【競馬投資】複勝しかあり得ない? 必勝法と儲かる本当の理由

2・3歳専門(未勝利・新馬・G1・最終)
マネードラゴン馬券塾
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競馬の複勝投資に注目している方のために、見落とせないポイントや裏ワザを公開します。筆者は、競馬歴20年。複勝からスタートしたメールマガジンも発行し、3年連続プラス決算の記録もあります。

内容はもくじから。

  1. すぐ使える複勝の必勝法
    1. マイル以下のハンデ戦の1番人気
    2. レース検索  人気別集計
    3. G1の過去10年の傾向は大ウソ
    4. 芝1200mの8番枠・6人気以下・斤量54キロ以下の複勝
    5. レース検索  馬番別集計
    6. なぜ良い数値が出るのかを、考えることも必要
    7. 複勝率の数値にも注意が必要!
    8. レース検索  馬番別集計
  2. 複勝必勝法の作り方
    1. (1)定番のターゲットフロンティアを使用
    2. レース検索  馬番別集計
    3. (2)データだけでは勝てない
  3. 競馬で投資するなら複勝しかあり得ない?
    1. 複勝式否定派が目立つのは?
  4. 複勝の欠点は、総流し的な馬券であること→ヒモ馬理論への進化は必要
    1. 確かなヒモ馬理論は、複勝研究から生まれる!
      1. 馬券研究は子どもの成長のようなもの
  5. 複勝の必勝法確立のための研究方法
    1. ① ジャンルを選ぶ
    2. ② 仮の予想ロジックを立てる
    3. ③ バックテストを行いエクセルにまとめる
      1. ④ 実践テストを行う(微調整を行う) 
      2. ⑤ 投資開始(微調整を行う) 
  6. 複勝の投資法・必勝法研究 実例
  7. なぜ競馬で投資するなら複勝しかあり得ないと言えるのか
    1. 連勝馬券では、人による検証は不可能
    2. 馬連、馬単、3連複等の理論は長続きしない
  8. 人工知能(機械学習)なら、馬連、馬単、3連複等の理論も可能?
    1. 機械学習によるデータの例

すぐ使える複勝の必勝法

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この記事では、誰にもマネできない、オリジナルの必勝法を作る方法を明かしています。しかし、とりあえず買ってみたいという方もいるはず。この記事のために、手軽な方法を1つ考えてみました。

下は、過去5年間の人気別の複勝回収率です。複勝は、どの人気順を買い続けても、トータルでは、2割ほどマイナスになってしまうことが分かります。これは、JRAが複勝の控除率を20%に設定しているからです。

人気勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気32.3%51.2%64.2%7783
2番人気18.8%37.1%50.8%7982
3番人気13.3%27.7%41.4%8080
4番人気9.6%21.0%32.9%7977
5番人気7.2%16.3%26.7%8077

集計期間:2015. 1. 4 ~ 2019.12.28

マイル以下のハンデ戦の1番人気

しかし、マイル以下のハンデ戦(芝、ダート問わず)に絞り、1番人気(ただし3倍以上のみ)の複勝を買うと、該当馬は【11・13・5・16】となり、回収率は110%に達します。

例えば、2020年8月の関屋記念(ハンデ戦、1600m)です。

1人気のアンドラステの単勝オッズは4.1倍。データから、この馬の複勝は買いと出ますので、3万円程度なら買っても惜しくはないでしょう。結果は3着で、複勝は180円つけました。3万円が、54000円になり、2万4千円の儲けです!

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……このカラクリを、あなたは見抜けたでしょうか?

マイル以下のハンデ戦の1番人気(3倍以上)の複勝がプラスになると言っても、該当馬は【11・13・5・16】ということから、統計の分母は45に過ぎません。複勝なら、最低でも100は分母が欲しいところ。

統計を取る期間を、倍の2年間(2018~2019年)にすると、どうでしょうか?

レース検索

レース検索  人気別集計

人気 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番人気 18- 16- 12- 45/ 9119.8%37.4%50.5%7884
集計期間:2018. 1. 6 ~ 2019.12.28

複勝回収率は、またたく間に84%に急落!

