競馬の未勝利戦は、難しい? どう攻略したら良いの? この記事では、5年間に渡り未勝利戦の予想メルマガを発行してきた筆者が、未勝利戦の買い方、攻略と予想のコツをお伝えします。
- 筆者:筆者:競馬歴20年。初心者の頃は、1週でボーナスの全額を失ったことも。その後、複勝馬券から本格的な研究を重ね、予想ロジックを開発。ダートの未勝利戦と短距離、芝の新馬戦が得意。GⅠは観戦のみ。
未勝利戦は稼げないはウソ!

競馬関係の雑誌や書籍では、未勝利戦は紛れが多く稼げないという書かれ方をします。
しかし、そう書いている方の大半が、オープンクラスや条件戦(1勝クラス以上)を中心に取り組んでいるようです。片手間で手を出した未勝利戦のイメージから、 紛れが多く稼げないという言い方をしているに過ぎません。
実際に筆者は、未勝利戦中心のメルマガ(マネードラゴン馬券塾)で3年連続プラス決算を計上した記録があります。
年度 | 年間回収率 |
2014年 | 101% |
2015年 | 104% |
2016年 | 106% |
2017年以降は、守備範囲を広げているためプラスには到達しませんでしたが、未勝利戦は十分に勝負になる領域と言えます。
競馬関係の書籍でも、本当に分かっている人は、私自身は未勝利戦は分かりませんが、専門的に攻略してプラスになっている人もいるようです、という書き方をしています。
ダートの未勝利戦攻略のコツ

未勝利戦には、ダートと芝があります。結論から言えば、当てやすいのはダート戦それも中距離戦です。
未勝利戦には力差がある
まず、未勝利戦そのものの特徴として力差があります。下の表は、この記事を書いた2019年3月30日(大阪杯の週)の中山のレースから、ダートのフルゲート戦(牝馬限定を除く)の全てについて、馬三郎記載のスピード指数を転記したものです。
2R未勝利 | 4R未勝利 | 6R 1勝CL | 12R 2勝CL | |
1位 | 363 | 429 | 481 | 581 |
2位 | 331 | 369 | 473 | 550 |
3位 | 313 | 316 | 445 | 514 |
5位 | 307 | 280 | 430 | 497 |
7位 | 264 | 255 | 415 | 493 |
1位・7位の差 | 138% | 168% | 115% | 117% |
見てすぐ分かるように、未勝利戦のメンバーの力差は大きく、1勝クラス(500万下)、2勝クラス(1000万下)の力差は小さくなっています。スペースの都合で載せきれなかった、3R未勝利戦の1位・7位の差は159%であり、傾向に差はありません。
これだけ力差がある訳ですので、実際に中山2R、4Rともメルマガで的中できています。買い目事前登録制のレジまぐで配信しています。


