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乗れない?福永祐一騎手の狙い方

   

ルメール騎手やMデムーロ騎手と比べ、勝ちクラこそ多いものの、評価が難しいのが、福永騎手です。この記事では、競馬最強の法則1月号を参考に、福永騎手の狙い方を考えます。


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福永騎手の成績

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競馬最強の法則によると、2016年(11月20日まで、以下同じ)の福永騎手のデータは以下の通り。

  • 複勝率 約40%
  • 勝率 15%。

改めて、2016年末のデータを調べると、以下のようになっていました。

  • 複勝率 39.4%
  • 勝率 15.1%

ほかの数値も含め、最盛期の武豊騎手に匹敵するものだといいます。また、単勝・複勝の回収率が、控除率を除いた目安である、80%を超えるのは、ルメール、福永、田辺、和田の各騎手くらいだとします(2016年)。さらに、意外なことに、福永騎手の騎乗馬の平均単勝オッズは、12.2倍で、武豊騎手の12.9倍と同等。つまり、武豊騎手と同様の馬質で、武豊を上回る成績を上げているというのです。

この点から、競馬最強の法則は、福永騎手は、意識して嫌う(外す)べき騎手ではなく、馬券収支にも貢献できそうだと結論づけています。

この数値面からの分析に、大きな嫌疑はありませんが、福永騎手は社台系の生産者から「ファンや競馬記者からの評価が低いが、実際には素質がある馬」を預かっている点は考慮すべきでしょう。つまり、隠し玉が多いため「平均単勝オッズが高いのに、勝率が高い」という結果に結びついている面もあります。数値から、すぐに武豊と同等とは言えませんが、全体として決して悪くない数値ということは、理解しておいてもよいと思います。

ノーザンFと福永騎手の関係

福永騎手とノーザンFしがらき(外厩)との関係は深い。ノーザンFしらがきの開場以来、福永騎手のノーザンF生産馬での勝ちクラは安定している。競馬最強の法則は、このように指摘します。実際に、しらがき開場の2010年以降、コンスタントに20勝以上を挙げているとのことです。

競馬最強の法則1月号は、ターゲットフロンティアでは分析しにくい、ノーザンF生産馬騎乗時の騎手ごとの成績(2016年)を挙げています。それによると、複勝率、複勝回収率は以下のようになります(複勝率、複勝回収率以外のデータは、著作権を考慮し掲載を控えました)。

ノーザンF生産馬騎乗時(2016年)

  • ルメール  55.3%/83%
  • 福永祐一  50.8%/99%
  • 川田将雅  44.6%/67%
  • Mデムーロ  51.9%/90%
  • 戸崎圭太 46.4%/78%
  • 芝山雄一 30.1%/99%

福永騎手が、ある程度の数値を残していることがわかりまます。ただし、新馬戦、未勝利戦ではどうか、重賞ではどうかといった区分はなされていません。実際の馬券投資に応用する場合は、その点の注意が必要です。

福永祐一 データ

出典:KLAN無料データべース

KLAN無料データベースによると、福永騎手は、全体として以下のカテゴリーに強いと言えます。

  • 新馬、未勝利戦
  • 500万下
  • G3、G2

これは、福永騎手が、新馬、未勝利戦、500万下で、素質馬に騎乗することが多いこと、そしてG2、G3では、ルメール騎手、デムーロ騎手と出走が重ならないことがある点が関係してきそうです。

ノーザンFはなぜ福永騎手を重用するのか

ノーザンFはなぜ福永騎手を重用するのでしょうか? 競馬最強の法則は、福永騎手が極端な位置どりや、思い切った進路を選ぶことがないからだとします。技術を駆使して勝ちを目指した挙句、着外に落ちてしまえば、優先出走権を失うことも背景にあるとします。

ノーザンFは、素質上位の馬が多く、順当な勝負で勝てることが多く、そもそもハンデ戦などを避け、順当に決着しやすいレースを選択する傾向があります。横山典騎手のようなタイプよりは、優等生型の福永騎手を好むということでしょう。先行して、自ら仕掛け、逃げ馬を潰して行くような王道騎乗(あるいはワンパターンの騎乗)に強みがある、川田騎手の重用とも重なる話です。

競馬最強の法則によると、ルメール、Mデムーロ、戸崎騎手の活躍で、多くの上位騎手が勝ち鞍を半数程度に減らしたと言います。具体的には、岩田、蛯名、横山典、三浦の各騎手です。一方、この逆境で数値を伸ばしているのが、福永騎手、川田騎手だと言います。

G1戦や、能力が拮抗する条件戦には必ずしも当てはまりませんが、福永、川田の優遇については、正確な分析がなされており、参考になる記事でした。

※なお川田騎手は、福永騎手に似た傾向ですが、G2に弱く強いのはG3どまり、一方で1600万下で善戦している傾向があります。

福永騎手の狙い方

競馬最強の法則は、福永騎手の狙い所を以下のように整理しています。

1 ノーザンF生産馬

ノーザンF生産馬に福永騎手が騎乗した場合、複勝率は47.5%あります。馬券投資の根拠として複勝率を見る場合、50%弱あたりが基準です(統計分母が100程度あることも重要)。その観点からも、基準を満たしていると感じます。

福永騎手 データ

出典:KLAN無料データべース

KLAN無料データベースによると、馬主別の成績は上の通りです。佐々木主浩氏との太いパイプは有名ですが、総じて馬券投資に最低限必要な、複勝率45%程度を満たした馬主が多いのも特徴です。ノーザンF系の、キャロットファーム、サンデーレーシングは、なかなかの成績です。

2  上位人気に騎乗

武豊騎手はかつて上位人気だから勝てると、ネットからは批判されてきました。しかし近年の馬質の低下にあって、成績を戻してきていることから、「腕」があることは確かです。一方、福永騎手は、腕はまだ不十分で、馬質がカギと考えるべきでしょう。

3  短距離戦

競馬最強の法則は、福永騎手のスタートの良さを取り上げて、短距離戦が得意だと説明します。競馬最強の法則によると、1200mなら芝、ダートを問わず、回収率が46〜47%となっています。ただし、この数値の理由は、スタートが良いと言う点だけで説明できるとは言えず、時計が重要となり、戦略が問われないという短距離戦の本質にも関わることです。

4  芝の内枠は苦手

好スターターとはいえ、1枠でダッシュが悪い馬に騎乗した場合、馬群を捌けず結果が出ないようです。ただし、ダートでは、レースの本質がバテ比べであるため、実力馬なら中位にいても、バテた馬は外から下げることになっているため、実力相応の着順を取れるようです。

5  前走9着以内なら勝負になる

競馬最強の法則は、福永騎手のエージェントである、小原靖博氏の相馬眼に、根拠を求めています。

以上、福永祐一騎手の狙い方でした。参考にした競馬最強の法則1月号は、1月中旬ごろまでは書店で、以降はバックナンバーを購入することができます。

KKベストセラーズオンライン

なお、騎手本では毎年年末に発売される、政治騎手シリーズをおすすめします。分析が非常に的確です。


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