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競馬の着順に大きく影響するのが、直線の長さと、坂の有無です。このページでは、JRA全競馬場の、直線の長さ、坂の影響度をまとめ、ランキング化しました。馬券の狙い方も掲載。
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JRA競馬場(芝) 直線の長さランキング(坂も併記)


芝コースの直線の長さの扱い方と、長い順のランキングです。
直線の長さは、差し馬に有利というイメージがありますが、本質的には、「優勝劣敗を徹底」させることが設計側の狙いとなります。
そもそも、競馬のコースは、直線部分が多いほど、実力馬に有利。また、人気薄の逃げ得を許しません。そのため、最強馬決定戦であるダービーとJCは、坂の長い東京コースで施行されます。
一方、坂にも人気薄の粘り込みを阻止し、実力馬を間に合わせる「優勝劣敗の意図」があります。同時に、スピードや瞬発力には劣るがパワーがあるという馬をピックアップします。このことで、特定の馬や厩舎に勝ち鞍を集中させず、また平均配当を高め、競馬全体のバランスを取る役回りを持ちます。JCと有馬記念を別の馬が勝つことが多いのは、分かりやすい事例です。
- 坂は、急であるかということよりも「ゴールに近い位置かどうか」が重要です。
- 直線も坂もないコースは、弱者救済のためのコースですので、当然波乱含みとなります。
- 1新潟(外回り)( 659.0 m)直線ほぼ平坦直線が極端に長いため、能力馬や瞬発力系の馬に有利。ただし、坂がなく小回りのため、人気薄にもチャンスあり。《向正面平坦、小回り》
- 2東京( 525.9 m )2mの急坂→ほぼ平坦坂はゴールから遠くそこまで効かないが、直線が長く、能力馬や瞬発力系の馬に有利。JC、ダービーが開催され、ノーザンF系が得意とする。《向正面アップダウン、大回り》
- 3阪神(外回り)( 473.6 m )1.8mの急坂ゴール前の急坂は非常に効く。東京と並ぶ強者選抜のコース。直線自体も長め。なお阪神は内回りもあるので要注意。《向正面平坦、中回り、4角大回り》
- 4中京(412.5 m)2mの急坂→ほぼ平坦直線は長めで、急坂の位置が東京よりゴール地点に近いのだが、小回りであり、人気薄にもチャンスあり。《向正面アップダウン、小回り》
- 5京都(外回り)(404.0 m)ほぼ平坦直線はそれなりに長いが、3~4角が下りであるうえ、直線に坂がない。そのため、やや弱者救済要素もある。《向正面急坂上り、中回り》
- 6新潟(内回り)(359.0 m)ほぼ平坦【弱者救済】巨大外回りに合わせ、内回りとしては大きい方だが、直線が平坦で弱い先行馬が残る、有力馬・騎手が間に合わないことも。《向正面平坦、小回り》
- 7阪神(内回り) (356.5 m)1.8mの急坂直線は短いがゴール前の急坂は強烈で、強者選抜コース。大阪杯などを施行。 《向正面下り、中回り、4角大回り》
- 8京都(内回り) (328.0 m)直線ほぼ平坦3~4角の下り+直線に坂がなく、人気薄にもチャンス。 《向正面急坂上り、中回り》
- 9中山(内・外)2.3mの急坂 (310.0 m)直線は短いがゴール前の急坂が強烈で、強者選抜コース。皐月賞などを施行。《向正面急坂下り、中回り》
- 10小倉(293.0 m )直線ほぼ平坦【やや弱者救済】おおむね平坦で荒れやすいが、向正面でペースが上がりやすい《向正面下り、小回り》
- 11福島(292.0 m )直線ほぼ平坦【弱者救済】おおむね平坦で荒れやすい《向正面上り、中回り》
- 12札幌(266.1 m )直線ほぼ平坦【やや弱者救済】直線ほぼ平坦も、コーナーが緩く実力が出やすいため案外強い馬にも有利。馬産地に近いため、夏に有力馬の出走を促す意図か?《向正面平坦、大回り》
- 13函館(262.0 m )直線ほぼ平坦【弱者救済】直線ほぼ平坦。 《向正面上り、中回り》
- 最初は直線の長さと坂を意識するのが、上達への近道です!
- 慣れたら向正面の坂も意識します。向正面は、直前とは逆に下りの方が、加速を促されスタミナを消耗しキツくなります。ローカルは、上りか平坦で息を入れさせます。
- 慣れたらコーナーの角度(特に小回り、大回り)も意識します。小回りはスピードが落ち楽な反面、急カーブは馬にとって難しく、特に加速しながら回るのは特殊スキルです。大回りのみ走る馬もいます。

