中京ダート1800mの特徴、有利な馬や枠順、得意な騎手は?

マネードラゴン馬券塾
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Q 中京ダート1800mの特徴、有利な馬や枠順、得意な騎手は?

筆者 AI×レース観察「GⅠ・未勝利・初ダ・障害」に強いマネードラゴン投資馬券塾を10年間継続。「新絶対勝負レース」は開始2週で約10万円の払戻金を獲得。

2024チャンピオンズカップ
好位付けで上りが速い馬
テーオードレフォン、レモンポップ、ペイシャエス、ペプチドナイル、サンライズジパング、スレイマン、ドゥラエレーデ 

Q 中京ダート1800mの傾向と攻略法は?

A はい。中京は、小倉(小回りで先行向き)、京都(下り坂が差し馬を支援し、先行・差しの混戦を演出)、阪神(スタミナ問われ差し向き)とはまた異なる馬の選抜が求められます。ズバリ、「好位付けで速い上がりを出せる馬」を選ぶよう設計された、やや複雑なコースです。

速い上がりを求められるのは、ダートではJRA2位の長い直線があるから。阪神や中山のように内回りがある競馬場では、ダートコースは内のさらに内となります。しかし中京は、そもそも内回りの設定がなく、長い直線が控えています。

「速い上がりを出せる馬」を選抜ということは、東京ダ1600や東京ダ1400と似たコースとも言えますが、直線が100m短い分好位付け(先行やその後ろくらい)に有利です。G1のチャンピオンズカップでは、地方を含めた中距離戦線の強い馬が参加するため、中距離適性の高さも欲しいでしょう。同レースが中京で開催されるのは、先行有利を餌に、地方馬に参加を促すためとも言えます。

(コース画像 JRA公式サイト

東京ダ1300東京ダ1400東京ダ1600
京都ダ1200中山ダ1200阪神ダ1800
中京ダ1800福島ダ1150
東京芝1600芝1800芝2400
京都芝1200芝1600外芝1800
京都芝2000芝2400芝3000
中山芝1200GⅠ 芝2000芝2200
阪神芝1600芝2000芝3000

中京ダート1800mの予想例

引用 競馬ブック(2022年9月11日)
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初ダートながら素材を見込まれた6が抜けた人気。◎5タガノフリューゲルは、前走の新潟ダートで長い脚を使っており、中京適性が見込まれました。

配信したメルマガでは、「前走は、スタートが合わないと挽回する気配もなく後方。外々を回り、向こう正面自分のペースで追い上げ。直線はかなり外目に出し、追うと4着だった。脚は鋭くなく、良い脚が持続するタイプ。今回調教一変(前走馬なりで流す→今回併せ馬一杯)で、複勝圏の確保が有望」とありました。

前走は、出遅れると早々に位置を取ることを諦めましたが、慣れてスタートを決めれば、中京ダート1800mが求める「好位付けで速い上がりを出せる馬」にぴったり当てはまります。

引用 JRA公式サイト

中京ダート1800mが得意な騎手、有利な枠

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コース×騎手の統計は、多く出回っていますが、そのコースに年に数日しか乗らない騎手もいるなど、統計分母数が小さくなり処理できる方は少ないです。下は、過去8年のデータを信頼性(再現性)に注意して分析しました。

騎手名 データ信頼性(%) 複勝 率 (%) 回収率 (%)
川田将雅 70 54 82
西村淳也 60 33 101
和田竜二 60 27 82
坂井瑠星 60 40 115
団野大成 50 32 87
武豊 40 45 96
北村友一 40 46 90
浜中俊 30 45 115
斎藤新 20 22 94
川又賢治 20 21 87

今後の再現性が高そうなのは、川田、西村、和田竜、坂井、団野あたりまで。一言でいえば、腕っぷしの強い騎手がそろいました。

なお、坂井、団野はまだ注目度が低い期間も含めた回収率ですので、今後は川田騎手と同じような数値になることが見込まれます。

頭数 枠 複勝 率 (%) 回収率 (%)
少頭数 内枠 33.3 83.4
少頭数 中枠 33.2 73.4
少頭数 外枠 29.7 75.6
中頭数 内枠 26.1 86.4
中頭数 中枠 24.1 68.8
中頭数 外枠 23.7 71.3
多頭数 内枠 20.4 66.2
多頭数 中枠 20.1 78
多頭数 外枠 16.4 68.7

枠順データを処理するコツは、枠を8つに分けて見ないこと。1つの枠あたりの統計分母数が落ち、嘘のデータになります。また同じ内枠でも、小頭数(~10頭)と多頭数(15頭~)では全く意味が異なり、頭数で分けているかも重要です。

まず少・中頭数では距離ロスが少ない内枠が有利。多頭数では、内枠は揉まれやすく外枠は距離損が大きく、中枠(3~6枠)が有利です。

中京ダート1800mの意外なデータ(回収率が高い)

  • 上がりが速い馬が強い
  • 1~3人気が強く、さすが西のチャンピオンコース
  • 東京ダート1600m好走の馬は通用するが善戦傾向

上がりが速い馬が強い

上りが最も速い馬データ件数複勝率 (%)複回値 (%)
2255090
稍重7560106
363669
不良325065
過去4年

「意外なデータ」のタイトルですが、まずは中京ダート1800mでは外せない、上りが速い馬の成績を確認します。

良馬場ではもちろん好成績ですが、砂が適度に締まったやや重では、速い上がりが出やすいためか、さらに好成績となります。逆に重、不良では、切れ味がそがれ、上りが速い馬は成績を下げます。

ダート戦を重視している、AI×レース観察 「未勝利・初ダ・障害」に強いマネードラゴン投資馬券塾もご活用ください。

1~3人気が強く、さすが西のチャンピオンコース

競馬場データ件数複勝率 (%)複回値 (%)
中京10215687
中山16515485
阪神16085584
京都6335283
新潟9365383
過去4年

各競馬場の1800mダートコースに絞った、単勝1~3人気の成績です。際立った差ではありませんが、中京競馬場は、複勝率、複勝回収率ともに1位でした。東京競馬場に準ずる直線の長さを持つ、西のチャンピオンコースの面目躍起です。

なお、新潟コースは、直線の長さは中京に次ぐ3位ですが、コーナーが日本一の急カーブのため、紛れが生じやすくなっています。

東京ダート1600m好走の馬は通用するが善戦傾向

前走データ件数複勝率 (%)複回値 (%)
東京ダ1600m馬券圏内3250101
過去4年

中京ダ1800mコースは、直線が「やや長い」分類となり、西のチャンピオンコースと言えます。東のあるいは日本のチャンピオンコースと言える、東京ダート1600mとの関連を考えてみます。

上は、前走東京ダート1600mで馬券圏内だった馬の成績です。データ件数は少ないですが、半分が再度馬券圏内を確保しています。しかし、勝率や単勝回収率は低く出ており、コーナー4回・距離延長という変化が、微妙に響いているようです。

なお、フェブラリーステークスとチャンピオンズカップの両GⅠを制覇したのは、ゴールドドリームのみです(2022年現在)。

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AIでの攻略とレース観察の方法は、AI×レース観察 「未勝利・初ダ・障害」に強いマネードラゴン投資馬券塾もご確認ください。上は最近の馬券です。

東京ダ1300東京ダ1400東京ダ1600
京都ダ1200中山ダ1200阪神ダ1800
中京ダ1800福島ダ1150
東京芝1600芝1800芝2400
京都芝1200芝1600外芝1800
京都芝2000芝2400芝3000
中山芝1200GⅠ 芝2000芝2200
阪神芝1600芝2000芝3000

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