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2014年10月5日にフランスのロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞。昨年は日本の期待を背負ったオルフェーブルが期待されながら2着。斤量の軽い3歳牝馬トレヴに足元をすくわれました。2014年は3頭が出走し、特に去年の借りを返すべく3歳牝馬のハープスターも1番人気として出場しました。しかし、ハープスターは負け、ほかの2頭も敗れてしまいました。
ハープスター(川田騎手)や日本馬が2014年凱旋門賞に負けた意外な理由
日本が凱旋門賞制覇のために取った作戦
日本の競馬界が長らく挑戦しながら勝てない凱旋門賞。精鋭の1頭(場合によっては中堅レベルがプラス1頭)という形で出走すると、日本の馬に勝たせたくない腕達者な海外の騎手達に巧みに進路をふさがれ望む競馬をさせてもらえないという状況がありました。
日本では現在、短期免許の外国人騎手がG1などを多く勝っています。これは日本の騎手が海外では通用しないことを示しています。あの武豊騎手でさえも海外では思うように活躍できませんでした。
しかし2014年は3歳牝馬のハープスターが斤量54.5キロと有利な条件で出走したほか、日本でGⅠを勝っただけでなく世界的にも評価されているゴールドシップ(横山典弘騎手)と、ジャスタウェイ(福永祐一騎手)も出走。3頭強力な馬が入れば外国の騎手のマークもバラけ、1頭が取り囲まれるようなこともなく初めての勝利に期待が高まっていました。
日本馬が3頭とも凱旋門賞で敗れた理由
しかし、このサイトで指摘してきたようにハープスターの川田騎手はまだ技量が不十分。残念ながら予想が的中し凱旋門賞では敗れてしまいました。さらに福永祐一騎手も日本では一応トップクラスとは言え、まだまだ外国の騎手と張りあえるレベルではありません。
唯一腕達者として期待された横山典弘騎手については、馬に難がありました。ゴールドシップは気性的に問題があり、レースを投げ出す癖もあります。いくら騎手が一流でも馬が完璧ではなかったのです。世界最高峰のレースに勝つなら、人にも馬にも、1点の曇りもあってはなりません。
ハープスターが凱旋門賞で敗れた理由
今回特に斤量54.5キロで期待されたハープスターが敗れたのは馬の力もありますが騎手の経験不足も大きかったと思います。詳細は関連記事に書かれていますが一言で言うと、川田騎手は日本では強い馬に乗り先行し抜けだすという形を中心に勝ちを重ねてきた騎手です。
これは川田騎手の責任というよりは、厩舎との間に立ち乗る馬を仲介する「エージェント」と言われる立場の人物の責任だと考えます。川田騎手のエージェントは以前武豊騎手をも脅かした安藤勝己騎手(=通称アンカツ)を担当していました。アンカツに関しては、地方競馬から移籍し活躍し始めたころには年齢がやや高かったこともあり体力面から乗り馬を絞って結果を出す方針を取りました。そのため、勝率が高く非常に上手な騎手というイメージがさらに増幅されていきました。
川田騎手のエージェントは、若い川田騎手に対しても同じ作戦を取っているように見えます。川田騎手は実力馬ばかりに乗ることになり、おのずと騎乗方法も強い馬に適した安全なコースを通り強気に仕掛けていく形が板についています。結果として勝率などの数字が良く、実際に乗れば上位に来る印象があることから、関係者受けは良くさらに良い馬が回ってきているようですが、大きな落とし穴があります。
アンカツは馬の能力が低く気性も悪いため騎手の腕が鍛えられる地方競馬で、厳しいレースに毎日乗って腕を鍛えてきたプロセスがありました。だから中央競馬(JRA)では強い馬ばかりに乗っても結果を出せたのです。しかし、川田騎手は弱い馬や気性が悪い馬も担当し力をつけるプロセスを経ていません。
これでは川田騎手が鍛えられるはずもなく、このことが今回の凱旋門賞での敗退につながったと考えられます。川田騎手はまだ若く今後も凱旋門賞へのチャレンジの機会があるはずです。川田騎手のエージェントは、今後できれば川田騎手に弱い馬も含め様々な難しいハードルを課していくべきだと思います。そうして人も馬も一流どころを揃えたとき、初めて日本の馬が凱旋門賞を勝つのだと思います。
8月に書かれた関連記事
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