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競馬で1億5500万円 脱税裁判の会社員「卍氏」のインタビュー

   

中央競馬で5年間で1億5千500万円稼ぎ、当初10億円を脱税したとして訴えられた大阪市の会社員。これまでその手法は、本人らしき人物の2ちゃんねるへの書き込みだけが報じられてきました。


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競馬で1億5500万円 脱税裁判の会社員「卍氏」のインタビュー

 

今回会社員は「FLASH」からインタビューを受けました。推定でなく本人が語るのは初めて。その内容を検討してみます。

 

28億7千万円が30億1千万円に

1億5500万円を稼いだのは2005年から2009年の5年間。28億7千万円の投資が30億1千万円になったものです。この5年間の回収率を計算すると104%になります。

まず押さえておきたいのは税務署や司法公認の「勝ち組」馬券師であっても回収率は104%だったという事実。競馬ファンは150%、200%といった回収率の予想やその構築に憧れます。実際にそのような回収率を謳った競馬予想も存在しますが絵に描いた餅であることがわかります。もし本当に安定して150%以上の数字を出せるのなら、投資額は雪だるま式に膨らみ、世界の財界を懐柔し世界政府を樹立するのも時間の問題です。

 

男女10人のマルサが自宅へ

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「FLASH」によると2010年4月に突如スーツ姿の男女10人余りが自宅を訪れ「競馬で儲けてますね?」と言い令状を見せました。大阪国税局のマルサでした。会社員(40代前半、男性)はインターネットで馬券を購入していたとのこと。

なぜ国税局に捕捉されたのかはインタビューでは触れられていませんでした。過去の「競馬最強の法則」によると、国税局は馬券の収益でなく株式投資の類のお金の動きでこの会社員を捕捉したと記憶しています。

10億5500万円の収益に対し10億円課税されたのは法律上ハズレ馬券は経費にならないからです。つまり5年間の払い戻し総額、36億6500万円ー(的中時の馬券代)が収益と見なされるという非常に理不尽な計算となります。ビジネスであれば売上から経費がマイナスされますが、競馬は幸運な臨時収入という設定になります。そのため長期間の経費は無視され、単発的な儲けのみが反映するという理屈です。

会社員が自ら探した弁護士は当初は尻込みしましたが、FX投資などがビジネスと認められていることに注目。会社員は「馬王」という競馬予想&投資ソフトにデータを入力し、レースもほとんど見ないような買い方でした。年間で3千レース程度を購入。確かにFX投資と似た要素があります。結果として馬券収益は「雑所得」と認められ、ハズレ馬券は経費に計上され税金は5200万円に減額されました。

この報道でハズレ馬券が経費になると考えている人も多いようですが、大阪の会社員はあくまで例外です。競馬新聞などを使い予想をして手作業で馬券を買いレース観戦をするスタイルでは、ハズレ馬券代は「楽しみ賃」(=ゲーム機に投じたお金のようなもので、楽しむことと交換されている)と今後も評価されるでしょう。とくにWIN5的中による収入は、臨時収入色が強いと判断されるかもしれません。一定金額の馬券を一定の方法でコンスタントに購入し、予想やレース観戦を楽しんでいるわけでないと客観的に立証できなければ、裁判に勝つのは難しいかもしれません。

現状でJRAはWIN5を含め的中者を国税局に連絡することはしていないようです。しかしWIN5はインターネットでしか購入できないため銀行に入金があります。銀行は犯罪の抑止のために大量の入金は関係各所に連絡することもあるようです。国税も趣味の範囲なら費用をかけてひとつひとつ摘発することはないと思われます。しかし国の財政に影響があるWIN5の高額的中は積極的に納税をした方がよいでしょう。

法律上、払戻金総額-的中馬券購入額が90万円を超えると納税の義務が発生します。年末にIPATなどので払戻金額を確認し90万円を超えているかが第1のポイントです。3連単メインの方は、配当が高く的中馬券購入額が少ないため課税対象になるハードルは低くなります。一方配当が低い複勝ではハードルは高めに。例えば平均して複勝150円を的中させ利益を積み上げた場合、180万円購入、270万円払戻で初めて課税ラインを超えます。税法上は複勝が圧倒的に有利です。