結論として、芝・ダート問わず、力差のある未勝利戦では、能力の高い軸馬を選べば、混戦度が低いため的中率は高めです。
- 未勝利戦 … 能力の高い軸馬を選べば、力差から的中率は高い。
- 1~3勝クラス、オープン … 能力の高い軸馬を選んでも、力差が少ないことから逆転を許すことがある。騎手、適性、展開、馬場などの要素が重要となる。
ダート中距離の未勝利戦攻略のコツ
ダート中距離戦の未勝利戦を攻略するコツは以下の通りです。
①出走馬のスピード指数を必ず見る。また、軸に検討している馬のライバルが何らかの欠点を抱えているレースを選ぶ。 |
②距離・コース経験がある先行馬を狙う。 |
③伸びしろがある馬を狙う。 |
① ダートの中距離戦は、基本的には時計勝負です(不良馬場を除く)。そのため、着順だけでなく、時計(スピード指数)も見るようにします。スピード指数は、競馬新聞に掲載されているもので十分です。的中には相手関係も重要です。軸に検討している馬のライバル馬が、それぞれ欠点を抱えているケースが買うべきレースです。
② 未勝利馬はレース慣れしていないため、基本的には距離やコースの経験が必要です。騎手との折り合いが上達する古馬と異なり、前走の記憶に沿って走り方を決めています。また、溜めて差すという戦法をまだ取れない馬が多く、先行が基本となります。
③ 未勝利戦を1週間、1カ月単位で見ると、水準級の時計を持った馬は数多く出走しています。そのなかで勝ち上がっているのは、伸びしろが大きい馬です。具体的には、戦歴が少ない馬がまず有望です。6戦以上出走しているような馬は、何らかの欠点がある場合が多いです。
ダートの短距離の未勝利戦攻略のコツ
ダートの短距離の未勝利戦は、時計(スピード指数)勝負のように感じられるかも知れませんが、実際には時計だけでは、当てにくい条件です。その理由は、まだ十分に研究できていませんが、1つにはスタートの運不運が関与しているはずです。
新たにデビューする馬は、ゲート入りの練習やスタートの練習をくり返しますが、実は競走馬にとって、狭いゲートはかなりの精神的な負担となっています。そのため、新馬戦や未勝利戦ではスタートの失敗はつきものです。特に新馬戦では、半数程度が出遅れることはザラにあります。その意味では、ダートの短距離戦はスタートの上手い馬を選択すれば良いのですが、生き物の精神状態に関することで偶然性も絡んできます。
では、切り口がないのかというとそうではなく、意外かもしれませんが、馬体重が1つの要素となる可能性があります。
馬体重がダート短距離戦の成績に関係?

過去5年間のダート1200mの未勝利戦における、馬体重ごとの複勝率です。539キロまで、ほぼ例外なく、馬体重が大きな馬の方が好走していることが分かります(正確には、520キロのラインで、0.2%だけ複勝率が下がりますが、誤差の範囲です)。

馬体重ごとの複勝回収率を見ても、539キロまで例外なく、馬体重が大きな馬の方が好走していることが分かります。
競馬に詳しい方なら、ダートは馬体重が大きい馬がそもそも強いと反論されるはずです。しかし、上のデータを中距離のダート未勝利戦で取っても、上のようなグラフにはなりません。なぜなのでしょうか?
これは、馬体重の大きな馬は、腰まわりが発達しており、スタートダッシュ能力が高いと考えられるからです。いずれにせよ、未勝利戦では、差し、追い込みの競馬は少なく、ゲートの巧拙やスタートダッシュ力は重要です。
短距離のダート未勝利戦を予想する場合には、次の点に着目してください。
- 枠 … ダートは全般に外枠やや有利ですが、短距離の未勝利戦ではその傾向が増します。 スタートダッシュを効かせやすいという面もありそうです。6~8枠の馬が有利(※)です。
- 馬体重 … 馬体重が大きい馬の方が、ダッシュが効きます。
- 前走VTRでダッシュを見る … 前走でスタートに成功したか失敗したかに関わらず、ダッシュが良かった馬をピックアップします。前走で前に行った馬は人気になりますが、出遅れてダッシュを効かせても人気にはなりません。
※2014年~2018年のデータ(n=10605) による
(お断り)当記事で、2014年~2018年のデータによると記した場合、都合により2018年10月までのデータとなっています。
ダートの短距離の未勝利戦の予想例
一例として、2019年3月30日(大阪杯の週)に開催された、阪神2Rを見てみます。今回はシンプルに、6~8枠だけを検討します。

まず大外16番のシーシャープは、馬体重が大きく毎回ダッシュが良く有力です。その内、15番のヘニーオーザは、馬体重が大きいですが、スタートやダッシュは良くないようです。しかし、前走ではより前に行き時計も詰めていることから、今回はさらに前へ行ける可能性があります。
そのほかの馬は、馬体重が軽かったり、2秒以上の差で負ける(※)など、厳しそうです。
※オープンや1~3勝クラスの条件戦では、1秒差=関係者通称時計1つが逆転の目安ですが、未勝利戦では2秒差=時計2つ以内なら、通用する可能性はあります。

