2022年 未勝利戦のスリーアウト制、優先出走権、3歳新馬戦の廃止など、ルールを分かりやすく説明!

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競馬新聞の未勝利戦では、スリーアウト制、優先出走権と出てきますが、どのような意味なのでしょうか? また2021年から予定されていた3歳新馬戦の廃止を含め、わかりやすく説明します!

結論ファースト(2022年の制度)

  • スリーアウト制とは、3歳未勝利馬が、3連続9着以下となると2か月出走できないこと。
  • 優先出走権とは、除外が多い未勝利戦において、前走で掲示板に入った馬や、休養明けの可能性がある馬を優先する制度。
  • 3歳新馬戦の廃止は見送り。ただし、3月ではなく2月に終了となった。

スリーアウト制とは?|2022年以降も継続

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スリーアウト制とは、3歳以上の未勝利馬が3回連続して9着以下だった場合に、2カ月の出走停止となることです。2022年も継続します。

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例えば、ドバウィビクトリー号は、2020年1月26日の未勝利戦で、3回連続9着以下となり、スリーアウトが成立。2か月間出走停止となり、外厩で鍛え直しました。復帰後は、矛先を変え、ダートの短距離で追い込みの作戦を取り、単勝万馬券ながら、6着に入線しています。

狙いは、能力が劣る馬を排除し、チャンスがある馬を優先すること。中小の馬主にとっては厳しい制度です。中央競馬では8着まで賞金が出ますので、9着以下というラインが引かれています。

正確な定義 3歳以上の未勝利馬が平成31年1月1日以降に出走した中央競馬の平地競走において3回連続して8着以内の着順を得なかった場合は、当該3回目の競走の実施日の翌日から起算して2ヵ月間平地競走に出走できません。
ただし、未出走馬として出走したとき、競走中止となったとき、裁決委員がやむを得ないと認めたとき等は、当該競走は回数に含みません。
JRA公式サイトよくある質問 Q38

ワンアウト制はあるの?

実質ワンアウト制となるのが「タイムオーバー」の制度。距離や馬場により異なりますが、未勝利馬の場合、勝ち馬から平均して4.5秒離された場合に、平均して2カ月間出走停止となります。正確な基準は、JRA公式サイト「タイムオーバー」に掲載されています。

未勝利戦の優先出走権とは?|2022年以降も継続

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未勝利戦に限らず、競馬のレースでは、最大出走頭数を上回る登録があった場合、一定のルールで出走馬、出走できない馬が決まります。

未勝利戦の優先出走権のルールは、最近、掲示板(5着まで)に入ったか、入らなかったかが、大きなカギとなります。

簡単に言えば……

  • 約1か月以内のレースで、地元(関東か関西)で掲示板に入った馬は、強いから優先する。
  • 未出走(デビュー前)の馬や、休養を挟んで鍛え直した馬は、可能性があるからなるべく出す。
  • 掲示板に載らなかった馬は、除外の可能性あり。

という制度です。くわしいルールは、以下のようになります。
サラブレッドクラブ・ラフィアンによる)

未勝利戦の出走馬決定順位は次の通りです。( 1 )~( 3 )の各条件で出走可能頭数を超えた場合には、その条件の馬同士で抽選となります。

  1. 4節( 約1か月 )以内の前走で5着以内の自ブロック所属馬
  2. 未出走馬のうち自ブロック所属馬
  3. 出走間隔の長い自ブロック所属馬
  4. 4節( 約1か月 )以内の前走で5着以内の他ブロック所属馬
  5. 未出走馬のうち他ブロック所属馬
  6. 出走間隔の長い他ブロック所属馬

※美浦所属馬は中山・東京開催が自ブロック、栗東所属馬は京都・阪神開催が自ブロック(第3場は対象外)。

狙いは、能力が劣る馬を排除すること。この制度も、中小の馬主には、厳しいものとなっています。

ちょっと変わった例が、2020年9月6日の新潟5R(新馬戦)。クロンターフは、血統馬で1人気に推されましたが、あいにくこの日の新潟は、内枠の馬が苦戦した馬場。7着に敗れてしまいます。

休養を経ない限り、次走の未勝利戦は、優先出走権がない形です。これほどの馬でも、レースに向けて十分な仕上げができない、ということも起こりえます。(幸い10月に、出走頭数が少ない未勝利戦があり、無事出走できています)

優先出走権を生かした馬券の買い方

未勝利戦を予想するさい、前走5着以内の馬は優先出走権を持っていることが多く、厩舎は適鞍てきくら(距離、芝ダートの別、コースなどが合っている)に登録したうえで、ピンポイントで仕上げてきます。そのため、人気にはなりますが、高確率で馬券になります。

一方、優先出走権がない馬は、何度か抽選に落ちてピークを過ぎてしまう、(短距離向きなのに)比較的登録数が少ない中距離に登録して敗れるといったケースがあります。

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スーパー未勝利戦とは?|2018年までで廃止

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2018年まで、9月第2週からの3歳未勝利戦は、通称「スーパー未勝利戦」と呼ばれていました。

①通算出走回数が5回以下の馬、②直前に出走した平地競走で5着以内に入った馬のみが出走できるレースです。

デビューが遅れた好素質馬を救済する目的もありましたが、やはり能力が劣る馬を排除するという趣旨になります。現在は、9月2週以降の3歳未勝利戦そのものが全敗され、さらに優勝劣敗が進んだ形となっています。

3歳新馬戦の廃止とは?|2022年廃止は回避、ただし2月3週で終了

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JRAは、2021年から、3歳新馬戦の廃止を検討しています。実際には3月→2月で終了と決定され、2022年は2月3週で終了となります。

これは、3歳新馬戦の除外ラッシュの解消が目的と言われれています。新馬戦は、勝てば名誉であり、スローペースで馬群も緩く、新馬を壊さないレースが多いため、どの厩舎も選べるなら新馬戦に登録しようとします。

(受験生に例えるなら、本番の前に模擬試験があれば、誰もが模試を受けたいという意味です)

新馬戦が減ってしまうと、未勝利戦のペースは新馬戦より速く、馬群は詰まるうえに、1戦の経験値で大きく成長した既走馬と戦うこととなります。奥手であったり、ケガなどで調教が遅れ、3歳でデビューする馬には厳しい条件となります。

これらの動きをまとめると、JRAは、2歳新馬戦で勝てるような馬を育てなさい。無理なら2月1週まで。仮に、そこで負けても、9月1週までの未勝利戦で何とかしなさい、と言いたいようです。

かつては、新馬戦は3歳3月、未勝利戦は3歳10月までありましたので、優勝劣敗は厳しくなっています。

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