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競馬投資 追い上げ・均等・追い下げのどれが望ましいか【1】

      2016/03/27

競馬投資の資金配分には、追い上げ・均等投資・追い下げの3種類があります。どれが望ましいのでしょうか?


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競馬投資 追い上げ・均等・追い下げのどれが望ましいか【1】

 

競馬投資 追い上げがNGなのは「パンクするから」だけではない

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追い上げ投資とは予想レースが不的中になった場合に投資額を増やし、的中時にプラス決算を目指すものです。

1R目 10000円投資 ハズレ
2R目 15000円投資 ハズレ
3R目 25000円投資 複勝210円的中
合計投資額 50000円 合計回収額 52500円(+2500円)

※5000円×投資回数で増額しています。

上のようなイメージです。複勝投資経験が豊富な方なら直観的に理解できると思いますが、複勝の210円は比較的好配当です。この配当レンジを狙うならば、的中率はどんなに研ぎ澄ましても40%が精一杯でしょう。

すると5連敗する確率は、0.6の5乗で8%もあります。上のペースで投資を続けると、5連敗時に15万円の損。次のレースに8万5千円することになり、そろそろ非現実的な投資額になります。運よく的中しても配当が280円を上回らなければマイナス収支。23万5千円を失うリスクを背負い、マイナス収支では目も当てられません。

すると次のような改善策が提案されます。しかし……。

・倍々にするなど投資額を増やせばよい → 6レース目の投資額は32万円と考えにくい投資額になる。

・1レース目の投資額を1000円に抑えれば良い → 3レース目で首尾よく的中した場合の利益はわずか250円となる。

このように追い上げは、計算式をどう工夫しようと、

・投資額が膨れ上がる。

・投資が継続できなくなる(パンク報告は多発、自殺者も出ているのではないでしょうか?)

・当たっても利益が数百円程度になってしまう。

上のいずれかの帰着点にたどり着きます。追い上げ方式は、予想方式にこだわらなくてよいという考え方とセットになることが目立ちます。

多くのファンが長時間かけて血眼で予想している傍ら、例えば1番人気を追うだけで首尾良く数万円程度の利益を手にするビギナーズラックが発生しやすいのも追い上げの特徴です。

ここで気を良くして投資を続け、数か月後にすべての利益を吐き出すのがお決まりのパターンです。これは人がギャンブル依存症になるプロセスと瓜二つです。ビギナーズラックに騙されてはいけません。

 

競馬投資 追い上げの提唱者「日本競馬投資協会」はいま

出典:楽天(画像はクリック可能です)

競馬の追い上げ投資法を世に広めたのは「日本競馬投資協会」の「100円玉ではじめる驚愕の財テク新理論」というベストセラーです。統計的には投資が成功するということを数式で説明し、通常の競馬予想を一切放棄してよいという斬新な理論でした。

確かに下手な競馬予想ならサイコロを振っているのと大差はありませんので、その分資金配分に時間を割いた方が良いというのは真実です。この書籍は、予想法(必勝法)ばかりに目が行き、投資資金の計画がおろそかになっていた競馬ファンに一石を投じたという時代的な意味があったと思います。

しかしいくら数学的には成り立つのだと説明を受けたとしても、実際に運用すると非常に無理があるのがこの方法です。

・掛け金が上がり普段投資したことがない金額を投資せざるを得なかった。

・一時期上手くいったが、連続不的中に出会い資金をすべて失った。

こういった口コミが続出し、投資協会側も新たな数式を開発したり、均等投資法を提案したり一定の進展を遂げましたが、結局廃れてしまいました。

うがった見方をすれば、バブル崩壊後とはいえまだまだ資金力があったサラリーマンに、やや無理がある夢を見せ、書籍や協会会員に販売される必勝法を大量に売りきりいなくなってしまったひとつの「商売」だったということです。

最も押さえておきたいのは、多くのファンがパンクしその声が掲示板等で広がり廃れたという点です。

現在もより「安全」な数式で追い上げを勧める人がいますが、そもそも原点から成り立たないのが追い上げです。

つまり回収率が90%程度にしかならない必勝法を資金配分で100%に乗せるマジック。このような都合のよい話はなく、言葉には表現できないほどの苦労をし汗を流して回収率100%越えの理論をっ構成するしかないということです。

面倒な研究を放棄して対価を得たい。多くのファンが潜在的に抱えている欲をうまく突いたのが追い上げ投資法です。これは近年「スマホをタップするだけで一瞬で副収入!」というような怪しげな広告と、同一のマーケティングだったのです。

参考になる掲示板上の会話

10 2000/09/20(水) 09:06
>確率統計学者さんサンキュー
最終的には、期待値が1を超える法則を見つけなきゃ
必勝法になりえない故に必勝法は存在しない
というのが結論ってことでしょうか?

11 確率統計学者 2000/09/20(水) 11:26
>10
その通りです。
ただ、期待値1以上でも的中率が異常に低いとか
穴予想で浮き沈みが激しいのはサンプル数をかなり多くしないと
過去は1以上だったが今後は1以上あるかは疑問符なので
的中率は高いほうが信憑性が高いです。
ですからサンプル数より的中数に注目してはどうでしょう
(的中数最低100以上、できれば300くらい)
あとたまたまの高配当上位3つくらいは無視して考えたほうがいいですね。

とにかく資金配分で机上の理論が実行できるという本が売れると
信じる人が増えて自己破産者や家を失う人が増えるので
競馬のイメージが悪くなっていやですね。
私の過去最悪の統計では10%前後の的中率がある買い目
(コンピ指数1位と4位の組み合わせだったと思う)が
175回連続で外れたことがありました。

出典:2ちゃんねる掲示板

この記事は続きを作成予定です。続きでは誰もが違和感を覚える「追い下げ投資法」について本質を明かす予定です。

➡ 競馬投資 追い上げ・均等・追い下げのどれが望ましいか【2】

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