馬券術1969(競馬の天才)は本当か?検証結果

\メルマガ予想が大勝負連勝! 3月回収率は237%/

マネードラゴン馬券塾(メルマガ)

予想は「事前登録制」「買い目強制ロック」「年間回収率強制計算」で業界一厳しいレジまぐを使用しています。

【1番人気のnote】レースVTRから「消える馬」「走る馬」を完全に見抜く方法

皐月賞 中山芝2000mの傾向と攻略法は?

 皐月賞はこちらに掲載→ 無料GⅠ予想(3年連続GⅠプラス決算)

\レースごとに予想を110円から購入可/

レジまぐ / 1年間勝っている予想メルマガを検証

このブログでは、Amazon等のプロモーションリンクを掲載することがあります。

マネードラゴン馬券塾
マネードラゴン馬券塾

雑誌『競馬の天才!』が推す、馬券術1969。本当に勝てるのでしょうか? 競馬ロジック作成歴が長い筆者が検証しました。

馬券術1696とは?

マネードラゴン馬券塾
マネードラゴン馬券塾

馬券術1969とは、1969年とは関係がなく、前走のレースの1〜5着馬の前走着順の合計値が「19」以下で、前走「6〜9」着の馬を狙えという馬券術です。

理論の背景として、レベルの高いレースは、上位入線馬の前走着順が粒揃い(馬券圏内や掲示板に載った馬が多い)であるはずだ、という発想。さらに、前走6〜9着あたりは、人気にならないという考え方です。

馬券術1696の成績は?

マネードラゴン馬券塾
マネードラゴン馬券塾

『競馬の天才!』(2022年第47号)によると、前走のレースで1〜5着だった馬の前走着順の合計値が「19」以下で、例えば、前走2着だった馬の複勝回収率は77%にとどまります。しかし、前走6〜9着馬だと、複勝率20.6%、複勝回収率は80%とのことです。

複勝回収率80%なら、単勝1番人気を買い続けるのと同じで、全く意味がありませんが、競馬の天才!編集部が目をつけたのは、なんと前売り深夜0時時点での単勝オッズ。オッズが20倍以下の馬に絞ると、複勝率31.6%、複勝回収率86%の、補助的には使えるロジックになります。

ここ数年、ロジック研究に注力して分かったのは、ロジックの要素としては、複勝率にして40%程度ないと、意味がないということ。その点で、31.6%なら、ほかの要素と組み合わせれば、利用価値が出てきます。また、回収率もできれば90以上が欲しいのですが、86なら1要素として、可能性があります。

ただ、複勝回収率は年度によって、大きな差があります。

  • 2019年 92%
  • 2020年 84%
  • 2021年 80%
  • 2022年 92%

残念ながら、2021年の80%はかなり苦しい数値で、苦労して計算したにも関わらず、単勝1番人気の複勝と同じという結果です。

しかし、ご自身の得意ジャンルと掛け合わせたり、あるいは競馬場ごと、距離ごと、クラスごとなどで計算すれば、より安定した回収率が出てくる可能性があります。その辺は、競馬の天才!のオンラインサロン(有料)で、今後公開されるのかも知れません。

『競馬の天才!』(2022年第47号)では、前号(第46号)の掲載馬の複勝をベタ買いすれば複勝回収率は164%、前々号なら118%と、威勢の良い話が掲載されていますが、年単位で見ると、80〜92%のブレ幅があり、平均で86%というのが実情です。

ポイント 

  • ある「目をつけた馬」が前走6〜9着。
  • 深夜0時の単勝オッズが20倍以内であること。
  • さらに、その馬の前走の1〜5着馬の前走の着順を合計。19以下なら「目をつけた馬」の複勝率は31.6%、複勝回収率は86%ある。

馬券術1696の実戦の感覚

マネードラゴン馬券塾
マネードラゴン馬券塾

『競馬の天才!』(2022年第47号)では、2022年7月10日の小倉3Rをレベル値が高いレースとして、紹介しています。

  • シャドウアイル 次走1着
  • アダマスミノル 次走2着
  • メイショウアジロ 次走1着
  • アークデトリオンフ 次走3着
  • カフジペンタゴン 次走2着 

一見凄そうに見えますが、次走出走時の「前走」にあたる小倉3Rの着順を確認してみます。

  • (2着)シャドウアイル 次走1着
  • (3着)アダマスミノル 次走2着
  • (4着)メイショウアジロ 次走1着
  • (5着)アークデトリオンフ 次走3着
  • (中止)カフジペンタゴン 次走2着 

このように、 前走6〜9着の馬は見当たりません。

競馬の天才!側では、6〜9着でなくとも要注意と認識するよう訴えていますが、すると基礎データの意味がなくなってしまいます。(1〜5着の馬なら、前走3着馬を除き、軒並み標準的な回収率である80を割ってしまう)

さらに、競馬の天才!誌上では、9着だったモズ二キタイを雑誌編集時に未出走の馬として挙げていますが、8月14日に出走し、8着に敗れています。筆者の誤解があるのかも知れませんが、雑誌上の記述にブレがあるように感じます。

もう1度確認しますが、これが8月14日小倉6Rのモズニキタイの出馬表です。

前走6〜9着の条件を満たしています。また、単勝は24.5倍ですが、筆者の記録によれば、20倍を切るオッズで推移していたはずで、オッズも条件を満たすと思わます。

この馬の前走は、競馬の天才!がレベル値が高いとして注目した、7月10日の小倉3Rです。条件はそろったと思いますが、結果的に8着に敗れています。

もちろん同じ条件で3年半買い続ければ、複勝で86%回収できることは分かるのですが、やはり何らかのジャンルで区切るか、他の要素とのかけ合せが必要なようです。

逆に言えば、区切り方やかけ合わせるべき要素が発表されてしまうと、AI予想の1要素として組み込まれ、すぐに旨味がなくなってしまいます。その意味では、大括りで発表されたデータだからこそ、研究すればオリジナルの必勝法に転化する可能性があります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました