ダート戦 馬体重と斤量の影響

マネードラゴン馬券塾
マネードラゴン馬券塾

ダート戦の馬体重と斤量の影響を説明します。

ダート戦と馬体重

マネードラゴン馬券塾
マネードラゴン馬券塾

芝に比べて力を要するのが、ダート戦。馬体重が大きい方が有利と予想されますが、データはどうなっているのでしょう?

馬体重勝率連対率複勝率単回値複回値
~399kg0.4%1.7%2.7%227
400~419kg2.2%5.1%8.8%4546
420~439kg3.8%8.6%13.6%5362
440~459kg5.7%11.7%18.4%7272
460~479kg6.8%13.8%20.7%7974
480~499kg7.6%15.2%22.5%7877
500~519kg8.6%16.8%24.6%8278
520~539kg9.0%16.6%24.2%7074
540~9.7%16.6%23.5%8077

集計期間:2015. 1. 4 ~ 2019.12.28(ダート戦のみ)

結果は、見事なまでに馬体重が大きい方が有利。520キロを超える巨漢馬は、さすがに少し持て余すようですが、それでもなお強さを見せています。

ダート戦と馬体重|稍重・重・不良の場合

マネードラゴン馬券塾
マネードラゴン馬券塾

道悪のダートでは、パワーからスピード優先の馬場になります。馬体重が小さな馬でも活躍しそうですが……?

馬体重勝率連対率複勝率単回値複回値
~399kg0.5%2.0%2.0%57
400~419kg2.2%4.7%8.3%3138
420~439kg3.9%9.3%14.1%5258
440~459kg5.7%11.9%18.6%7975
460~479kg6.8%14.0%20.9%7873
480~499kg7.8%15.2%22.6%7475(△4)
500~519kg8.4%16.5%24.2%8679
520~539kg9.6%17.1%25.2%7375
540~9.5%16.8%25.0%10691

集計期間:2015. 1. 4 ~ 2019.12.28(ダート戦のみ)
限定条件:[稍重・重・不良 のみ]

想像に反し、道悪では馬体重が小さな馬は、大きく成績を下げました。また、パワー不要のスピード優先馬場にも関わらず、意外なことに超大型馬が有利になりました。

この理由を説明できた人を見たことがありませんが、筆者はダッシュ力の関係ではないかと思います。ダートの道悪は、前が止まらないため前有利。どの馬も先手を取りたいのですが、そうなると腰回りが発達した大型馬が有利になります。小型馬は、ダッシュが利かないため、道悪では不利な、後ろ寄りのポジションになると考えられます。

ダート戦と馬体重|短距離と中・長距離

マネードラゴン馬券塾
マネードラゴン馬券塾

短距離ダートはスタートが命。腰回りが発達しやすい、大型馬が有利に感じられますが、データがどうなっているでしょうか?

結論から紹介すると、ダート競馬において、距離と馬体重は無関係でした。

馬体重別集計 ダート(マイル以下)

馬体重勝率連対率複勝率単回値複回値
~399kg0.3%1.1%2.5%033
400~419kg2.3%5.2%8.8%5340
420~439kg3.7%8.2%13.0%4759
440~459kg5.7%11.6%18.3%6872
460~479kg6.8%13.7%20.6%7775
480~499kg7.5%15.0%22.1%7775
500~519kg8.7%16.8%24.2%7675
520~539kg8.9%16.1%23.5%6676
540~9.2%15.9%21.7%10271

集計期間:2015. 1. 4 ~ 2019.12.28(ダート戦のみ)

馬体重別集計 ダート(1700m以上)

馬体重勝率連対率複勝率単回値複回値
~399kg0.9%3.4%3.4%89
400~419kg1.9%4.7%8.6%2463
420~439kg4.0%9.4%14.7%6669
440~459kg5.7%11.9%18.4%7972
460~479kg6.9%13.9%20.9%8272
480~499kg7.7%15.4%22.8%8079
500~519kg8.6%16.8%25.1%8981
520~539kg9.0%17.0%24.8%7472
540~10.1%17.0%24.8%6582

集計期間:2015. 1. 4 ~ 2019.12.28(ダート戦のみ)

ダート戦の馬体重と枠順

マネードラゴン馬券塾
マネードラゴン馬券塾

この項目は、編集中です。

ダート戦と斤量

マネードラゴン馬券塾
マネードラゴン馬券塾

瞬発力を問う芝に対し、ダートでは前がかりのバテ比べが基本。スタートがカギとなる短距離ならともかく、斤量は問われないと予想されますが、データはどうでしょう?

斤量勝率連対率複勝率単回値複回値
~49kg6.3%14.7%21.4%5880
49.5~51kg4.2%8.6%13.6%6263
51.5~53kg5.3%10.6%16.5%7471
53.5~55kg6.7%13.4%20.1%7472
55.5~57kg7.8%15.4%22.9%7776
57.5~59kg7.3%17.5%27.2%9883
59.5~0.0%0.0%0.0%00

集計期間:2015. 1. 4 ~ 2019.12.28(ダート戦のみ)

データは、斤量が重いほど、好成績に見えます。しかし、57.5キロ以上で出走する馬は非常に少なく、5年間でわずか333頭(55.5~57kgは、5万頭以上)。これは、ハンデ戦の強い馬のデータになっています。

57キロ以下を見ると、やはり、ダートでは斤量は問われないが正しい結論です。

より正確に言えば、斤量が軽く有利になる牝馬は、馬体重自体が軽いため能力が劣り、メリットが相殺されていると考えられます。斤量は問われてはいるが、予想には無関係というのが、最も正確です。

斤量勝率連対率複勝率単回値複回値
減:無・不明7.4%14.7%21.9%7574
減:☆(1K)5.2%10.3%16.4%7375
減:△(2K)4.9%10.6%16.3%6267
減:▲(3K)4.7%9.4%14.8%7568

集計期間:2015. 1. 4 ~ 2019.12.28(ダート戦のみ)

減量騎手の起用は、結果につながっていない状況ですが、単勝回収値を見ると、3キロ減なら効果がありそうです。

GⅠチャンピオンズカップ コースの傾向は? 中京ダート1800mの特徴、有利な馬や枠順、得意な騎手は?

コメント

タイトルとURLをコピーしました