東京ダート1600mの傾向と攻略法は?

マネードラゴン馬券塾
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 東京ダート1600mの傾向と攻略法は?

筆者 AIとレース観察を学べる競馬メルマガを10年間継続。3年連続GⅠプラス。

Q 東京ダート1600mの傾向と攻略法は?

A はい。東京ダート1600mは、芝スタート、ゆるカーブ、500m越えの長い直線を組み合わせた、全国唯一無二の設計のダートコースで、リピーター向けです。

始めてこのコースで走る馬の立場に立つと、ダートコース自体の景色に桁違いの大きさを感じつつ、「高速の芝スタートに驚く」「向こう正面の直線の長さに驚く」「少し曲がったらまた直線のゆるカーブに驚く」「どこまでもゴールが来ない直線に驚く」となり、驚きの連続です。

実は芝が決して苦手でない馬、カーブが苦手な馬、瞬発力(加速力と最高速度)自慢が水を得た「馬」になるコースです。上りが速く、このコースに実績のある馬の出番です。

GⅠ施行のチャンピオンコースらしく、脚質は問いません(ただし追込はNG)。

また、ワンターンは、ずっと外枠でも距離損が少なく、浮上しやすいのは砂を被るのが苦手な馬です(ただし外枠を引きたいです)。

JRA公式サイト

(競馬場紹介)東京競馬場のダートコースは、日本ではとびぬけて大型の競馬場です。そのため、ゴール前だけでなく、向こう正面も直線部分が長くなります(実はコーナーの間にも短い直線が仕込まれています)。直線を好むのは、小細工や紛れが要らない強い馬。そのため、ダートG1のフェブラリーSは東京ですし、以前はジャパンカップダートも施行された、華々しいチャンピオンコースです。

(東京ダ1600と似たコースは?)ありません。ただし、東京ダ1400は、ダートスタート以外の点は多少似ています。東京ダ1300とのつながりは、やや薄いです。
※短距離・マイルのダートは①1200m以下、②東京ダ1300・1400、③東京以外の1400全て、東京1600に分け、①スピード系、②瞬発力(加速力と最高速度)系、③持続力(それなりの速度×スタミナ)系となります。

開催中 東京ダ1300東京ダ1400東京ダ1600
開催中 京都ダ1200
中山ダ1200
阪神ダ1800福島ダ1150中京ダ1800
コース別攻略 ダート編

東京ダート1600mの予想例

引用 競馬ブック
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7番と10番の2強対決のレースでした。7ラブベティーは、スピード指数が抜けた存在。高い指数は同じ東京1600で記録しており、直線部分が多く紛れがないこのコースでは、まず落とさないと言える存在でした

逃げ脚質ですが上りもかなり速く、前々で速い上がりを繰り出すという、未勝利は卒業して当たり前という馬でした。

一方、2強を形成した10番は、前走新潟コースで上り3位で4着したまで。新潟の直線はギリギリやや長いと言える程度、コーナーは急カーブで、東京コースとはかなり異なる設計です。

ダートコースの直線の長さランキング(JRA全競馬場 直線の長さと急坂ランキング

  1. 東京ダート(501.6 m)
  2. 中京ダート(410.7 m)
  3. 新潟ダート(353.9 m)
  4. 阪神ダート(325.5m)
  5. 京都ダート(329.1m)
  6. 中山ダート(308.0 m)

筆者のメルマガでも、4カズオは、「7(◎)は、1勝クラス(牝馬)でも通用する時計」という理由で本命に推し、「10番の決め脚が非常に微妙で、ルメール人気の可能性あり」と考え、7番を軸に人気薄に流しています。10番は4着に敗れ、ワイドを2点的中しています。

引用 JRA公式サイト

東京ダート1600mの意外なデータ(回収率が高い)

  • 上がり1位の馬が3連複の軸
  • 実は位置取りは全く問われない
  • 前走はダート中距離も善戦

上がり1位の馬が3連複の軸

上り評価出走数複勝率 (%)回収率 (%)
14874593.2
244332.770.8
344128.172.9
446127.877.9
545723.981.9
過去4年(~2022年)

「意外なデータ」のタイトルですが、まずは東京ダート1600mでは外せない、瞬発力の高い(加速と最高速度に優れる)馬の成績を確認します。上り評価1位の安定感が抜けており、3連複の軸なら、もっとも速い上がりを出しうる馬がおすすめです。

瞬発力は、基本は前走の上りタイム(例えば36.0のように競馬新聞に記載)が速い馬を選びます。上りタイムは、正式には上がり3ハロン(600m)の走破時計のことで、600mのなかに直線が占める割合が高いコース(つまり直線が長いコース)では、各馬速く出ます。また、距離、馬場状態や、前半中盤のペースによっても、上りタイムは変動します。

このように、上り上位3頭を選ぶと言っても、大変です。効率化するには、競馬新聞で目立たせる表示となることが多い、上り上位を過去に記録した馬同士をしっかり比べることです。

計算が面倒な場合は、メルマガ マネードラゴン馬券塾もご確認ください。

実は位置取りは全く問われない

予想脚質出走数複勝率 (%)回収率 (%)
84831.373.7
172722.973
185720.470.5
215214.270
過去4年(~2022年)

東京1600ダートは、直線が長く、瞬発力(速い加速と最高速度)を問うコースという理解で間違いありませんが、位置取りは問われません。

芝ほどは最高速度が出ないダートだけあり、追込はさすがに少し不利ですが、同じ東京のダート1300、1400よりは届いており、作戦でなく実力を問う「日本のダートのチャンピオンコースの1つ」にふさわしい設計です。

前走はダート中距離も善戦

前走出走数複勝率 (%)回収率 (%)
ダート短距離3757.752.7
ダートマイル(1400含む)240623.369.8
ダート中距離222621.578.6
芝短距離5800
芝マイル(1400含む)41718.580
芝中距離39318.672.8
芝クラシック(2200~)3116.150.3
過去4年(~2022年)

上は、東京1600ダートのレースに出走した馬の前走距離別成績です。

1000m以上(人間なら徒歩15分以上)の距離を、おおむね時速50キロ台(ラップ12.0は時速60キロ)で走りぬいた後、500mの長い直線で勝負するわけですので、スタミナは必須です。そのため、前走中距離ダートに出走した馬の成績が良くなっています。

芝ダート含め、前走短距離(1300m以下)の馬は、陣営も勝負にならないと分かっているのか、出走すらしてきません。

なお、上のデータでは前走ダートマイル(1400含む)に含まれ目立ちませんが、前走東京ダート1600mの馬の複勝率は、25%を超えています。

また、芝スタートで特に外枠なら砂を被らずにレースが運べるため、前走芝の馬の成績もよくなっています。

安田記念(芝)、マイルチャンピオンシップ(芝)、フェブラリーステークス(ダート)の全てを勝ったアグネスデジタルは、フェブラリーステークスの3~4コーナーでは、砂を被らない大外を回っています。ワンターンかつ緩いカーブでは、大外の距離損は少ないのです。

4コーナー6番手から、上り1位タイの瞬発力(加速力と最高速度を合わせた概念)を繰り出し、優勝しています。

※データはいずれも過去4年間です。単勝回収率は、ブレが生じやすく採用していません。

ダート短距離の攻略は、メルマガ マネードラゴン馬券塾もご確認ください。

開催中 東京ダ1300東京ダ1400東京ダ1600
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コース別攻略 ダート編

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