芝の未勝利戦の買い方のコツ
芝の未勝利戦の攻略のコツは、以下のようになります。
- 短距離戦 … ダートの未勝利と同様、スタートダッシュに注目。ただし、枠順は1~2枠が有利(※)。馬体重は460キロ以上が有利。
- マイル~中距離戦 … 時計やスタートダッシュよりは、素材で決まりやすい。有力厩舎に入った、ノーザンFなど有力な生産者の馬を狙うのが効率的。
※2014年~2018年のデータ(n=7009) による
芝の短距離の未勝利戦の予想例
説明に都合の良いレースを選ばないように大阪杯の週で事例は統一していますが、大阪杯の週には芝の短距離の番組がなかったため、その前の週、2019年3月23日に開催された、阪神2Rを見てみます。今回はシンプルに、1~2枠だけを検討します。
短距離戦 … ダートの未勝利と同様、スタートダッシュに注目。ただし、枠順は1~2枠が有利(※)。馬体重は460キロ以上が有利。

- 1番メイクアンシーは、馬体重が軽いうえに、長期休養明けですが、6月の新馬戦で、まずまず前に行き2着している点は要注意です(詳細はあとからで説明)。
- 2番はダートではダッシュを効かせていますが、芝に対応するスピードがあるかは分かりません。
- 3番は、ダッシュ力が余りないようです。
- 4番エイトマイルは毎回ダッシュを効かせており、人気になりそうですが有力です。

芝マイル~中距離の未勝利戦の予想攻略
芝マイル~中距離の未勝利戦は、前走時計だけでは決まらないことも多くあり、未勝利戦がつかみどころがないという印象を作っています。オープンや1~3勝クラス(条件戦)は時計がかなり参考になりますが、未勝利戦では、素材の良さから、大きく時計を詰める馬がいます。
そのため未勝利戦では、素材の良さに注目することが攻略のポイントです。
マイル、中距離戦 … 時計やスタートダッシュよりは、素材で決まりやすい。有力厩舎に入った、ノーザンFなど有力な生産者の馬を狙うのが効率的。
芝中距離の未勝利戦 予想例
一例として、2019年3月31日(大阪杯の日)に開催された、中山3Rを見てみます。有力な生産者として、以下の10の生産者を知っておくと良いです。
生産者 | 着別度数 | 勝率 |
ノーザンファーム | 274- 223- 164- 715/1376 | 19.90% |
社台ファーム | 102- 93- 92- 683/ 970 | 10.50% |
社台コーポレーション白老ファーム | 33- 33- 28- 188/ 282 | 11.70% |
下河辺牧場 | 16- 11- 19- 151/ 197 | 8.10% |
ノースヒルズ | 16- 10- 10- 112/ 148 | 10.80% |
ダーレー・ジャパン・ファーム | 14- 9- 21- 116/ 160 | 8.80% |
岡田スタツド | 13- 13- 14- 149/ 189 | 6.90% |
ビッグレッドファーム | 12- 21- 26- 217/ 276 | 4.30% |
レイクヴィラファーム | 12- 7- 8- 50/ 77 | 15.60% |
千代田牧場 | 10- 16- 15- 172/ 213 | 4.70% |
※2014年~2018年の新馬戦データ(n=12636) による

出馬表:馬サブロー
有力生産者の馬は以下の通り。
- 7ショウナンサジン … レイクヴィラファーム
- 8ディミーオ … ビッグレッドファーム
- 10エスタジ … ノーザンファーム
- 11サトノプロミネント … 社台コーポレーション白老ファーム
- 13キープオンゴーイング … 千代田牧場
- 14エンパワーメント … 社台ファーム
- 15パラレルキャリア … 社台コーポレーション白老ファーム
厩舎を検討してゆきます。
7ショウナンサジン… 相沢厩舎は36位(2018年、以下同)も、前走タイムオーバー。8ディミーオ… 和田雄厩舎は139位。- 10エスタジ … 木村厩舎は6位。
11サトノプロミネント… 的場厩舎は192位。- 13キープオンゴーイング … 国枝厩舎は9位。
14エンパワーメント… 黒岩厩舎は99位。- 15パラレルキャリア … 加藤征厩舎は17位。
素質馬は、G1の行われるコースに下ろす場合が多く、新馬戦のコースをみつつ最終評価を下します。