「マイル以下のハンデ戦の1番人気の複勝がプラスになる」というのは、統計分母をわざと絞った、ニセ必勝法(ガセネタ)の典型例です。競馬雑誌や必勝本には、この手法がよく使われます。複勝の必勝法を見かけたら、すぐに統計分母が最低でも100を超えているか、確認してください。

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統計分母が少ない場合は、数回の複穴や特殊な馬場などで、回収率が跳ね上がっていることが大半です。実際に投資を始めると、予想外の連敗が続くなどし、回収率が80%に近づいてゆきます。

G1の過去10年の傾向は大ウソ

G1や重賞で、過去10年の傾向から予想をする方法があります。これは、統計分母が10に過ぎず、大ウソと言って良いものです。

このほか、騎手や種牡馬単位のデータも、統計分母が小さくなる傾向があり、信ぴょう性(再現性)は、低めです。

芝1200mの8番枠・6人気以下・斤量54キロ以下の複勝

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レース検索  馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
1番 11- 24- 24- 515/ 5741.9%6.1%10.3%4672
2番 15- 18- 27- 515/ 5752.6%5.7%10.4%8777
3番 14- 22- 24- 491/ 5512.5%6.5%10.9%6268
4番 10- 11- 27- 524/ 5721.7%3.7%8.4%4261
5番 8- 19- 20- 551/ 5981.3%4.5%7.9%3560
6番 9- 23- 25- 536/ 5931.5%5.4%9.6%3784
7番 21- 16- 22- 515/ 5743.7%6.4%10.3%13886
8番 14- 14- 31- 496/ 5552.5%5.0%10.6%87109
9番 23- 12- 28- 481/ 5444.2%6.4%11.6%11483
10番 15- 20- 15- 527/ 5772.6%6.1%8.7%8354
11番 4- 18- 24- 486/ 5320.8%4.1%8.6%2754
12番 6- 12- 23- 475/ 5161.2%3.5%7.9%2370
13番 9- 12- 12- 460/ 4931.8%4.3%6.7%6055
14番 11- 4- 10- 420/ 4452.5%3.4%5.6%11148
15番 14- 11- 12- 388/ 4253.3%5.9%8.7%12263
16番 6- 9- 12- 340/ 3671.6%4.1%7.4%4154
集計期間:2015. 1.10 ~ 2019.12.28
限定条件:[簡易絞り込み:6番人気以下 のみ]

芝1200mの8番枠、6人気以下、斤量54キロ以下の複勝は、回収率が109%。これは、本物の必勝法です。統計分母は、555ありますので今後の再現性が高いです。

隣枠の7番、9番の単勝回収値にも反応が出ていることで、信ぴょう性が高いと判断できます。

例えば、記事改訂時、2020年8月23日の小倉2R・未勝利(芝1200m)。8番は6番人気で、斤量は54キロでした。

結果は、6番人気で3着。複勝は260円の配当でした。

なぜ良い数値が出るのかを、考えることも必要

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芝1200mの8番枠・6人気以下・斤量54キロ以下の複勝は、なぜ良い数値が出るのでしょうか?

1つには、内過ぎず、外過ぎずということがあります。短距離では、内枠には馬が殺到し、不利、ストレス、前の位置が取れないといったことが多発します。だからと言って、2桁の馬番では、距離損が生じますし、スタートセンスやダッシュ力も不可欠になります。

その点で、7、8、9番の数値が良いと考えられます。このように、データ(量の分析)に当たるときは、必ず質の分析を同時に行います。このくり返しが、大量御データから、お宝を見つけるカギになります。

複勝率の数値にも注意が必要!

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レース検索  馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
7番 29- 22- 29- 564/ 6444.5%7.9%12.4%13786
8番 18- 16- 42- 546/ 6222.9%5.5%12.2%84105
9番 25- 16- 33- 529/ 6034.1%6.8%12.3%10681
集計期間:2015. 1.10 ~ 2019.12.22
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なお、実際に投資する場合、複勝率の数値にも注意します。上に挙げた8番の場合、複勝率は12%しかありません。

経験上、的中率50%なら最大連敗は6程度、40%なら7程度、30%なら10程度、20%なら27程度、10%なら34程度です。

つまり、複勝率12%の場合、30連敗程度の覚悟が必要です。今回の場合、実践上は7、8、9番を組み、ほかの条件を付加するなど工夫し、最低でも30%を超える的中率に仕上げるのが、現実的です。

複勝必勝法の作り方

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「芝1200mの8番枠・6人気以下・斤量54キロ以下の複勝」のような必勝法は、どのようにして作るのでしょうか?

初心者がよく試すのが、競馬新聞を数か月分ため、もしかしたらこの狙い方はどうだろう?と考え、実際に過去のレースで試してゆくものです。

しかし、これはほぼ失敗します。理由は、実験のスピードが遅すぎ、広大な砂浜に数個ある砂金を、手作業で探しているのと同じことです。

(1)定番のターゲットフロンティアを使用

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レース検索  馬番別集計

馬番 着別度数 勝率連対率複勝率単回値複回値
15番 13- 13- 18- 162/ 2066.3%12.6%21.4%90118
集計期間:2015. 1.17 ~ 2019.12.15

必勝法の作成は、ターゲットフロンティアという、定番のソフトを使用します。このソフトは有料ですが、数万のレースでも数十秒単位で統計化でき、大変優秀です。上に掲載したデータも、ターゲットフロンティアを使用しています。

なお、すでに触れたように、複勝式の必勝法を作るなら、統計分母は100以上そろえることを忘れないようにしてください。例えば、当たり付きのアイスクリームを3本買って2本当たった場合に、とんでもなく当たりが多いアイスクリームだとは思わないはず。競馬の必勝法も統計分母の確認は、必須です。

(競馬雑誌は、ときどき統計分母を掲載しない必勝法を載せています。これは、分母を10や20にすれば、簡単に必勝法が量産でき、記事作りが楽だからです)

(2)データだけでは勝てない

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「芝1200mの8番枠・6人気以下・斤量54キロ以下の複勝」は、斤量を組み合わせたのがキモ。なぜ発見できたのでしょうか?

これは、ターゲットフロンティアに当たる前に、短距離では、斤量の軽い馬が有利ということを、知識として知っていたからです。

つまり、データだけではお宝は見つからないのです。科学では、データのことを「量」、言葉で表現できる本質のことを「質」と呼びます。科学は、質と量の両方が支え合って、お互いに影響し合いながら、発展してきました。

競馬の必勝法研究も同じです。理系のデータ解析のプロが参入して、量を追求してもなかなか成果は出ません。

  • 斤量は、スタートと直線のギアアップに関係
  • 稍重以下のダートでは、先行が有利
  • 直線が長いコースは大飛びの馬が有利

こういった質の知識なしには、データの切り口が分からないからです。同時に、競馬新聞と推理に頼り、Excelを使わないような質派(データ競馬が嫌いな人)も、生き残りは厳しくなっています。

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メルマガでは、複勝ロジックをもとに、新馬戦や未勝利戦の予想を配信しています。ロジックの背景についても、公にはできない部分も触れてゆきますで、ぜひメルマガをお読みください。この金額で配信できる期間は、あと少しです。

競馬で投資するなら複勝しかあり得ない?

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複勝の売上比率(%)が伸びてきています。複勝式は、不人気馬券でしたが、2019年の売り上げは2545億円。馬単を超える売り上げとなっています。

単勝複勝枠連馬連ワイド馬単3連複3連単
1999年馬連全盛期3.1312.979.31.7
2009年3連単ブーム3.95.9415.64.510.41837.7
2019年現在6.69.42.613.96.17.221.429.9

複勝だけでなく、単勝やワイドも見直されていることが分かります。

複勝式否定派が目立つのは?

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一方で、複勝式に否定的な、競馬本やファンが多いことも事実です。複勝は配当が低すぎ、長く買い続けても儲からないと言います。

しかし、複勝式でプラス決算にならない人が、なぜ単勝式や連勝式でプラスを生み出せるのでしょうか? 軸馬選定能力が十分でないのに、ヒモ馬(相手馬)選定で神がかり的な能力を発揮する。これは理屈上あり得ないことです。

例えば、野球が好きな人が、自分はヒットは打てないが、ホームランは打てると言っているようなもので、説得力はありません。

複勝は、見た目の配当額が小さいので、感覚的に儲からないように見える。そのことをただ口に出しているようです。実際に筆者は、複勝式メインのメルマガを発行し、創刊から3年連続のプラス決算を実現しています。

年度回収率
2014年 101%
2015年 104%
2016年 106%

別の角度から見ると、払戻率が同じである以上、複勝よりも、馬連や3連単が儲かるということもあり得ません。そもそも、複勝と単勝は、払戻率そのものが有利(80%)に設定されています。

JRAホームページより

複勝の欠点は、総流し的な馬券であること→ヒモ馬理論への進化は必要

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的中率が高く投資に向いている複勝に、弱点があるとすれば、総流し的な馬券であることです。

例えば16頭立てのレースで、本命馬◎の複勝を買うとすると、◎からワイドで総流しをし、適切な資金配分をかけたのと同じ倍率になります。

すると、まず複勝を研究し、確実なヒモ馬選定ロジックが完成したあと、ワイド(そのロジックの実績によっては馬連)に移る。これが一番確かな必勝法です。

例えば、メルマガ(マネードラゴン馬券塾)で配信した5月24日(オークスの日)の京都2Rは、複勝配当は110円にすぎません。しかし、ワイドと馬連の相手ロジックが完成しているため、トータルでは153%の回収率となっています。

まず複勝の研究から始め、軌道に乗ったら、ワイド(または馬連)に進むのが、1つの必勝法です。

確かなヒモ馬理論は、複勝研究から生まれる!

目の前のレースをつぎつぎに予想し、馬単や3連単などを交え、いろいろな穴馬券を買っているうちは、レースの質が見えて来ず、確実なヒモ馬理論は見つかりません。

言いかえれば、ジャンルを絞って複勝式を研究することで、レースの質が見えてきます。レースの質が分かれば、ヒモ馬に適した馬の絞り方が見えてきます。

  • レースジャンル、馬券を絞らない、穴狙い … レースの質が見えて来ない
  • レースジャンルや複勝に絞る、本命サイド … レースの質が見えてくる

例えば、未勝利、短距離、ダート戦、G2戦、ローカル、新潟外回りコースのように、ジャンルを絞って、複勝を買い、データや経験を蓄積することが重要です。

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例えば未勝利戦なら、中位人気までに、効率の良いヒモ馬が存在します。坂のないコースでの条件戦なら、下位人気です。また、長距離も、適性が分かりにくいため、下位人気のヒモに適しています。

穴党は、人気馬の複勝を理解せずに、いきなり穴馬理論を研究していることがあります。ホームランを打ちたいのに、走り込みや1塁打を打つ練習をしない。これでは勝てるようになりません。

いきなり穴馬を買い始めたとしても、最初の1年程度ならプラス決算になることがあります。しかし、例えば3連単なら、3万レースくらい購入しなければ、統計的に実力は見えてきません。はじめの100レース程度でプラスになっていても、数年後には必ず実力通りの数値に落ち込んでゆきます。

馬券研究は子どもの成長のようなもの

馬券研究は、子どもの成長のようなものです。

  • 複勝 … 幼稚園
  • 単勝 … 小学生
  • ワイド … 中学生
  • 馬連 … 高校生

いきなり馬連理論を育てようとしても、手順が理にかなっていないため、成功しません。

馬券の研究は複勝から始めて、馬連までで、基本的には終了です。馬連の1着固定に当たるのが馬単ですが、1、2着がつねにもくろみ通りに決まるほど、競馬は甘くありません。また、3連複、3連単は、適正な点数がかなりふくらみます(点数を絞り過ぎると最大連敗数が多くなり、扱いにくくなります)。

複勝、単勝、ワイド、馬連の範囲内で、プラス決算に向けた勝負が可能です。

複勝の必勝法確立のための研究方法

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複勝の必勝法確立のためには、どのように研究を進めれば良いのでしょうか?

① ジャンルを選ぶ

まず未勝利戦、短距離戦、ハンデ戦など、ジャンルを選びます。基本的には、興味があるジャンルで構いませんが、年間を通じて、試行数が多い方が研究が早く進みます。

② 仮の予想ロジックを立てる

予想・購入・レース回顧の流れを経験しながら、3着までに来た馬の特徴を分析し、複勝馬券を買う馬を選ぶロジックを立ててゆきます。競馬新聞のコラム、競馬雑誌、競馬書籍なども参考にします。

仮のロジックとは、例えば「①スピード指数1位の馬、②外国人騎手に乗り替わった馬、③ローテが中3~5週」のように、複数の要素の組み合わせがおすすめです。要素の数は、10を超えることもあればシンプルに数個に絞れることもあります。

マネードラゴン馬券塾
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直前オッズを要素に含むと、簡略化に成功することがありますが、初めのうちは、オッズに頼らないことが、ジャンルの本質の理解につながります。

また、見落としがちですが、レース自体を絞る条件も、必要であることが多いです。例えば、頭数、混合戦・牝馬戦の別、メンバーの力差等の設定です。

ロジック作成はターゲットフロンティアで一瞬で終わる?

競馬分析ソフトのターゲットフロンティアは、簡単に操作でき、10万単位のレース分析が数分で終わる、優れたソフトです。集計機能としては、時系列オッズなど、独特な要素もあります。しかし、これが落とし穴です。ターゲットフロンティアは、設計者が、世の中の予想法を分析し、使われそうなデータを用意したもの。全て、使い古されており、ターゲットフロンティアのボタンの組み合わせで、簡単に完成するロジックは、残念ながら存在しません。

マネードラゴン馬券塾
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ただ、ロジック作成のヒントを得たり、確率について、体感の経験値を得るのには有効です。例えば、複勝なら、100程度の分母がないデータは、全く意味がないことが分かります!

③ バックテストを行いエクセルにまとめる

仮の予想ロジックが完成したら、過去の出馬表を使い、ロジックのバックテストを行っていゆきます。複勝の場合、100レースのバックテストを行い、回収率が100%前後となれば、開発成功です。仮に馬連ロジックだと、700レース程度のバックテストが必要となり、手作業の研究には、全く適していないことが分かります。

なお、バックステストするレースの時期や年度は、意識してバラしてゆきます。例えば、夏競馬だけで発生する要素などがあり、時期をばらすことで、ロジックの普遍性を確認してゆくのです。

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バックテストの最大の敵は、最適化です。

バックテストしながら、ロジックを調整してゆくことになりますが、このときの最大の敵が「最適化」です。最適化とは、目の前の10レース前後から、無意識のうちに共通項を見出し、それを普遍的な傾向だと誤解してしまうことです。

最適化が起きてしまったロジックは、実践に下ろすと、急に当たらなくなります。これは目の届く範囲のデータに、後づけで当てはめた部分があるからです。

④ 実践テストを行う(微調整を行う) 

つぎに、作成したロジックにしたがって、実際に予想・購入を行います(馬券は、少額での購入がおすすめ)。新しい競馬新聞を目の前にすると、バックテストではサクサクと判断できていた部分に、躊躇ちゅうちょがあったり、もれていた要素が発見できたり、想像以上に改善が必要です。

⑤ 投資開始(微調整を行う) 

実践テストで、安定して資金を運用できるようになれば、投資金額を上げて、本格的に購入してゆきます。ただし、本格運用後も、微調整はつきものです。微調整は、1クラの例外や気づいたことからすぐに調整するのではなく、同じ事象が、何度も起きたときに調整を行います。

複勝の投資法・必勝法研究 実例

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筆者の場合、当ブログやメルマガ読者の方に支えて頂いた成果で、ようやく複勝ロジックが、本格的な完成段階に入りました。