 

大阪の会社員卍氏の現在

現在大阪の会社員(通称卍氏、2ちゃんねるのハンドルネーム)は、裁判が報道されたため会社を退職。並行して行っていた投資信託が2008年のリーマンショックで7千万円の損失を出し、残ったのはクルマ1台程度だったそうです。奥さんからは「子どもがいなければとっくに離婚していた」と言われました。それでも奥さんに支えられ、徐々に納税を進めているとのこと(「FLASH」による)。

 

大阪の会社員卍氏の競馬予想法

卍氏はサクラローレルやマヤノトップガンの活躍期に競馬を始め、まもなくスピード指数にのめり込みました。数値化に強い関心を持つ理系人間だとインタビューでは述べています。

そして「過大評価の馬を避けて過小評価の馬を買う」を根本原理としています。具体的には過小評価となる前走の着順が悪い馬を狙うとのこと。

当ブログ「マネードラゴン馬券塾」では、ブログ上の無料公開予想と➡メルマガにて予想を発表しています。当て続けることで精神的なコンディションを整える狙いもあり、複勝130円程度でも勝負に出ますが、本来この配当なら8割の的中で回収率はようやく104%と割が良いものではありません。ほぼ元返しでも、当てることによりフォームを守るという意味あいがあります。

そして月間プラスに貢献したレースを振り返ると、①素質のある馬が悪い着順を残して休養し陣営が仕上げてきているパターン、②素質のある馬が前走で理由があり良い着順を取れなかったパターン、②実績があるのにマイナー騎手を起用し不当に人気が下がっているパターンなどです。未勝利、500万下をターゲットにしていますので素質の見極めが重要で、騎手はオープン戦ほど影響しないという点を活用している形です。

「過大評価の馬を避けて過小評価の馬を買う」。このことは肝に銘じるべきでしょう。読者の皆さんが採用されている方法論のなかで、この原理に当てはまるのはどの部分かを改めて検討してみることが必要です。「過小評価」がキーワードですので、ある程度の配当がある馬券がターゲットになります。

卍氏は前走で出遅れ、不利、条件違いでの大敗を加点。異なる条件で好走した馬を減点するところから始め、「馬王」という競馬ソフトに行きつきました。最終的には、コース、距離、馬場状態、斤量、先行力、ローテーションなど実にオーソドックスな40項目から買い目を決定しています。

卍氏の場合さらに実際のオッズが高い場合投資額を多くし、低い場合には抑えるアルゴリズムも加えています。

 

挫折の経験も

卍氏は初めから成果を出したわけではありません。最初の年は大きな負債を作り競馬を一時期やめています。再開した2004年は1年間投資を続けたもののトントン。ここであきらめず、方法も大きく変えなかったのが奏功し、2005年にようやく結果を出しました。

どんな職業も1000時間取り組めば先が見え、1万時間取り組めばプロに近づくと言われています。成功しない人が多いのは途中でやめるからにほかなりません。「私は失敗したことがない。なぜなら成功するまでやめないからだ」という格言があります。

私自身も2014年に買い目を公開したメルマガが回収率101%となりほぼトントンになりましたが、2013年の下半期から2014年の上半期はすさまじい時間の研究をした記憶があります。構想した方法がバックテストの結果無数にゴミ箱行きとなり、まずまずの成果を残した方法も実践で消えていきました。その中のほんの一部が、何度も壁にぶつかりながら修正を重ねて生き残り2014年のトントンに結びついています。あきらめないことがとにかく肝心です。

➡ 複勝競馬投資理論の構築方法にバックテストが欠かせない理由

卍氏は、個々のレースでなく年間収支だけを見ることが肝心だとアドバイスしています。詳しい内容は現在発売中のFLASHをご覧ください。

 

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