- 10エスタジ … 東京1400芝デビュー。B評価。
- 13キープオンゴーイング … 東京1600芝デビュー。A評価。
- 15パラレルキャリア … 東京1600芝デビューも初出走。B評価。

以上が芝未勝利戦の予想の枠組みです。
中上級者は、過去VTRを見るのが差をつけるコツ
この項目は中上級者向けとなります。過去のVTRを見る場合、以下の点に気をつけます。時間がかかる作業なので、予想にかける時間を考慮し、生産者あるいは厩舎で絞ったあと構いません。
- スタートダッシュ … スタートダッシュそのものは距離によらず重要。ゲートは経験の少ない馬は失敗が多いので、2度以上ミスしていなければ考慮しない。
- 折り合い … 多少の気性難はOKだが、折り合いをチェックする。
- 3~4コーナーの加速度とコーナーワークの上手さ(ふくれないこと)を見る。
(参考)加速度は、次のように分類します。①騎手の手が動くが位置取りが上がらない馬、②手が動きっぱなしだが上がっていけた馬、③手を少し動かしたらすっと上がっていった馬、④馬なりで上がってきた馬。
未勝利戦は、安易に予想する人が多く、G1のように過去走のVTRまでチェックする人はまれです。実際にはもう少し細かい要素を加えていますが、詳しくはメルマガのマネードラゴン馬券塾で伝達しています。
芝ダートを問わず、夏・秋デビューの未勝利馬は要注意

芝ダート、距離を問わず、夏から秋にかけてデビューした馬が、休養後、冬から春にかけての未勝利戦に出走してきた場合は、要注意です。
すべての競走馬は、基本的には5~6月のダービーやオークスをめざします。そのためには、1月末には2勝(新馬+重賞、未勝利+重賞、未勝利+1勝クラスなど)を挙げていることが目安となります。2000年~2018年のダービー馬の、1月末時点での勝利数は以下のようになります。
未出走 | 1勝 | 2勝 | 3勝 |
1 | 3 | 10 | 5 |
2勝目は、12月~1月に挙げている馬が多く、遅くとも秋にはデビューしていなければ間に合いません。そのため、夏から秋の未勝利戦は、おおむねハイレベルになります。
- 夏~秋(10月が目安)の未勝利戦 … ダービー(オークス)出走の可能性がある馬の未勝利戦
- 冬(11月が目安)以降の未勝利戦 … ダービー(オークス)を諦めた馬の未勝利戦。
ダービー、オークスへの出走は、クラブ馬主(サンデーレーシング、キャロットなど)にとっては、会員の満足度を大きく左右する点であり、個人馬主にとっても、最高の栄誉です。そのため、11月を境に未勝利戦の意味は、相当変わると考えられます。
このことから、芝ダート、距離を問わず、夏から秋(10月)にかけてデビューした馬が、休養後、冬から春にかけての未勝利戦に出走してきた場合は、要注意です。
10月までにデビューした馬の好走例
上で使った例ですが、 2019年3月23日に開催された、阪神2Rを見てみます。

1メイクアンシーは、レベルの高い6月の新馬戦で、2着しています。人気は、11月以降のダービー・オークス諦め組の未勝利戦で3着した、4エイトマイル。中3週の良いローテーションです。

結果的に、1メイクアンシーは3着でしたが、8番人気の低評価を覆しています。
(おまけ)6月から10月までに勝ち上がるのが、ダービー出走の王道ですが、実際にダービーで好走しているのは、7~9月にデビューした馬です。別の角度から見ると、11月以降の新馬や未勝利戦に出て、運よくダービーに出走できた馬は、ローテーションに無理があるためか、ダービーで人気になっても着を外す傾向が出ています。
未勝利戦の予想や攻略に関してよくある質問
以下、過去にメルマガ読者から頂いたご質問にお答えします。
Q 未勝利戦で2、3着続きの馬は買うのを避けた方がいいですか?
A 将来オープンに出世するような強い馬は、未勝利戦なら1回のチャンスで勝ちあがります。2~3勝クラスまで上がる馬は、強いライバルに当たって敗れることもありますが、数戦で勝ち上がってゆきます。