すぐ上に説明した方法で作成したロジックで、予想したメルマガの結果の一部です。2019年3月10日~4月末では、【17721】(複勝率96%)となっています。

これは全て事前配信し、運営者側のチェックを受けています。また、ロジックの一部は、メルマガでも公開しています。

  • 3月10日 阪神 3R◎9グリッサード2人気1着
  • 3月10日 阪神 6R◎5アヴァンティスト2人気1着
  • 3月16日 中山 2R◎2エクリリストワール3人気2着
  • 3月16日 中山 5R◎11トランスナショナル1人気2着
  • 3月17日 中京 5R◎3テイエムクロムシャ1人気2着
  • 3月23日 中山 3R◎2ヤークトボマー1人気2着
  • 3月24日 中山 2R◎1ベンガラグンジョウ1人気1着
  • 3月24日 中山 12R◎16シアーライン1人気1着
  • 3月30日 中山 2R◎4エクリリストワール1人気3着
  • 3月30日 中山 4R◎5ネオブレイブ2人気1着
  • 3月30日 中山 6R◎4オルタージュ5人気2着
  • 3月31日 阪神 3R◎9スティングレイ1人気1着
  • 4月07日 阪神 2R◎16オメガ1人気1着
  • 4月07日 福島 3R◎13サピアウォーフ1人気1着
  • 4月13日 福島 3R◎11フィルストバーン2人気1着
  • 4月13日 阪神 3R◎3アイファーキングス1人気2着
  • 4月13日 中山 4R◎6リワードアンヴァル1人気1着
  • 4月20日 福島 3R◎2スマートフルーレ1人気2着
  • 4月20日 東京 4R ◎5ドンヒューズ 1人気1着
  • 4月20日 東京 6R◎16 レッドクレオス2人気12着【着外】
  • 4月21日 福島 3R ◎13 カフジロッソ1人気1着
  • 4月21日 京都 12R◎6 バーニングペスカ1人気1着
  • 4月27日 新潟 2R◎3ダノングリスター 1人気1着
  • 4月27日 東京 3R◎13タマノカイザー1人気1着
  • 4月28日 京都 7R◎12メイショウキタグニ3人気1着
  • 4月29日 新潟 3R◎7サクセスファイター2人気3着
  • 4月29日 新潟 5R◎7エクセランフィーユ1人気1着

5月以降も的中率は、ほとんど変わりません(左下から見る)。全てレジまぐ運営に、事前提出した買い目です。

メルマガ・マネードラゴン馬券塾

なぜ競馬で投資するなら複勝しかあり得ないと言えるのか

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複勝は、それ単独でプラス決算にできるかは別として、必勝法(ロジック)を作成する出発点となる唯一の馬券です。その理由は、バックテストが100クラ程度で済むからです。

ここでは、総まとめを行いますが、新しい観点も登場します。まずは、以下の用語も理解できているか、ご確認ください。

  • ロジック … 購入する馬を決定する手順。レースを絞る条件も含む。
  • バックテスト … ロジックの有効性を過去のレースで確かめること。複勝式でも、100レースは必要。季節や年度をバラし、最適化の発生に注意する。
  • ターゲットフロンティア … JRAのデータを調査するソフト(有料)。ロジック作成のヒントになるが、これだけでロジックを作成するのは難しい。

連勝馬券では、人による検証は不可能

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馬連、馬単、3連複、3連単で、ロジックを作るのは、不可能なのでしょうか?

答えとしては、最終的に馬連、馬単、3連複のロジックを作るのは不可能ではないが、あくまで複勝から入ることが必要、となります。

過去の結果を容易に検証でき、バグも見つけやすく、再現性があるのが複勝式です。これに対し、複勝式による土台作りをせず、馬連、馬単、3連複でいきなりロジックを作ると、過去の検証が不可能で、バグが埋もれやすく、再現性がないものができてしまいます。

仮のロジックを、バックテストで検証するには、どの程度の過去のレース数が必要なのでしょうか? 筆者は、実践経験から次のような目安を持っています。

  • 複勝投資ロジックは、100レースの検証が必要。
  • 単勝投資ロジックは、300レースの検証が必要。
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なぜ単勝式の方が、検証すべきレース数が多いのでしょうか?

