ターゲットフロンティアは儲からない 本当の活用法とは?

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ターゲットフロンティアを使っても儲からない、活用法が分からないという方へ。ターゲットフロンティアの活用法とは?の質問に答えます。

筆者 AIとレース観察を学べる競馬メルマガを10年間継続。3年連続GⅠプラス。

Q ターゲットフロンティアの活用法とは?

A はい。ターゲットフロンティアの活用法と言っても、2つの意味があります。1つ目は、一般的なアナログ予想への活用、もう1つは予想ロジック(オリジナル必勝法)の作成です。

アナログ予想への活用については、スピード指数(補正タイム)、対戦成績、コース分析、過去のレース傾向分析がよく挙げられます。しかし、現代ではスピード指数は人気に反映しているため時間をかける意味はなく、PCI(ペースチェンジ指数)をもとに上りタイムを比較するのがおすすめです。対戦成績の比較は、見落とす人が多く重要です。コース分析は重要ですが、できれば開催日前までに済ませておきます。一方、過去のレース傾向分析は、統計学的にはデータが少なすぎ、余り価値はありません。

次に、予想ロジック(オリジナル必勝法)の作成に関してです。ターゲットフロンティアは非常に多くの要素があり、初心者だと驚きますが、実は本格的なデータベースと比べとかなり選択肢は少なく、単純にデフォルトの要素を組み合わせても、(勉強にはなりますが)勝てる予想ロジック作成は難しいです。すでに手垢がついたデータが多く、儲からないと言えます。PCI(ペースチェンジ指数)など、注目度の低いデータを採用したり、自分自身でコースグループを作ったりなど、差別化が必須です。

一般的なアナログ予想への活用法

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ターゲットフロンティアを一般的なアナログ予想へ活用する場合、スピード指数(補正タイム)、対戦成績、コース分析、過去のレース傾向分析がよく挙げられます。このなかでは、対戦成績、コース分析が重要で、補正タイムよりはPCI(ペースチェンジ指数)がおすすめです

現在、競馬記者は社のスピード指数のデータベースを当たり前のように活用していると言われ、またスピード指数は、市販の競馬新聞で簡単に手に入ります。結果的に、スピード指数(補正タイム)は人気に反映しているため、時間をかけて検討する必要はありません(人気を確認する結果になりがち)。

タイム系で時間をかけるなら、出馬表で馬名を押すと出てくるPCI(ペースチェンジ指数=上り3ハロン時計と関係が深い)がおすすめです。これは、あと600mの標識を基準に、加速できていれば50より大きな数値が残され、失速していれば50未満となります。

現在、マイル以上の競馬では、芝・ダート含め上りのパフォーマンスが重要となっています。手垢がつき馬券収支につながりにくい全体のタイム(補正タイム)よりは、PCI(ペースチェンジ指数)に注意が必要です。

例えば、マイルチャンピオンシップ(2023年)で1番人気だったシュネルマイスターの近走のPCI(ペースチェンジ指数)は上の通りです。四捨五入し、下に見やすく書き出しました。数字が大きいほど、優れた加速を示します(51以上がペースアップ、49以下はペースダウン)。

シュネルマイスター上り順位PCIPCI3RPCI
毎日王冠2位(緑)585754
安田記念1位(黄)585652
マイラーズカップ1位(黄)575551

上りタイムは、コースやレースのペースにより異なります(例えば新潟外回りでスローなら、新馬でも32秒台で上がってきます)。そのため、そのレースで、相対的に速い上がりを計測したかが重要なのですが、ターゲットフロンティアでは上位3頭のPCI(ペースチェンジ指数)の平均値がPCI3として記載されてあり、それと比べることができます。

するとシュネルマイスターは、過去3走とも、残り600mから各馬グンとペースアップする中、さらに速いペースアップを記録し、速い上がりでまとめています。よってシュネルマイスターは出遅れ等で敗れたとはいえ、1番人気は妥当で、次走の巻き返しがあり得ます。

