サイン馬券は本当にあるの? 儲けることは可能?

マネードラゴン馬券塾
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Q サイン馬券は本当にあるのでしょうか? また、サインや暗号で儲けることは可能なのでしょうか?

サイン馬券とは?

ニューヨーク市の中心部であるマンハッタンの夜景
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サイン馬券とは、世の中の動きと大きなレースの上位入線馬の馬名などが連動するという意味や、JRAが広告や出馬表などを題材に、ファンや関係者にヒントを与えているという考え方です。後者は暗号馬券とも呼びます。

世の中系のサイン馬券として、よく知られているのは、2001年、米国マンハッタンなどで起きた同時多発テロ事件の年、マンハッタンカフェと13番人気のアメリカンボスで決まった有馬記念です。

当時は3連系馬券の発売はなく、馬連としては非常に高額な、48650円の大万馬券となりました。

2023年の有馬記念では、大谷翔平のドジャース移籍から、「ド」ウデュース、「ジャ」スティンパレス、スターズオンア「ース」のサイン馬券を買った人がいました。また大谷翔平の本塁打王や、阪神タイガーズの優勝からタイトルホルダーを予想した人もいました。

結果として、ドウデュース、スターズオンアース、タイトルホルダーが馬券になり、サイン馬券は「大的中」となりました。

ところが、有馬記念が終わった後だからそう言えるのであって、レース前には、出走するほとんどの馬に関連するサインの指摘がありました。競馬は、最大でも18頭立てで、うち3頭が馬券圏内ですので、どの馬を予想しても約17%の確率で馬券になります。

レースが終わった後には「すごいサインが出ていた」ように見えますが、レース前には数えきれないほどのサインの指摘があり実際に参考にするのは意外に難しく、当たったとしても偶然の要素はあります。

しかし、7番人気のスターズオンアースは正攻法では買えないという初心者の競馬ファンにとっては、思わぬクリスマスプレゼントになったとも言えます。

JRAの出すヒントという見方も

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サイン馬券には、世相馬券のほかに、JRAがファン特に初心者や関係者に向けて出すヒントとしてのサインという意味もあります。

例えば、2023年の有馬記念では、JRAのキャンペーンにももクロが登場しています。

もも、クロから8枠・2枠が連想されますので、両枠を絡めて買った人もいるようです。

結果的に、2・3着にもも・クロの枠が入り、これも「大的中」でした。

ところが競馬は8枠制で、指名したある枠が3着以内に入る確率は3/7(約38%)とかなり高くなります。また、8枠、2枠を軸に、枠連の流し馬券を買うとすると、15通りもあり、2023年の有馬記念の枠連の配当980円から考えると、儲けを出すのは簡単ではありません。

しかし、競馬の初心者は、まず競馬新聞をどこで手に入れられるかから調べる必要があり、出馬表の見方も非常に難しく感じます。そのため、JRAがサインを出しているかどうかは別にして、競馬初心者にとってサインは有効と言えます。

JRAは勝ち馬が分かっているの?

JRAがサインを出すとすれば、前提としてJRAが勝ち馬を予測できている必要があります。この点では、JRAはかなりの技術を持っています。ハンデ戦での、各馬の能力を見極めたハンデの付け方には定評があります。そのため、JRAは各レースの上位入線馬をある程度は想定できていると考えられます。ただ、その情報を、サインとして外部に流すかどうかは別問題です。

【体験談】JRAが関係者向けに出すサイン?で1か月全レース的中

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筆者も一時期サイン馬券に取り組んだことがあり、そのときは1か月間に購入した全レースが的中した記録残しています。

筆者の取り組んだサインは、レーシングプログラムに掲載されている情報(枠順、馬名、騎手名、調教師名など)だけで、好走「予定」馬が分かるというもの。

例えばディープインパクトなら、「ディープ」「インパクト」と馬名を分け、それぞれの先頭と最後の文字が、近い馬番の馬と一致していることを重視します。また、2文字続き(ディなど)の一致は特に重視します。