それは、単勝には、配当が極度に高い単穴が存在するからです。50倍程度の単穴は、1か月単位で見て行けば、ある程度の頻度で出現しますし、ときには単勝万馬券も出現します。ロジックが正しくないのに、単穴の効果でプラスになっている。こうした偏りをなくすには、最低でも300レースの検証が必要です。

なお、手作業で、配当が極度に高い単穴を取り除くことも有効です。これは、統計を扱う、基本的な作業になります。

馬連、馬単、3連複なども含めて見てゆきます。

  • 複勝ロジック … 100レースの検証が必要
  • 単勝ロジック … 300レースの検証が必要
  • 馬連ロジック … 1950レースの検証が必要
  • 馬単ロジック … 3900レースの検証が必要
  • 3連複ロジック … 7800レースの検証が必要
  • 3連単ロジック … 46800レースの検証が必要

※14頭立てをベースに計算

このように想定できます。競馬の投資法の確立には、ある程度の手動の検証が入って来ることもあり、1950ものレースを人が検証するのは、至難の技です。

ネットで出馬表は手に入るとしても、エクセルで1950行分、ロジック通りに購入した場合の買い目や配当額を打ち込んでゆくのは、非現実的です。

また、実戦に降ろしたあとも、3連単に近づくほど、高配当に助けられ、バグが見つかりにくくなります。そして、買い目点数が多いため、バグが出現するときには、想像もしなかった連敗数と多額の損失が発生します。このことを踏まえれば、投資するなら、複勝スタートしかあり得ないと、言い切ることができます。

馬連、馬単、3連複等の理論は長続きしない

レジまぐより

現在、競馬予想メルマガの中心となっているレジまぐでは、何年かに1度、圧倒的人気をメルマガが登場します。

いずれも、馬連、3連複等を利用したメルマガで、1~2年間好調を保つのですが、なぜか途中から、不調に陥ってしまいます。馬連や3連複は、一時的に好調でも、突発的な高配当に支えられており、バグが見えにくく、修正が難しいことに原因があります。

なお、競馬データぶろぐ。は、現在は年間回収率が75%前後になっていますが、重賞分析の読み物の充実で支持されています。VIVA競馬!は、1度廃刊になったものの、再度研究を重ね、トリプルバイアス~ from VIVA競馬! ~として復活し、2019年は200%を超える成績を残しています。PAC-3は、検証記事があります。

検証結果 PAC-3(target:重賞レース)の自費購入による検証結果、評判、口コミ
近況検証 当たらない? PAC-3(target:重賞レース)現在不振の理由を探り、購入者側ができる対処法を探ってみた

人工知能(機械学習)なら、馬連、馬単、3連複等の理論も可能?

マネードラゴン馬券塾
マネードラゴン馬券塾

人工知能(機械学習)の仕組みを構築するか、あるいは脱税裁判の卍氏が使っていた「馬王」のようなソフトを使えば、どうでしょうか?

人工知能(機械学習)や競馬ソフトは、全てのデータを機械的に処理しますので、馬連、馬単、3連複など、検証数が多い券種も研究は可能になるでしょう。バックテストも、一瞬で済みます。

しかし、「馬王」の使い手として最も優れた人物である、脱税裁判の卍氏ですら、年間で大負けした年や、トントンに終わった年があります。「馬王」を使えば勝てるというものではなく、結局のところ、操作する人間が、確かな競馬理論を確立することが重要です。なお、「馬王」の利用料は、月額6000円です。

「馬王」の操作方法は書籍化されていますが、口コミを見ると、データベースの知識がなければ難しいともあり、利用できる人は限られそうです。

機械学習によるデータの例

上は、ネットで話題になった、機械学習による競馬予想です。

馬連は、回収率は126%ということですが、統計分母が344レースしかなく、不足しています。また、実際問題として、約300レース経過まで、ずっと負け続けている点、信用して投資を続けられるのかという問題もあります。さらに、的中率は10%前後しかなく、34連敗程度の覚悟が必要です。

3連複は、統計分母が344しかなく、圧倒的に不足。再現性は、ほぼないと考えられます。

機械学習による競馬予想は、競馬の質的な部分と、統計の両方を理解している人(チーム)が作成すれば、現実味はあります。過去の脱税事件数件は、この事例といえるでしょう。

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