万馬券・１０万馬券の取り方｜導入直後に万券１０本を連打した超シンプルな３連単馬券術を公開

本命党だった自分が、導入直後に万券１０本を連打！

１日数クラを予想で、次のような馬券を的中してきました。

９月１７日　中山５Ｒ１２３８２０円

９月２９日　兵庫特別７８０００円

９月１日　小倉１２Ｒ６４４００円

８月３日　都井岬特別５２９３０円

９月２２日　佐賀11Ｒロータスクラウン賞　３連単２９９８０円

誰でも簡単にできる、３連単万馬券予想法！

「ある考え方」「ある方法」をとるだけで、本命党が、予想初日に５万馬券を的中できたのです。

それ以降も、１日に数クラの予想で、コンスタントに万馬券を的中することができました。その後、１０月以降は投資法を変更しましたが、結果として２０１３年の年間プラス決算につながりました。この予想法は実はきわめて簡単です。

買い方の上で参考にしたのは、樋野竜司氏（ひのクン）の『３連単朝イチからの儲けの構造』です。

『３連単朝イチからの儲けの構造』は、３連単発売当初に出された本ですが、内容的にいま読んでも価値はあると思います。

適正な購入点数とは？

書籍の内容のなかに「適正な点数」というものがあります。ＪＲＡ公式サイトの「フォーメーション組み合わせ数計算」により、１８頭立ての場合の各券種の最大点数を洗い出してみます。

• 馬連　１５３点
• 馬単　３０６点
• ３連複　８１６点
• ３連単　４８９６点

馬連を基準に考えてみます。長年刊行してきた専門紙が、バランスがよいと判断した馬連の７点を適正な買い目点数とすると、各券種での点数は次のようになってきます。

• 馬連　１５３点　７点が適正
• 馬単　３０６点　１４点が適正
• ３連複　８１６点　３７点が適正
• ３連単　４８９６点　２２４点が適正

意外ではありませんか？　３連単を、多くの人が慣れ親しんだ馬連７点の感覚で買うなら、２２４点が適正なのです。

人気メルマガが不調に陥るのも点数不足

競馬のメルマガと言えば、現在レジまぐが主流となっています。

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レジまぐは、古くは競馬データぶろぐ。、近年はVIVA競馬（廃刊。トリプルバイアス～ from VIVA競馬！ ～として最近復活）、少し前はPAC-3(target：重賞レース）が１番人気でした。しかし、いずれも人気絶頂のあとに、不調期に入った経歴を持ちます。これはなぜなのでしょうか？

例えば、PAC-3(target：重賞レース）の馬連、３連複の買い目点数は、以下のようになっています（2020年5月17日まで通算）。

	PAC-3の平均点数	適正な買い目点数	通算回収率	2020年回収率
馬連	１３	７	１７１％	７５％
３連複	２４	３７	８８％	４７％

馬連では、適正以上の点数を購入し、結果も出ていますが、点数が少な過ぎる３連複でやや苦戦となっています。このように、適正点数という考え方は非常に重要です。

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なぜ競馬ファンは、適正点数を買わないのか？

背景にあるのが、ファンの「財布の中身」です。３連単で、適正な２２４点買いをすれば、１レースで最低２２４００円かかります。多くの方が、メインレースほか３クラくらいは買うでしょうから、想定予算は６万円以上！

また、２２４点で当てても、当てたことにならないという、妙なプロ意識も背景にあることでしょう。こうして、３連単を３０～４０点程度で購入する、適正点数の７分の１程度、馬連換算なら１点予想で購入し、不的中のヤマを築いてしまいます。

３連単は多点買いがふさわしい。このことを、３連単発売当初に指摘したヒノくんは、鋭い目を持っていると思います。３連単をコンスタントに当てる１つ目の方法は、単なる２２４点買い（多点買い）なのです。