東京コース 坂は直前前半でそこまで効かないが、直線が長く、能力馬に有利。ノーザンFの有力馬に、ルメールがまたがったイメージを持つとよい。阪神コース(外回り)は、直線が府中より短い分、直線の急坂があり、府中同等のシビアさがある。

中京コース 直線の長さは第4位だが、小回り(急カーブ)でスピードが乗らず、坂の位置も直前前半。強者選抜と弱者救済の中間的な設計。JRAの狙いは、実力馬陣営にも人気薄陣営にも勝つチャンスがあると思わせ、頭数を確保し、ギャンブル性の高騰を図る。

中山コース 直線は短い(第9位)が、坂の傾斜が強烈で、もっとも効くゴール前。直線の長さは、坂とセットで考えるべき。また慣れてきたら、向正面の下りの急坂も意識する。自然とペースが上がってしまい、各馬ともきつい流れになる。

新潟コース なぜ直線が日本一長いコースなのに弱者救済色があるのか? この答えを暗記することが、コース理解への早道。まず向正面に上り坂があること。ペースが落ち、弱い馬が楽。また、全体につぶれた楕円形になっており、コーナーが急な小回り。スピードが乗らず、特に器用な弱い馬に有利。直前はよく見ると、下っておおむね平坦。これは、弱い馬が前残りできる大サービス。関西では中京コースが似た位置づけ(優勝劣敗と弱者救済の中間)。

ローカル(特に福島、函館、小倉、札幌)では、騎手は直線が平たんで短いことを意識し、3コーナー前後で仕掛け合戦が起きやすいです。これは、結果をさまざまな方向に転ばせる「ガチャ要素」を馬場に仕込んであると言えます。よって馬の実力で馬券を決める本命狙いでは、長い目での回収率は伸びません。

小倉コース 平坦、急カーブ、直線は短めの、典型的なローカルコース。狙いはズバリ弱者救済。器用な馬がスタートを決めれば、すばしっこく立ち回れ、大きなモーションの強い差し馬でも全く届かない。なお、向こう正面が馬に厳しい下りで、大箱の札幌と並び、ローカルとしては多少ハード。

札幌コース 札幌コースは、ローカルのなかでは、小倉同様、わずかに優勝劣敗の面がある。理由は、意外に大箱(コースの半径、面積が大きい。大回り)であること。直線や緩やかなカーブが多ければ多いほど、純粋な直線競馬につながり、強者に有利となる。とはいえ全く起伏はないため、弱者救済色も持ち、洋芝(ヨーロッパの力がいる芝)を通年使うことでも、勝ち馬をバラけさせる。洋芝つながりから函館と似ているが、函館は完全な弱者救済のコース(福島も同様)。

JRAは、競走馬の頂点は瞬発力系の馬と考えているため、ダービーやJCは東京コースです。しかし、パワー型を優遇するG1も9つもあり、決して軽視している訳ではありません。
コース | 施行G1 | |
強者選抜コース (瞬発力型) | 東京 | NHKマイル、ヴィクトリアマイル、オークス、ダービー、安田記念、天皇賞秋、JC |
強者選抜コース (パワー型) | 阪神(外回り・内回り)、中山 | 大阪杯、桜花賞、皐月賞、宝塚記念、スプリンターズS、阪神JF、朝日杯FS、有馬記念、ホープフルS |
標準的コース | 新潟(外回り)、中京、京都(外回り) | 高松宮記念、天皇賞春、菊花賞、エリザベス女王杯 |
やや弱者救済コース | 京都(内回り)、札幌、小倉 | 秋華賞(実はクラシックではない)、札幌記念(G1馬も登録するレース) |
弱者救済コース | 新潟(内回り)、福島、函館 |
京都競馬場は、向正面が上り(ペースが落ちる)で直線平坦となり、緩い部分がある分、天皇賞春や菊花賞、エリザベス女王杯の距離が長いG1が配置されています。

