Q 東京ダート1600mの傾向と攻略法は?
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(JRA公式サイト)
(競馬場紹介)東京競馬場のダートコースは、日本ではとびぬけて大型の競馬場です。そのため、ゴール前だけでなく、向こう正面も直線部分が長くなります(実はコーナーの間にも短い直線が仕込まれています)。直線を好むのは、小細工や紛れが要らない強い馬。そのため、ダートG1のフェブラリーSは東京ですし、以前はジャパンカップダートも施行された、華々しいチャンピオンコースです。
(東京ダ1600と似たコースは?)ありません。ただし、東京ダ1400は、ダートスタート以外の点は多少似ています。東京ダ1300とのつながりは、やや薄いです。
※短距離・マイルのダートは①1200m以下、②東京ダ1300・1400、③東京以外の1400全て、東京1600に分け、①スピード系、②瞬発力(加速力と最高速度)系、③持続力(それなりの速度×スタミナ)系となります。
東京ダート1600mの予想例
7番と10番の2強対決のレースでした。7ラブベティーは、スピード指数が抜けた存在。高い指数は同じ東京1600で記録しており、直線部分が多く紛れがないこのコースでは、まず落とさないと言える存在でした。
逃げ脚質ですが上りもかなり速く、前々で速い上がりを繰り出すという、未勝利は卒業して当たり前という馬でした。
一方、2強を形成した10番は、前走新潟コースで上り3位で4着したまで。新潟の直線はギリギリやや長いと言える程度、コーナーは急カーブで、東京コースとはかなり異なる設計です。
ダートコースの直線の長さランキング(JRA全競馬場 直線の長さと急坂ランキング)
- 東京ダート(501.6 m)
- 中京ダート(410.7 m)
- 新潟ダート(353.9 m)
- 阪神ダート(325.5m)
- 京都ダート(329.1m)
- 中山ダート(308.0 m)
筆者のメルマガでも、4カズオは、「7(◎)は、1勝クラス(牝馬)でも通用する時計」という理由で本命に推し、「10番の決め脚が非常に微妙で、ルメール人気の可能性あり」と考え、7番を軸に人気薄に流しています。10番は4着に敗れ、ワイドを2点的中しています。
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東京ダート1600mの意外なデータ(回収率が高い)
- 上がり1位の馬が3連複の軸
- 実は位置取りは全く問われない
- 前走はダート中距離も善戦
上がり1位の馬が3連複の軸
上り評価 | 出走数 | 複勝率 (%) | 回収率 (%) |
1 | 487 | 45 | 93.2 |
2 | 443 | 32.7 | 70.8 |
3 | 441 | 28.1 | 72.9 |
4 | 461 | 27.8 | 77.9 |
5 | 457 | 23.9 | 81.9 |
「意外なデータ」のタイトルですが、まずは東京ダート1600mでは外せない、瞬発力の高い(加速と最高速度に優れる)馬の成績を確認します。上り評価1位の安定感が抜けており、3連複の軸なら、もっとも速い上がりを出しうる馬がおすすめです。
瞬発力は、基本は前走の上りタイム(例えば36.0のように競馬新聞に記載)が速い馬を選びます。上りタイムは、正式には上がり3ハロン(600m)の走破時計のことで、600mのなかに直線が占める割合が高いコース(つまり直線が長いコース)では、各馬速く出ます。また、距離、馬場状態や、前半中盤のペースによっても、上りタイムは変動します。
このように、上り上位3頭を選ぶと言っても、大変です。効率化するには、競馬新聞で目立たせる表示となることが多い、上り上位を過去に記録した馬同士をしっかり比べることです。
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実は位置取りは全く問われない
予想脚質 | 出走数 | 複勝率 (%) | 回収率 (%) |
逃 | 848 | 31.3 | 73.7 |
先 | 1727 | 22.9 | 73 |
差 | 1857 | 20.4 | 70.5 |
追 | 2152 | 14.2 | 70 |
東京1600ダートは、直線が長く、瞬発力(速い加速と最高速度)を問うコースという理解で間違いありませんが、位置取りは問われません。
芝ほどは最高速度が出ないダートだけあり、追込はさすがに少し不利ですが、同じ東京のダート1300、1400よりは届いており、作戦でなく実力を問う「日本のダートのチャンピオンコースの1つ」にふさわしい設計です。
前走はダート中距離も善戦
前走 | 出走数 | 複勝率 (%) | 回収率 (%) |
ダート短距離 | 375 | 7.7 | 52.7 |
ダートマイル(1400含む) | 2406 | 23.3 | 69.8 |
ダート中距離 | 2226 | 21.5 | 78.6 |
芝短距離 | 58 | 0 | 0 |
芝マイル(1400含む) | 417 | 18.5 | 80 |
芝中距離 | 393 | 18.6 | 72.8 |
芝クラシック(2200~) | 31 | 16.1 | 50.3 |
上は、東京1600ダートのレースに出走した馬の前走距離別成績です。
1000m以上(人間なら徒歩15分以上)の距離を、おおむね時速50キロ台(ラップ12.0は時速60キロ)で走りぬいた後、500mの長い直線で勝負するわけですので、スタミナは必須です。そのため、前走中距離ダートに出走した馬の成績が良くなっています。
芝ダート含め、前走短距離(1300m以下)の馬は、陣営も勝負にならないと分かっているのか、出走すらしてきません。
なお、上のデータでは前走ダートマイル(1400含む)に含まれ目立ちませんが、前走東京ダート1600mの馬の複勝率は、25%を超えています。
また、芝スタートで特に外枠なら砂を被らずにレースが運べるため、前走芝の馬の成績もよくなっています。
安田記念(芝)、マイルチャンピオンシップ(芝)、フェブラリーステークス(ダート)の全てを勝ったアグネスデジタルは、フェブラリーステークスの3~4コーナーでは、砂を被らない大外を回っています。ワンターンかつ緩いカーブでは、大外の距離損は少ないのです。
4コーナー6番手から、上り1位タイの瞬発力(加速力と最高速度を合わせた概念)を繰り出し、優勝しています。
※データはいずれも過去4年間です。単勝回収率は、ブレが生じやすく採用していません。
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