このことは、上り順位からでも想像がつきますが、同じ1位でも数値に差があり、比較しやすいはずです。なお、RPCIはそのレースのペースチェンジ指数を指し、おおむね逃げ馬の記録です。

ソウルラッシュ上り順位PCIPCI3RPCI
京成杯オータムハンデ(GⅢ)4位以下545349
安田記念(GⅠ)4位以下555652
マイラーズカップ(GⅡ)4位以下545551

マイルチャンピオンシップ(2023年)で2着に入ったソウルラッシュは、GⅠでは上位馬に劣る上りのパフォーマンスで、GⅢがやっとの戦績でした。

マイルチャンピオンシップで2着に入ったのは、松山→モレイラで上りを引き出せたことと、ノーミスで回ってきた点が大きく、3番人気は妥当で、次走はやや不安があります。しかし、対戦成績を見ると、考え方が変わるかも知れません。

出馬表上部のボタンから呼び出す対戦成績の比較は、かなり以前から専門家は重要性をたびたび指摘していますが、確認が面倒で見ない人が多く、馬券的に差がつきます。

ソウルラッシュの対戦成績を調べると、昨年のマイルチャンピオンシップでは、シュネルマイスターに先着しています。マイラーズカップでは敗れますが、松山騎手が乗ってわずかクビの差であり、モレイラ騎手なら逆転できていたかも知れません。

このように、対戦成績は、多くのファンが見落としがちな要素の発見につながります。

このほかでは、コース分析は重要ですが、できれば開催日前までに済ませておきます。ターゲットフロンティアのレース検索ボタンから始めます。

なお、「GⅠ過去10年の傾向」が新聞や雑誌に毎回掲載されるように人気の高い、過去のレース傾向分析ですが、統計的にはデータが少なすぎ、余り価値はありません。初心者の方で、どの馬に目を付けるべきか、何かのきっかけが欲しいという場合には活用できますが、先々の馬券師としての成長を考えると、コースの理解に時間を費やした方が、成果は出やすいです。

競馬予想の軸馬は4頭に絞った検討がおすすめ

現代の競馬では、時計、対戦成績、コースなどのデータに加え、レースVTRなどを、かなり詳細に分析しなければ、勝つことは難しくなっています。そのため、1頭にかけるべき検討時間は増すばかりです。

2023年のGⅠでは、12月のチャンピオンズカップまで、全てのレースで上位人気(1~4番人気)が馬券圏内に入っていると記憶しています。そのため、ターゲットフロンティアで詳細に分析するのは、まずは4頭程度とし、ヒモは手広くもおすすめです。

クラスデータ件数複勝率 (%)複回値 (%)初期検討頭数
未勝利184045083.4
G138149.390.7
新馬477647.779.4
G258046.986.4
1勝1519146.780.3
2勝745645.979.7
OP特別101745.584.4
リステッド100444.981.3
3勝325542.978.8
G3108741.480
過去4年 1~4人気の成績

GⅠは、強者有利のコースの使用が基本で、芝の状態もGⅠに向け整えられているので、上位人気が強いというイメージがあるかも知れません。しかし、未勝利、新馬戦、GⅡも似た傾向です。逆に荒れやすいのは、3勝クラス、GⅢに加え、ハンデ戦が挙げられます。

メンバーが非常に拮抗していると判断できる場合以外、初期検討は上に書いた頭数がおすすめです。4なら、1~4番人気ということです。なお、早い段階で検討する場合、人気順が分かりませんが、ターゲットフロンティアの出馬表を開き、レース画面の下に出てくる「TGX」ボタンを押し、ZI値を見ると、おおむね高い順に人気になります。

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ZI値ほど売れていない馬を買うのも1つの方法です。中級者の方は、ZI値ほど売れていない」理由を考え、それが誤っていると考える場合に、大きく張る手もあります。

