競馬の勝ち方がわかる記事~実践20年、年間プラスの方法論~

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競馬の勝ち方が分かる記事です。筆者は競馬歴20年。2014年、2015年年間プラス決算(メルマガ成績)。

初稿 … 2016年3月。メルマガの3月の収支表が余りにも示唆に富んでいるため、記事をエントリー。
改訂版 … 2016年8月に加筆、改訂。

競馬の勝ち方はデータ研究が7割

データ派か感覚派か

競馬予想にはデータ派と感覚派があります。

スピード指数や過去の数値などデータを重視するデータ派に対し、感覚派は紙の競馬新聞を使い展開や陣営の勝負気配を推理していきます。バブル期にはデータ派、感覚派、サイン派(=出馬表など主催者の暗号を読み取る)、ロマン派(=応援馬券主体)の4派が拮抗していました。

しかし不景気になり競馬で派手に負ける経済的余裕がなくなってゆくと、サイン派、ロマン派は非常に少数派になりました。サインは、予想者によってブレが大きく収支結果が計算しくいことで退潮したのでしょう。私自身サインでは草島たかよし氏の理論を研究したことがあり偏見はありませんが、サイン関係の書籍をほとんど見かけなくなっています。

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現在アマゾンでもっとも売れているサイン系の馬券本は『陰謀馬券の正体』ですが、馬券本のなかで89位に過ぎません。

現在はデータ派と感覚派が大半だと思いますが、たとえ文系的な感覚派に属していても、ある程度データに依拠しないと、方法の再現性はなく勝ち続けるのは厳しいということを理解してください。数字嫌いのド文系の筆者がそう言うのですから、ここは反論せず飲み込んでほしいところです。

ただし分析ソフトを使用し、100%データに依拠するところまで持っていく必要はありません。経験から言うとデータに70%程度依拠し、残りは数字が取りにくい要素を入れつつトライアンドエラー(PDCAサイクル)で調整していけば勝つことは可能です。データ分析には「ターゲットフロンティア」などの有料ソフトがおすすめですが、無料のデータベースも存在します。最初は無料のものを使い、限界を感じた時点で有料のものに移るのがおすすめです。

競馬投資に不可欠 過去のデータ分析による研究を無料で行う方法

絶対に外せない、仮説を立てバックテストする重労働

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データはエクセルに整理し、これはと思う仮説があればバックテストをします(上の画像)。バックテストとは、仮説として作り上げた理論を過去の競馬新聞等で検証していくことです。仮説のうち98%が10レース程度の検証ですぐに消え去りますが、ほんの僅かに生き残る仮説があります。

バックテストは複勝なら100レース、単勝なら300レースが必要だと私は考えます。ただし、複勝30レース、単勝100レース程度でも、突発的な高配当を手動で除去すれば、一応の是非は判断できます。

多くのレースを分析する手間をかけるなら、ターゲットフロンティア(有力な分析ソフト)を使えば一瞬で終わるのではと思う方もいらっしゃるかと思います。しかしターゲットで分析できる要素は、無限にあるようで非常に少ないというのが実感です。例えば、生産者を切り口にした分析はターゲットではほとんどできません。

私個人の経験から言うと、勝ち方の構築は以下の流れでした。

① 2013年夏~2014年春までの9か月間

データ分析を毎晩2時間程度。会社員を辞めることを決意していたため、できればプラス、絶対に損はできないという至上命題がありました。実はこの状況が重要だったのかも知れません。毎月決まった日にサラリーが入ることが、研究への執念を削いでしまうことがあります。

この時期は3連単主体だったため、かなり派手な勝ち負けを繰り広げていました。公開バックテストというのもやっていました。

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② 2014年夏~2015年春までの9か月間

独立事業者になりました。競馬でも月間プラスの月が増え始め、データ分析は競馬開催日くらい。絶対に損はできないという厳しい金銭感覚を得たことも重要でした。

2014年年間収支

③ 2015年夏~

実戦経験を積み分析が深くなり複勝で10連勝弱が可能に。年間プラス決算も十分視野。この時期はターゲットフロンティアの契約を打ち切り、数字が取りにくい部分の研究をしていました。2016年3月にメルマガの定員が満席になったため、必要な投資としてターゲットフロンティアに再加入し少し高度な分析を始めました。

2015年年間収支

 競馬の勝ち方は「精神的なバイアス除去」が3割

収支表 競馬 3月

競馬で勝つためには研究に基づく投資以外に精神的なバイアスの除去が必要です。上に記載した2016年3月の収支表は、「バイアスを考えるうえで非常に示唆に富みます。

2016年3月に「失敗」した点は、初日に300%の回収率を達成したことです。

馬券

5番人気2着で複勝300円

2月に、絞りに絞って120円前後の配当で6連勝したストレスもあり、またメルマガの読者が初めて満席になったこともあり多少思い切った狙いに挑んだのです。この複勝としては「高配当」であった点で、以降2日間程度の予想が多少狂ったことは否めません。馬券で高配当を当てることは、精神的影響を持つバイアスとなります。

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この10万馬券は、まだ会社に在籍しつまらない会議に出ていたときにスマホで結果を見たのを覚えています。結果を知った後はしばらくご機嫌でしたが、3連単のように一定の不的中の後、大きな額面の的中馬券が来る券種は、巨大な精神的バイアスとなり百害あって一利なしです。仮にJRAの立場になって考えてみてください。ある人に105%の資金を戻すなら、3連単で戻したほうがその人を競馬に引きずり込めるので有利になります。