弱者救済のためのコースは、直線が410mを切り、ゴール前に坂がないコースといえます。穴党に向いています。見落とされがちですが、札幌(大箱)、小倉(向正面が下りで加速しがち)は、そこまで弱者向けに設計したコースではありません。
過去5年間、芝コース1番人気複勝率ランキング
場所 | 勝率 | 複勝率 | 設計意図 |
阪神 | 35.80% | 67.10% | 強者選抜(パワー型種牡馬選抜) |
東京 | 36.20% | 65.90% | 強者選抜(瞬発力型種牡馬選抜) |
中山 | 33.40% | 65.70% | 強者選抜(パワー型種牡馬選抜) |
京都 | 31.20% | 65.30% | 標準 |
函館 | 31.10% | 63.90% | 標準 |
札幌 | 34.50% | 63.70% | やや弱者救済 |
新潟 | 32.50% | 63.40% | 外回り= 標準 、内回り=弱者救済 |
中京 | 33.60% | 63.30% | 標準 |
小倉 | 29.70% | 59.70% | やや弱者救済 |
福島 | 28.60% | 59.30% | 弱者救済 |

このように、坂と直線の長さの本質を知ると、予想が正確になり、馬券は当たりやすくなります。
2022年はフェブラリーステークス、大阪杯、桜花賞、皐月賞、天皇賞、NHKマイルカップ、ダービー、宝塚記念とGⅠ8勝につながった、直線や坂を生かした馬券術は、下のボタンから。未勝利戦予想では、4月に配信予想パーフェクト的中も記録しています。
中央競馬 直線の急坂(芝)ランキング
コース | 坂の詳細 | 直線距離 | |
1 | 中山(内・外) | 2.3mの急坂×140m→わずかな平坦 | 310.0 m |
2 | 阪神(外) | 1.8mの急坂×110m→わずかな平坦 | 473.6 m |
3 | 阪神(内) | 1.8mの急坂×110m→わずかな平坦 | 356.5 m |
4 | 中京 | 2mの急坂×100m→ほぼ平坦(約240m) | 412.5 m |
5 | 東京 | 2mの急坂×200m弱→ほぼ平坦(約300m) | 525.9 m |

急坂の厳しさをランキング化すると、上のようになります。坂は、馬が苦しくなる、ゴール前の設置がもっとも影響があります。
東京コースは、ゴールからかなり手前となり、直線が長いことの方が、人気のない馬への影響は大きいでしょう。中京は、直線はソコソコ長く、坂もソコソコゴールに近く、東京と阪神を足して2で割ったようなコースです。
中山、阪神、中京の3コースを「急坂御三家」と呼んでいる人を見ましたが、一理あります。ただ、本当に坂がきついのは、中山・阪神であり、中京はソコソコ長い直線が効いています。
急坂に強い調教師、騎手、種牡馬は?

『競馬の天才!』2021年4月号が、急坂に強い厩舎、騎手、種牡馬を取り上げていますので、一部を紹介します。
◎単独で狙える(複勝率40%以上)
〇ほぼ単独で狙える(複勝率35%以上)
芝の急坂(中山・阪神・中京)に強い厩舎、騎手、種牡馬
◎中内田厩舎
〇西村真幸厩舎
〇斉藤崇史厩舎
〇池添学厩舎
◎北村友一騎手
なし
(エピネファイア)
急坂に強い種牡馬は、特別にはいませんでした。強いてあげればエピネファイアです。
参考 中内田厩舎 ダノンプレミアムの戦歴
日付 | 開催 | R | レース名 | 急坂 | 着順 |
2020/12/13 | シャティ | 香港C(G1) | 4 | ||
2020/11/1 | 4東京8 | 11 | 天皇賞(秋)(G1) | 4 | |
2020/6/7 | 3東京2 | 11 | 安田記念(G1) | 13 | |
2020/4/11 | ランドウ | クイーンエリザベスS(G1) | 〇 | 3 | |
2019/11/17 | 5京都6 | 11 | マイルチャンピオンS(G1) | 2 | |
2019/10/27 | 4東京9 | 11 | 天皇賞(秋)(G1) | 2 | |
2019/6/2 | 3東京2 | 11 | 安田記念(G1) | 16 | |
2019/4/21 | 3京都2 | 11 | 読売マイラーズC(G2) | 1 | |
2019/3/10 | 2中京2 | 11 | 金鯱賞(G2) | 〇 | 1 |
2018/5/27 | 2東京12 | 10 | 東京優駿(G1) | 6 | |
2018/3/4 | 2中山4 | 11 | 報知杯弥生賞(G2) | 〇 | 1 |
2017/12/17 | 5阪神6 | 11 | 朝日フューチュリティ(G1) | 〇 | 1 |
2017/10/7 | 4東京1 | 11 | サウジアラビアRC(G3) | 1 | |
2017/6/25 | 3阪神8 | 5 | 2歳新馬 | 〇 | 1 |
ダートの急坂(中山・阪神・中京)に強い厩舎、騎手、種牡馬
〇高木登厩舎
〇佐々木晶三厩舎
◎福永祐一騎手
◎武豊騎手
〇田辺裕信騎手
〇戸崎圭太騎手
〇浜中俊騎手
なし
(キズナ)
福永騎手や武豊騎手が、ダートの急坂に強い理由は、冊子では意外とされていましたが、スタートの上手さが影響しているかも知れません。短距離のダート、また先行有利の新馬・未勝利戦のダートで差がつきます。田辺、戸崎、浜中騎手は、いわゆる腕っぷしの強さかも知れません。
中央競馬 直線の長さ(ダート)ランキング