予想ロジック(オリジナル必勝法)の作成への活用法|初級編

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日本で馬券で儲けすぎ裁判になった人物は2名います(競馬で1番儲けた人は誰ですかを参照)。両名とも、市販または自社ソフトを使い、システムで馬券を選んでいました。

今後AI予想の浸透の可能性も高く、何らかの予想ロジックを持つことは必須です。ターゲットフロンティアは、予想ロジック(オリジナル必勝法)作成に、非常に役立ちます。

予想ロジック(オリジナル必勝法)作成には、出馬表ではなく、レース検索の機能を使用します。

例えば、芝1600mに目を付けると、上のように、騎手×調教師のデータが取得できます。すると「芝1600m」で「ルメール×木村哲也」「三浦皇成×鹿戸雄一」などの複勝を買うというロジックができます。もちろん、クラスや馬場状態など、さらに条件を付けても構いません。

※この予想ロジック(オリジナル必勝法)が本当に儲けられるのかは、後半の中級者向けコーナーで解説します。

操作 レース検索→芝1600→(選択馬条件)確定着順「全」→期間を指定(過去3年等)→(集計項目メニュー)全項目→騎手×調教師

しかし、競馬初心者の方は、いきなり予想ロジック(オリジナル必勝法)を作り始めると、失敗する可能性が高いです。

馬券を買いながら、しっかりレースを見て、勝ったり負けたりをくり返しながら、コース、時計、上り時計、テンの速さ、ペース、騎手、厩舎、ペース、血統などを、実体験から理解してゆくことが本来は必要です。

基礎を身につけるべき時期に、ボタンひとつで結論が出るターゲットフロンティアを導入すると、例えば「戸崎は外枠なら買える」など結論だけ見てしまい、なぜそうなのかに迫るチャンスを失う可能性もあります。実体験の貯金が少ないので、データ上の結論が、体験とリンクし深まりづらいのです。

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中上級者の場合、同じデータを見ても、それが脳裏に刻まれている経験とリンクし、さらに関連のあるデータや体験が有機的に結びつき、解釈が深くなってゆきます。

競馬専門紙やスポーツ紙のコラム、競馬雑誌、競馬書籍には、経験値の高い記者やライターがいます。彼らはレース予想と絡めつつ、戸崎がなぜ外枠に強いか教えてくれます。一方ターゲットフロンティアは「戸崎は外枠なら買える」ことをデータで教えてくれますが、その理由は絶対に教えてくれません。教える以前に、機械ですから理解すらしていないのです。

ターゲットフロンティアを駆使して勝ち抜くには、どのデータを使い、どう組み合わせるかが命。組み合わせはおそらく数千万通りあるでしょう。予想、馬券購入、反省・検証の流れから得た経験値が高くならないと、その組み合わせが見つかりません。

競馬初心者のおすすめの過ごし方

全休日
競馬本を読む
競馬本を読む
週末に買うレースを決定
①コースの研究
②出走馬の研究(過去のラップタイム、VTRチェックなど)
土曜競馬予想
①馬券の反省・検証
②日曜競馬予想
馬券の反省・検証

段階別ターゲットフロンティアとの付き合い方

段階1(初心者) ターゲットフロンティアを使用せず、アナログ予想やレース観察(VTRチェック)を鍛える。これは「質」(経験値)の強化です。目標年間回収率70%。

段階2(中級者) ターゲットの初期設定の項目を組み合わせ、予想ロジック(オリジナル必勝法)を作成。当面は「人気」などよくある項目、慣れてきたらに「PCI」ペースチェンジ指数などマニアックな項目)を使用します。これは量(データ)の強化です。また、レース観察は継続し、質と量を脳内で連携させてゆきます。目標年間回収率80%。