2023年の有馬記念に当てはめると、まず「ース」が一致した8枠に目が行きます(濁点が付く付かないは、融通を効かせます)。また、14番と15番の「池添」の一致も見られ、8枠両馬に注意することとなります。

このサインの考え方は、JRAが競馬を仕組んでおり、関係者(国やJRAと結びつきが強い組織や人?)に、一定のルールに基づいて好走馬を伝えているというものでした。競走馬の差し、追込みなどは自然に負けるための「演出」という見方ですが、競馬の見方が分かってくると、騎手が押しても前半は前に進まない馬も確かにおり、初心者向けのまやかしだとは言えそうです。

また今思うと、馬名にガードされた馬は、各レースに複数頭います。このサインで予想する際も、通常は印のついた競馬新聞を使用するため、競馬新聞の印は、見ていないつもりでも目に入っています。結果的に、サインをもとに本命にする馬は、印がソコソコついていることが多く、5~10頭程度が連続して馬券圏内に入っても、それは偶然とも言えます。

しかし、初心者の場合、出馬表を見れば見るほど、◎が並んだ前走の成績が良い馬を買いたくなるもので、仮に上位人気であっても、サインがオッズが付く馬を示してくれることもあります。このようにサインは、ついつい人気馬を買ってしまい、大穴決着で悔しい思いをしている初心者の味方となることもあります。

JRAはサインを出すことで公正競馬を疑われる?

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JRAの競馬は、GⅠなら最高賞金額が5億円。1番下のクラスの未勝利戦でも、出走しただけで最低でも49万5000円の出走手当が出ます。これだけ恵まれた運営体制ですので、全てを無にしかねない、着順の操作やそれを疑われかねないサイン出しをする動機は、ほとんどなどないと言えます。

そのため、大っぴらなサインは存在しない可能性は高いのですが、中央競馬は出走頭数が最大18頭で3頭が馬券になるゲームですので、どのような方法でも当たることはあります。

特に競馬初心者の場合、どうしても軸が1番人気になってしまったり、穴馬券をもたらす人気薄を正攻法では相手に選定できない場合が多く、サインという考え方は、穴馬券の的中にはつながります。

サイン馬券の意義と中長期的に利益を出す道

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サインに取り組んでいるファンは、合理的でない人というイメージがあるかも知れませんが、実は逆で、理屈で考える傾向があるからこそ、配当にならない強い馬(着順が良い馬)を選びがちであり、理づめで人気薄を買う道具として、サインを道具としているケースもあります。

競馬では1着馬と3着馬では、全く違う理屈が働いています。

競馬のレースのVTRを見るときに、1~5番人気の馬番を暗記してから見るとよく分かるのですが、人気馬はどの馬も早めに仕掛け、勝つことが可能な位置にいます。しかし、あと200mで何頭かが脱落し、このときに漁夫の利を狙って仕掛けを遅らせた6人気以下の馬が突っ込むのは、実によくある競馬です。

騎手の立場にたつと、パドックのオッズ掲示板で例えば「8番人気」と確認できた場合、3着でも調教師も助手も、馬主も評価してくれる計算が立ちますので、前走までとは違った作戦を取ったり、仕掛けを早めたり、遅らせたりします。

このような成り立ちで、成績の悪い馬が3着に突っ込むことがよくあり、競馬の上級者は、相手馬はある程度目をつぶって広く流しています。レースの仕組みを深く理解すれば、サインなしでも、穴馬券は獲れるようになってくると言えるのです。

GⅠしか買わない、本当に少額しか賭けないという方なら、研究時間を取られ過ぎないサイン馬券はおすすめです。しかし、中長期に渡って、ある程度の額で馬券を買う方なら、データが蓄積できる正攻法の方が、プラス決算には近づけると言えます。

筆者の場合も、メルマガを発行し9年目までは、年間回収率は80%前後に留まりましたが、データベースを購入し精度を強化した2023年には91.7%に上昇。2024年は100%越えが見えてきています。中長期的に馬券と向き合う場合、サインよりは、正攻法で経験を積みデータを蓄積する方法がおすすめです。

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