あまり認識されていませんが、ダートコースは、直線・坂に関しては、その競馬場の芝コースと全く同じ特徴を持ちます。ただし、単順に直線が長く、急坂があれば荒れないとは言えません。
- 1東京ダート(501.6 m)急坂あり【波乱】長い直線と坂がそろうが、超大型で、JRAでも独特なコースであり、近走不振の人気薄にもチャンスがある。《向正面アップダウン、大回り》
- 2中京ダート(410.7 m)急坂あり【波乱】長い直線と坂がそろうが、向正面前半の上りのペースダウンで楽をできるためか、人気薄にもチャンスがある。《向正面アップダウン、小回り》
- 3新潟ダート(353.9 m)直線ほぼ平坦直線が長く、比較的まぎれの少ないコースだが、1800はそれなりに荒れる。《向正面平坦、小回り》
- 4阪神ダート(325.5m)急坂あり強者選抜の、まぎれの少ないコース。ダート自体パワーが要るため、ゴール前の急坂は、弱い馬の野望を打ち砕く。《向正面下り、中回り、4角大回り》
- 5【波乱】4コーナーまで下り坂+直線平坦で、人気薄にはありがたい、弱者救済色のあるコースです。《向正面急坂上り、中回り》
- 6中山ダート(308.0 m)急坂あり強者選抜の、まぎれの少ないコース。ダート自体パワーが要るため、ゴール前の急坂は、弱い馬の野望を打ち砕く。《向正面急坂下り、中回り》
- 7小倉ダート(291.3m)直線ほぼ平坦【波乱】直線が短く平坦で、弱者救済色のあるコース。《向正面下り、小回り》
- 8福島ダート(267.3m)直線ほぼ平坦【波乱】直線が短く平坦で、弱者救済色のあるコース。《向正面上り、中回り》
- 9札幌ダート(264.3m)直線ほぼ平坦直線ほぼ平坦も、コーナーが緩く実力が出やすいため、案外固め。《向正面平坦、大回り》
- 10函館ダート(256.0m)直線ほぼ平坦直線ほぼ平坦も、コースとしては起伏があり案外固め
- 最初は直線の長さと坂を意識するのが、上達への近道です!
- 慣れたら向正面の坂も意識します。向正面は、直前とは逆に下りの方が、加速を促されスタミナを消耗しキツくなります。ローカルは、上りか平坦で息を入れさせます。
- 慣れたらコーナーの角度(特に小回り、大回り)も意識します。小回りはスピードが落ち楽な反面、急カーブは馬にとって難しく、特に加速しながら回るのは特殊スキルです。大回りのみ走る馬もいます。
ダートコースの全長は、東京競馬場が1899mで図抜けて大きくなっています。ほかのコースは、1400~1500m台が大半です(京都は1607.6m)。そのため、ダート馬は、「府中が得意な馬」「そのほかが得意な馬」に分けることもできます。

ダートは、芝に比べ層が薄く、穴狙いには向いています。しかし、人気薄殺しの急坂がある、中山・阪神は勝負してはいけません。
また、北海道にある、札幌・函館の両競馬場も、比較的固めになるように作られています。私見ですが、大馬産地が近いため、有力馬が出走しやすい配慮かも知れません。
なお、厳冬期は凍結防止剤の影響でパワーが必要なため、人気薄は活躍が難しいため、どのコースでも穴狙いはおすすめできません。また、夏場も馬場の極度な乾燥からパワーを要しますので、どのコースでも穴狙いはおすすめできません。
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