
競馬のレジまぐの「勝負師のチョイス/超回収型ワイド1点理論」の電子書籍が気になっているのですが、大丈夫でしょうか?
買い切り型の競馬予想システムですね。競馬理論の見極めを20年続けてきた立場から、教材の信頼度をジャッジします。(記事アップ後、気になり、実際に買いましたので追記しました)
「超回収型ワイド1点理論」は、売り上げ上位|信頼度A

「超回収型ワイド1点理論」は、レジまぐの電子書籍部門で、売り上げ2位であることは確かです(信頼度A)。1位の「パワフルフレーム理論」は、枠連型ですので、よりなじみがあるワイド型を、検証してみます。
「超回収型ワイド1点理論」の投資成績|信頼度C
勝負師のチョイス/超回収型ワイド1点理論の投資成績は、買い切り型の予想法・必勝法であることから、メルマガのように、レジまぐが集計したデータはありません。
その代わりに、発行者が過去にレジまぐで、発行していたというメルマガの成績が掲げられています。

現在、該当のメルマガは廃刊となっており、成績表はスクショだけです。発行中のメルマガであれば、レジまぐ公式の集計が見られるのですが、画像は捏造しようと思えば、捏造は可能です。そのため、この情報は、信頼度Cとさせて頂きました。
「超回収型ワイド1点理論」の的中実績|信頼度B
勝負師のチョイス/超回収型ワイド1点理論の実際の的中実績は、Twitterで発見できました。。
回収380%! pic.twitter.com/OcUZRY7VHV
— なかちん (@1KBEly1j5rwLlo4) January 18, 2020
ワイドの7.6倍を2点で的中している報告です。上のツイート以降、発行者が、購入レースや買い目が分かるツイートを禁止したため、情報は出にくくなっています。サンプルが少ないため、信頼度Bとさせて頂きました。
ほかの情報も総合すると、競馬新聞が出た時点で購入レースが決まり、1日1鞍程度。買い目は、直前のオッズで行う形式のようです。そのため、土日に仕事がある方は、利用しにくいかもしれません。なお、PCやノートがなく、スマホだけでも実践できる予想法です。
なお、オッズを利用していることは、発行者の下のツイートからも分かります。
私は「少しオッズをかじりましたよ」みたいな新参者とは違う!書店に行けばオッズを分析している本が幾つも並んでいたが、どれも心には響かなかった。理由は簡単。長い目で見て儲からなさそう、とすぐに分かるからだ。
もう、超回収型ワイド1点理論のほうは少頭数レースが対象だってバレてるみたいだから出すけどさ。
— 勝負師・桜井将司/1300万円男 (@sakuraibaken) January 26, 2020
この理論から言わせてもらえば、ラインベックなんて眼中にないんだよ! pic.twitter.com/UiCLgtgwrF
上の馬券は、2020年1月26日 京都・若駒ステークスのワイド2.6倍の的中馬券です(発行者自身によるtweetです)。
実際に使ってみて、1か月強の期間で回収率が167%、的中率が6割弱という口コミがありました。ただし、検証期間や、発信者がはっきりせず、この数値は参考程度です。また、ユーザーの感想として、オッズを見ての買い目出しは、フローチャートを使用して30秒程度という内容もありました。
当ブログのこのメルマガに対する感想
調査の結果、発行者がレジまぐで結果を出した確実な根拠は見出せません(画像スクショのため)。
ただ、Twitterでの的中報告者のアカウントは、ごく自然な競馬ファンのようであり、 「超回収型ワイド1点理論」に寄せられた数件のコメントも、素直な感想のようにも見えます。筆者個人としては、疑わしい要素は残るものの、価格2万円でシンプル(1日1クラ程度、ワイド数点、予想所要は30秒程度)という負担の軽さを考えると、前向きに検討する余地はあるように思います。最終的には、自己責任で決断してください。
[追記]実際に、購入しました💦

記事を書くだけのつもりでしたが、あちこち調べ回った結果、どうも大丈夫そうだという気がし、購入しました。
届いた教材は、PDF31ページ。無駄な前置きがなく、早い段階でノウハウに行きます。ノウハウは1ページに収まるシンプルなものでした。スマホからダウンロードして、スクショすれば、どこでも確認できます。そのほかは、自己紹介や実際の使い方の例でしたが、ある程度競馬に慣れていれば、1ページだけ読めば済みます。
早速、1月の確定オッズでバックテストしてみました。買い目の確定は、ネットの口コミ通り30秒。よほどの競馬初心者でなければ、1分かかりません。
ワイドの買い目が、面白いように的中しました! 驚いたのが、3〜4コーナーの時点で、ワイドの買い目が的中することが見え見えだったレースが、複数あったことです。◎の勝ち負けを確信できるようなレースはたまにありますが、買い目の2頭が併せ馬で駆け上がってくるようなレースには、驚きました。
結果は4戦3勝。回収率は267.5%でした。
(※)確定オッズで検証。実際には、締め切り30分前から5分前のオッズを使用するため、タイミングによって、多少回収率が上下します。また、最終オッズで、ごくわずかに条件を満たさなかったケースも、実戦では買うはずで、誤差として購入扱いしています。
10月~1月の成績を検証
2019年10月~1月の成績の検証結果です。条件は、上の(※)の通りです。
月 | 購入R数-的中R数 | 回収率 | 最大連敗数 |
10月 | 14-5 | 107% | 6 |
11月 | 7-6 | 227% | 1 |
12月 | 1-0 | 0% | 1 |
1月 | 4-3 | 267.5% | 1 |
トータル | 26-14 (的中率54%) | 160% | 6 |
表のように、的中率は5割程度、回収率は160%に達しました。気になるのが10月の6連敗ですが、9月最後の該当レースは無事的中していますので、6連敗に備えた資金があれば大丈夫です(計算上、6連敗率は、0.46の5乗となり、1%程度です)。すると、1クラ1万円程度の投資は可能で、10~1月なら、26万円が41.6万円になり、15.6万円の純利益でした。
無料のおまけについて
「超回収型ワイド1点理論」は、無料のおまけがついてきます。表ロジックの条件を満たさなかった場合に、穴狙いのワイドの買い目を出すものです(30秒で買い目が出ます)。約4か月間の検証では、的中率が37.5%となり、的中率は落ちます(最大連敗数7)。しかし、月に1回程度好配当があり、回収率1200%越えも出現しています。的中率4割弱で、この回収率を出せるロジックは、まれです。
PDF内に、ロジックの詳しい説明はありませんでしたが、競馬歴1年くらいあれば、買い目シートから、考え方は分かります。シンプルかつ本質をついた考え方に、驚きました。考え方を盗めるという点でも、よい買い物でした。この発行者は信頼できそうです。ネットで良い評判が立つと、新しい教材は、値上げになる可能性が高く、デビューしたてのいまが買い時です。(終売しました)
(参考)ワイド理論、枠連理論の違い
- ワイド理論 … 対象レース数が少ない。少点数のため、配当自体は低め。月の回収率重視で、手間は少ない方が有難いという投資派向け。
- 枠連理論 … 対象レースが多く、好配当も引っかかる理論。馬券を買ってレースを楽しみたい、的中馬券を自慢?してみたいという方向け。
筆者は、収益重視で手間をかけたくないのでワイド理論を選びました。好配当馬券をため込みたいという方は、枠連理論でも良いでしょう。
【追記】その後、ワイド理論が非常に良かったため、枠連理論も購入しました。👉【自費購入検証】勝負師のチョイス/パワフルフレーム理論(桜井将司)
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