３連単はブームになり、みながこの券種に殺到しましたが、土日で１０万程度を動かせる人間に根こそぎ奪い取られ、競馬離れが起きかねない事態となり、ＪＲＡはワイド、馬連などの還元率のアップ（2014年）を行うことになったのです。

		単勝	複勝	枠連	馬連	ワイド	馬単	３連複	３連単
1999年	馬連全盛期	3.1	3	12.9	79.3	1.7
2009年	３連単ブーム	3.9	5.9	4	15.6	4.5	10.4	18	37.7
2019年	現在	6.6	9.4	2.6	13.9	6.1	7.2	21.4	29.9

軸馬はどう決めるのか？

軸馬の決め方は、しっかりした理屈が、あれば何でもかまいません。しかし、１人気の複勝率６４．２％を目安とすると、最低でも５割程度の複勝率はほしいところです。複勝率５割といっても、４着以下になる率（不的中率）も５割あります。３連敗率は、１２．５%あります。

一見小さい数値ですが、数週間も続ければ引く可能性大です。仮に３連単の適正点数、２２４点買いで３連敗した場合、損失は実に６万７２００円にも及びます。軸馬のデータ（複勝率）を甘く見ると、命取りになりますので、十分ご注意ください。

なお、相手次第では好配当になるので、１番人気でも構わないです。

自分が取った方法

自分の場合は、上位人気から、早い段階の単勝の異常投票で軸馬を出していました。なんとか、５割以上の複勝率は維持していましたが、現在の異常投票は、相乗り防止のため直前にシフトしています。また「単勝は９割が締め切り直前に売れる」というような声も聞いたことがあります（正確に知りたい方は、JRA-VANのデータで分かります）。

３連系や馬連に比べ売り上げの低い単勝オッズ、それも早い段階のオッズは、数万円程度の購入でもオッズが動くはずです。単勝の異常投票の利用は、現在はおすすめしません（利用する場合、締め切り直前がおすすめ）。

結論として、軸馬は信ぴょう性のあるデータで、複勝率最低５割の確保がおすすめです。下の記事の冒頭部分も、高確率の軸決めに、参考になると思います。

【競馬投資】複勝しかあり得ない？ 必勝法と儲かる本当の理由

改訂中です。ここから下はまもなく改訂いたします

ヒモ馬はどう決めるのか

軸馬の決め方は、何かしっかりした理屈があれば、何でもかまわないと述べました。ヒモ馬は、理屈すら必要なく、たとえば人気順など、何も考えずに買うのがコツです。理論派の人は、ヒモであっても「適当に買う」ということが、苦手な傾向があります。

今回記事の趣旨ではないので深くは触れませんが、競馬は自然現象的な側面も多く、ヒモ馬には、とくにその傾向が強く出ますので、あまりヒモの理論を立てても意味がありません。

この馬券でも、相手馬は１番人気から１１番人気までを買っています。脱税で裁判になった大阪の馬券師の考え方も、恐らくこれに近いと思います。ほぼ全レースのさまざまな券種を大量に買う方法なので、軸馬選定は相当詰めた理論（重回帰分析）で運営し、ヒモは多点買いで、期待値が高い目を根こそぎ購入する方法を取っていたのではないでしょうか？このように点数に気をつければ、３連単は十万馬券でも当てることは難しくありません。

やはり５万馬券、１０万馬券というのは当たるとかなり興奮するもので、私自身も楽しい思いをしてきました。いまこのサイトはタイトルにもアドレスにも「複勝競馬投資」と入っており、３連単を推奨する立場ではないです。しかし、５万、１０万馬券をまだ獲っていない方は、一度当たることを体感して経験値をつんでおいても良いかもしれません。

３連単も当てられるし、実際に当ててきた。そしてその怖さも身をもって知っていると状態というのは、複勝競馬投資を自信を持っ進めるには、あってもよい要素です（なくても何とかなるとは思いますが）。なお、些細なことですが、３連単か複勝かの論争になったときに、３連単で大きいのを当てていないと、肩身が狭いかもしれません。そういうときには、経験値が役立ちます。