【芝・ダート未勝利戦】レース間隔・ローテーション成績(2017~2021年)

マネードラゴン馬券塾
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JRA未勝利戦のレース間隔・ローテーション別成績をまとめました。中何週を狙うべきかが、休み明けが狙えるのかが一目瞭然です。

GⅠチャンピオンズカップ コースの傾向は? 中京ダート1800mの特徴、有利な馬や枠順、得意な騎手は?

結論ファースト

  • ダート中距離牡馬 1700~2000  中3~9週が好走
  • ダート短距離牡馬 1000~1300 闘争心を維持できる中3週が好走
  • ダート中距離牝馬 1700~2000 牝馬はあてにならず
  • ダート短距離牝馬 1000~1300 狙えない
  • 芝中距離牡馬 1700~2000  じっくり休ませ中4~24週が好走
  • 芝中距離牝馬 1700~2000 調子が維持しやすい中2週
  • 芝短距離牡馬 1000~1300 闘争心優先の中2週が好走
  • 芝短距離牝馬 1000~1300 調子が維持しやすい中2~3週
連闘中1中2中2~3中3中3~9中4~12
ダート中距離牡馬
ダート短距離牡馬
芝中距離牡馬
芝中距離牝馬
芝短距離牡馬
芝短距離牝馬

ダート中距離牡馬 1700~2000  中3~9週が好走

間隔勝率複勝率単回値複回値分析
連闘3.6%15.9%7958
1週7.6%24.1%6679
2週9.7%27.2%7576
3週8.9%26.7%8884◎推奨
4~ 8週6.5%19.9%9988◎推奨
9~24週6.8%18.5%8368
半年以上7.1%20.8%6299
n=197~3535

中距離では、未勝利戦と言えども消耗が大きいため、中3~9週が好走のローテーションです。

ダート短距離牡馬 1000~1300 闘争心を維持できる中3週が好走

間隔勝率複勝率単回値複回値分析
連闘7.8%23.3%8977
1週9.1%28.9%7474
2週12.3%31.6%8273
3週9.5%28.6%11487◎推奨
4~ 8週4.9%17.2%5564
9~24週6.2%16.1%7359
半年以上4.1%11.6%2736
n=146~1694

短距離では、疲れも残らず、闘争心も間延びしない中3週のローテーションが推奨です。中距離とは異なり、中4週以上の休み明けは不利となります。

ダート中距離牝馬 1700~2000 牝馬はあてにならず

間隔勝率複勝率単回値複回値分析
連闘3.6%14.0%2761
1週5.2%19.1%6067
2週7.2%22.4%7464
3週7.7%20.1%9667
4~ 8週6.1%17.3%10874
9~24週4.5%13.5%6357
半年以上5.2%13.4%4595
n=97~1954

ダートでは馬格、筋力、精神面に弱さがある牝馬は、基本的には常に狙いを下げます。中距離では、強いて言えば中3~8週の単勝は期待値が高いですが、的中率(勝率)が低く、的中までに相当時間がかかる場合があります。

ダート短距離牝馬 1000~1300 狙えない

間隔勝率複勝率単回値複回値
連闘7.2%23.4%4054
1週8.6%25.8%5768
2週9.2%25.4%6972
3週7.1%22.0%5469
4~ 8週3.9%13.5%6370
9~24週3.8%12.6%6878
半年以上4.8%12.0%3849
n=125~2310

ダートでは馬格、筋力、精神面に弱さがある牝馬は、基本的には常に狙いを下げます。短距離では、闘争心不足からか、どのローテーションでも狙えません。

芝中距離牡馬 1700~2000  じっくり休ませ中4~24週が好走

間隔勝率複勝率単回値複回値分析
連闘3.7%14.1%3155
1週6.2%20.1%6257
2週8.3%26.9%5968
3週8.4%25.9%5165
4~ 8週9.6%24.3%8579◎推奨
9~24週8.1%20.7%9778◎推奨
半年以上6.4%20.2%3765
n=109~2055

芝はダートより時計が出るため、馬体への負担が大きいです。そのため、約1カ月半以上は間隔を開けるローテーションが推奨です。あるいは、中距離に強い、ノーザンF系の外厩が成績を押し上げている可能性もあります。

芝中距離牝馬 1700~2000 調子が維持しやすい中2週

間隔勝率複勝率単回値複回値分析
連闘3.5%12.0%3348
1週5.3%17.5%5166
2週7.3%21.9%8875◎推奨
3週7.4%22.7%7666
4~ 8週5.4%18.5%6074
9~24週6.0%16.5%7257
半年以上1.2%13.1%345
n=84~1607

牝馬は調整が難しいため、レース間隔を開けると調子が変動しやすく、闘争心も維持できる、中2週がおすすめです。

芝短距離牡馬 1000~1300 闘争心優先の中2週が好走

間隔勝率複勝率単回値複回値分析
連闘5.0%18.8%1846
1週8.2%27.8%5471
2週12.4%30.1%9877◎推奨
3週11.0%29.2%6868
4~ 8週5.5%16.6%5466
9~24週3.0%11.8%3258
半年以上4.4%17.8%2045
n=45~505

芝の短距離では、多少疲れを残したとしても、闘争心が豊富な中2週間隔がおすすめのローテーションです。

芝短距離牝馬 1000~1300 調子が維持しやすい中2~3週

間隔勝率複勝率単回値複回値分析
連闘7.8%19.7%8358
2週9.2%26.0%103108◎推奨
3週9.2%27.4%9885◎推奨
4週7.8%26.5%6576
5~ 9週4.7%14.6%7168
10~25週4.1%12.9%6771
半年以上4.2%14.6%3450
n=96~1290

牝馬は調整が難しいため、レース間隔を開けると調子が変動しやすく、中2~3週がおすすめです。

統計の信頼性と再現性

統計の信頼性と再現性

  • 外厩の調教技術の進化などを考慮し、過去5年間のデータとしました。
  • 統計分母は、下のデータの場合目安として500あれば、複勝率の再現性が確保できます。「半年以上」では、100走前後が多く、やや統計の信頼度は落ちます。
  • その他の間隔では、信頼性、再現性に問題はありません。

※レース間隔の表記は、JRAが使うもの(連闘の翌週出走は「中1週」)を使用しています。

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