未勝利で2、3着続きというのは、出世しても1勝クラス程度の決め手が弱い馬といえます。しかし、1勝クラスということは、未勝利戦全体では上位。幼稚園児のなかに、小学生が混ざっているようなものです。
そのため、複勝圏には来る可能性があるが、人気になるため複勝を買い続けてもプラスにするのは難しく、単勝は避けるべき馬ということになります。
Q わざと未勝利を勝ち上がらず、賞金を稼ぐという馬はいますか?
A 2~1勝クラス(旧1000万下~500万下)には着賞金稼ぎのために、着を狙う馬も多くいると言われます。賞金がある程度高く、レースの選択肢も豊富だからです。レースの選択肢が少ない3勝クラス(旧1600万下)には、ヤラずの馬は少なくなると言われます。
一方、未勝利戦は賞金が非常に低いうえ、チャンスがあるうちに勝ち上がらなければ、強制的に相手が強い1勝クラスに組み入れられることになります。どの陣営も、まず1勝を得るのは鉄則。勝ち上がり率が低くなれば、調教師としての能力を疑われることにもなりかねません。
そのため、未勝利戦には、ヤラずの馬はいないと考えてよいです。ただし、レースを調教代わりにしつつ飼い葉代を稼ぎ、5戦目くらいで勝とうという陣営はっ少なくないと感じます。上に挙げた主力生産者以外が生産し、リーディング下位の厩舎に預けられた馬のなかに該当馬がいるはずです。
Q 未勝利戦の調教時計を見る必要がありますか?
A 調教は見方を覚えた人ならば、見る価値があります。単純に調教時計を比較するのはあまり意味がなく、厩舎ごとのクセ(馬なりで仕上げる、一杯に追うなど)を見極める必要があります。また、外厩(ノーザンFしがらきなど)の調整能力の見極めも必要で、学ぶべきことが多くあります。
筆者の場合は、調教を学ぶコストをかけず、競馬新聞紙上の専門家の採点で効率よく済ますようにしています。
Q 未勝利戦のレース映像は見なくても大丈夫ですか?
A 見ることで差がつきます。未勝利戦のレース映像は2015年春からJRAのホームページで公開されるようになりました。しかし午前中のレースは、短時間で予想するファンも多く盲点が生まれます。競馬新聞記者も重賞や特別戦に比べればリサーチの密度が薄くなりますので、そこに稼げるポイントが生じてきます。
例えば、メルマガでは、2019年3月30日(大阪杯の週)に、以下のような予想を出しています。
中山4R ◎5ネオブレイブ
10(ドンヒューズ)と◎が抜けているメンバー。10は立て直し後の安定感が素晴らしいが、決め手の弱さは否めず、前走は鞍上もそれを自覚しての逃げで敗北。今回10は人気になり、互角ならばマークする立場の◎が有利で、前走は距離変更で好走した点もプラス評価。
・単勝5 2500円
・複勝5 2500円
・ワイド5-10 2500円
・馬単5→10 2500円
マネードラゴン馬券塾より抜粋。

10番は1番人気でしたが、過去のVTRから決め手がないことを読み取り、鞍上が試行錯誤しているところまで理解できれば、軽視が可能でした。馬単4.6倍は低配当に見えますが、10点買いなら4600円に値する破壊力です。レースVTRは、宝の山といえます。

Q 未勝利戦の牡馬と牝馬が一緒に走るレースで 牡馬が強いですか?
A 未勝利戦全体としては、体が小さく仕上がりが早い牝馬の方が、勝ち上がりは早く、成績上位となっています。未勝利戦が多い夏の時期に、牡馬は夏バテしやすい点も影響しているかもしれません。
しかし、長い目で利益を出してゆくなら、牡馬を狙うべきです。牡馬は精神構造が安定しているため、急にレースを投げ出すことが少なく、速い馬を買ったはずが大敗ということは、余りありません。
牝馬であっても、ある条件を満たせば狙えますが、やや秘匿性が高い事項のため、具体的にはメルマガで説明しています。
記事は以上です。読者の方の未勝利戦予想に、少しでも貢献できれば幸いです。