① 3連単ファンに110%を戻す場合

不的中→不的中→(合計14回の不的中)→15回目に10万馬券を取らせトータル105%くらいの資金を握らせる。

② 複勝ファンに110%を戻す場合

110円→120円→110円→130円→……トータル12回当たり、3回外す程度。興奮度は低く引きずりこめない。

同じ回収率でも3連単のほうが的中時の興奮度が高く、その次のいくつかのレースで大枚をはたかせる可能性が高くなります。このように高配当は精神的バイアスとなり、券種が複勝から3連単に近づくほどバイアスの効果は高くなります。はっきり言えば、3連単を選んでいる時点で冷静な勝負は厳しく、バイアスとなり投資が狂う可能性は大です。

キャプチャ-1

高配当による精神的なバイアスもありその後の予想は連敗。検証すると、気性難や牝馬が要因となっていましたが、これらはずっと前から要注意としてマークしていた要素であり、「好配当バイアス」がなければ勝負回避をしていた可能性があります。つまり強気に攻めすぎたということです。

回収率が300%となった日はたまたま藤田菜七子騎手取材のため、中山競馬場を訪れていました。実馬券を買い、目の前で的中レースを見たことは「臨場感バイアス」として大きくその後の勝負に影響します。WINS、競馬場、友人との同行はバイアスを作りやすく要注意です。パドックを見る方は仕方ありませんが、それ以外は自宅で1人で馬券を買うとバイアスは減ります。

そして連敗も当然「不的中バイアス」になります。わかりやすいのがメインレースで不的中となり、最終レースで無理に穴をねらうようなケースです。注目して頂きたいのが3月13日の投資額を1万円に下げたことです。普通なら負けを取り戻すために多少の追い上げをかけるところですが、何かのバイアスや不運が感じられる場合は実は「追い下げ」がもっとも適当です。2015年の9月以来、連続的中が多く追い下げを繰り出す機会はありませんでしたが、ここで活用しました。

競馬投資 追い上げ・均等・追い下げのどれが望ましいか【1】

興味深いことに3月13日は本命馬が故障し不的中となりました。悪いことは3回続くという世の習い通りの結果です。なおこういった負の連鎖は3回続くことが多く、4回を超えた場合奇数回まで続くことが多いそうです。連鎖を断ち切るのは旅行と掃除と言われています。

悪いことはなぜ3回続くのか(外部サイト)

キャプチャ-1 (1)

たまたま3月19日が雨となり馬券が買えず、またこの週は請負業務での出張が多く部屋の掃除もしたことで、バイアスは断ち切ることができました。その後は本当に強いと思える馬を買い3連続的中。3月27日は、中山競馬、阪神競馬の未勝利を全レース検討した中で、もっとも買いたい馬がたまたま高配当となり運が回ってきて、結果的には月間プラス収支となりました。

3連敗のあと、メルマガの読者の方は今月のプラスは絶望と思われたかもしれませんが、ただ強いと思う馬を1日1クラ買うだけで、きっちりとプラス計上ができました。1日1クラというのも非常におすすめの方法です。なぜなら1日2クラ以上買う場合、まとめ買い以外では、的中があれば次のレースは気が緩み(的中バイアス)、不的中なら見えない焦りが生まれる(不的中バイアス)からです。的中も不的中もバイアスとなるのが競馬の本質です。主催者はその辺も加味して、30分間隔でレースを組んできますし、メインの後には最終を置きます。

主な精神的バイアス

・高配当バイアス … 高配当を的中した後のレースで、予想フォームが崩れやすい。

・的中バイアス … 低配当でも多少注意。できれば1日1レースでバイアスをゼロにするのがベスト。

・不的中バイアス … おなじみのバイアス。負けを取り戻そうとフォームが崩れる。対策は1日1レース、旅行、掃除、複勝馬券(不的中率が小さい)。

・臨場感バイアス … できるだけ競馬場やWINSでの勝負は避ける(パドック派は仕方なし)。

・友人(ライバル)バイアス … 友人と戦果を競うのは競馬の醍醐味ですが、精神的バイアスにはなります。

間隔をわざと置くことも必須

出馬表を検討する際には、ロジックを元に客観的に検討をしても、ちょっとした思い込みが発生します。私の場合は、以下の様な形で精神的なバイアスを除去しています。

① レース前日(または当日早朝) … 出馬表のうち、投資対象となる5レース程度のスピード指数や出走馬のレベルを概観。

② レース数時間前 … ひと晩または数時間の間隔を経て、概観しメドを立てておいた1クラか2クラを詳細に研究。

③ 予想したレース発走後 … 基本的には精神的バイアスを最小化するため1日1クラで競馬から離脱。まれに2クラ目を予想する場合、すでに予想したレースの発走から一定の時間間隔を空けます。不的中だった場合、バイアスが大きくなるので2クラ目を見送ることもよくあります。

④ 土曜日がマイナス決算だった場合 … 翌朝まで競馬から離れ、かなりの時間間隔を開け精神的バイアスを調整します。

(まとめ)競馬の勝ち方がわかる記事~実践20年、年間プラスの方法論~

馬

① 競馬の勝ち方はデータ研究で7割決まる

文系の感覚派では勝てない。必ず予想根拠の70%程度は検証済みのロジックを入れる。検証とは複勝式なら100回以上のバックテストを行うということ。ただし30%程度は数値にならない部分で予想を仕上げることは可。

② 競馬の勝ち方は「精神的なバイアス除去」が3割

全ての精神的バイアスを排除する。高配当バイアス、的中バイアス、不的中バイアス、臨場感バイアス、友人(ライバル)バイアス。また1次予想、2次予想、レース観戦の間に意図的に時間間隔を入れ、小さな精神的バイアスを地道に除去していく。

研究7割、バイアス除去3割で年間プラス決算は十分可能です。メルマガでは、ネットに残せないことを含めこういった「勝ち方」にもかなり分量を割いてお伝えしています。

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