いたお礼として書きました。この記事あまり拡散されないでください)

ブリンカーについて詳細はメルマガでもお伝えしていく予定ですが、研究価値のある要素で、おそらく回収率は上昇してきているはずです。投資競馬では新しくて稼げる理論に目が行く人が多く、正しいが埋もれた理論は永久に埋もれることが多いので、文字通り埋蔵金であることもあります。

 

誰も指摘しなかった「Mの法則」の2つ目の落とし穴

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Mの法則の注意点の2つ目は、この法則はオープン馬を中心に観察して構築されたものと思われる点です。したがって、未勝利や500万ではあまり通用しません。未勝利500万あたりを走っている若駒にはまた別の精神構造があります。

しかし、未勝利や500万の馬の精神構造に私が気付いたのは明らかにMの法則のお陰です。出会ってから15年以上たち、上述したようにデータ化しにくくかつ難解で使いこなせなかったのですが、現在未勝利や500万を研究すると、Mの法則の見方をベースに未勝利や500万の競走馬の法則を導くことが可能になっています。

そういう意味ではやはり偉大な理論なのですが、直接的に投資に使うのでなく、世界観として勉強していくがお勧めの理論です。


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