段階3(上級者) 独自に作成した要素(コースグループなど)や、独自に発見し数値化可能な要素(オリジナル能力指数など)を加え、年間回収率90%を目指します。この段階では、統計の扱い方を理解します。特に、「プラスになる予想ロジックはいくらでも作成できるが、再現性が高いものはほとんどないこと」を理解でき、再現性を追求することがカギです。

※この段階(段階3)で、選択肢に限りがあるターゲットフロンティアを卒業する人も出てきます。つい手動でExcel等でデータを集計してしまいますが、かなりの時間をロスします。費用や慣れの面でハードルが高いと感じても、上位のデータベース(馬王など)を検討すべき時期です。
※デジタル(データ予想)とアナログ予想を組み合わせても構いませんし、むしろ勝ち筋とも考えられます。筆者のAI×レース観察 マネードラゴン馬券塾では、この融合方式を取っています。

段階4(プロ) ターゲットフロンティアを卒業し、より上位のデータベースに移行が予期されます。目標年間回収率100%(2年以上連続)。

予想ロジックの作成への活用法|中級編

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ターゲットフロンティアは非常に多くの要素があり、初心者だと驚きますが、慣れてくると選択肢の限界に気づき、意外に勝つのが難しいことが分かります。

例えば、ターゲットフロンティアには、オッズ分析(時系列分析)の機能が豊富にあります。厩舎や馬主、生産者などの関係者から情報を得た人が、高額馬券を買うと一時的にオッズが下がるため、その痕跡を見つけて相乗りしようというものです。

もし実際にうまくゆけば、面倒な予想手順をすべてカットし、オッズだけで購入できる魅力的な方法です。

しかし、考えればすぐに分かるように、高額馬券購入者は、オッズが下がる相乗りをされたくないため、「締め切り直前に購入する」「分散して購入する」などの対策を取るはずです。現在、時系列オッズ分析は、ごく限られた人が非公開のグループを組んで中長期的に研究しているのみで、ターゲットフロンティアだけでそこに追いつくのは難しいです。(詳細はオッズ理論「断層・時系列」とは? 当たらないは本当か

ターゲットフロンティアは、初心者だと未知の魅力を感じる「時系列オッズ」に象徴されるように、調べきれないほどの選択肢があるように見えます。しかし、実は本格的なデータベースと比べるととかなり選択肢は少なく、デフォルトの要素を組み合わせても、勝てる予想ロジック作成は難しいです。

回収率がプラスになる組みあわせが見つからなかったり、見つかっても実際に運用を始めると、思うように当たらないということが多いです。

この利用がターゲットフロンティアの勝ち筋

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プラスになる予想ロジック(オリジナル必勝法)を作成するには、「多くの人が目を付けていない」が、買い続ければ年間でプラスになる要素の組み合わせを発見することが必要です。

時系列オッズは、世に出たての頃は「多くの人が目を付けていない」理論でしたが、現在は一定以上の知名度を持っています。

例えば、前半の「一般的なアナログ予想への活用法」で説明した、PCI(ペースチェンジ指数)など、注目度の低いデータを採用したり、自分自身でコースグループ(似た性質を持ったコースのグループ)を作るなど、差別化が必須です。(コースグループ ターゲット公式解説

コースグループができるなら、騎手グループ、厩舎グループの作成も可能で、ターゲットフロンティアではチェック騎手及びチェック調教師という機能になります。

騎手や調教師の要素は、競馬予想の基本ですし、AI系の予想者も、よく利用しています。実際に、騎手グループや厩舎グループをロジックに組み込むと、非常に高い回収率を持つロジックを作ることができます。(チェック騎手・チェック調教師 ターゲット公式解説

しかし、騎手や調教師を使った予想ロジック(オリジナル必勝法)は、実際に運用を始めると当たらなくなります。理由は、勝ちへの抜け道、近道となるためnoteでの解説を予定していますが、とにもかくにも、ロジックから騎手や調教師は排除すべきという結論だけは、先にお伝えしておきます。

noteは追って作成いたします。

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