パドックの開始時刻は、前のレースの発走時刻であるため約30分前です。重賞やGⅠは、レース間隔が長いため、早い場合は約40分前です。見る方法/何を見るかもわかりやすく説明します。
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パドックに馬が現れるのは約30分前(重賞やGⅠは約40分前)
グリーンチャンネルやラジオニッケイの解説は、通常は約20分前、重賞やGⅠは約30分前となりますが、少し早まることがあります。情報を逃したくない場合、重賞やGⅠなら35分前にはスイッチを入れてください。
2023年フェブラリーステークスのパドック解説は、33分前(グリーンチャンネル)、28分前(ラジオニッケイ)からでした。
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- 1発走約30~40分前厩務員と馬がパドックに登場(重賞、GⅠは早め)
- 2発走約20~30分前グリーンチャンネル、ラジオニッケイのパドック解説(重賞、GⅠは早め)
- 2発走約20分前パドックで騎手が騎乗
- 3発走約15分前馬場に移動し返し馬
パドック解説は、おおむねグリーンチャンネル、ラジオニッケイの順です。グリーンチャンネルを見逃した場合、ラジオニッケイの解説が間に合う場合があります。
なお、メインレース、重賞、GⅠは、テレビの競馬中継でパドック解説を放映します。発走の20~30分前頃が目安となります。
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パドック解説は約20分前(重賞やGⅠは約30分前) グリーンチャンネル(月額550円)
グリーンチャンネルでは、月550円でパドック解説を見ることができます。例えば、15時40分発走のヴィクトリアマイルでは、発走33分前からパドック解説が始まりました。
グリーンチャンネルのメリットは、画像が見られることです。パドック解説は、1チャンネルで行いますが、前後の時間、各競馬場のチャンネル(3~5チャンネル)でパドック画像のみ見られます。
グリーンチャンネルでは、1チャンネルでレース実況放送(最大3場)を行いますので、他場のレース中に、パドック解説を見逃すことがありません。
パドック解説を無料で聞く方法 ラジオNIKKEI
パドック解説は、PCならラジオNIKKEI公式サイトから、無料ですぐに聞けます。
- ラジオNIKKEI第1<EAST=東> 毎週土・日曜日 9:30~16:45
東京・中山・福島・新潟・札幌・函館 - ラジオNIKKEI第2<WEST=西> 毎週土・日曜日 9:30~16:45
京都・阪神・小倉・中京・札幌・函館
中山・新潟同時開催のように、同地区2場開催の場合、ローカル(従場、裏開催)の競馬場のパドックは、放送されません(メインレース等異なる可能性もあります)。
スマホの場合、radiko(ラジコ)というアプリを使用します(無料)。スマホからラジオNIKKEI公式サイトにアクセスしても、radiko(ラジコ)に誘導されます。
ラジオニッケイのパドック解説は、競馬ブック、日刊競馬、馬サブローの有力トラックマンが担当します。
Q パドック解説は当たりますか?
パドック解説は、あくまで調子重視で行われます。
競馬の結果は、持ち時計、コース適性、馬場への適性、騎手など、さまざまな要素が関係します。パドックだけで、馬券を購入すると、意外な穴馬券が獲れることもありますが、長い目では負ける可能性が高くなります。
パドック解説が有用だった例
2022年ヴィクトリアマイル 上位拮抗で能力差が少ない組み合わせだったため、枠順(内~中有利)と調子(レシステンシア、ソダシ、ファインルージュが好調)が的中に結びつきました。
牝馬は、牡馬よりも調子の影響を受けやすいことも、影響しています。
パドックが「その年有数レベル」で敗れた例
2021年6月27日の札幌5Rでは、2番アウトパフォームの調教状態が年間有数のレベルでした。専門家も、めったに見ない圧倒的な水準とコメントしていました。
結果は5着に敗れています。
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この後、パドックの見方へ続きます。
パドックの見方
パドックは、どのように見れば良いのでしょうか?
ショートアンサー 首から上の動き、前肢、後肢を見ます。
パドックで1頭が映る時間は、10秒程度しかありません。そのなかで、馬体の知識がない場合でも見ることができるのは、気性面につきます。
気性面は、おもに首から上に現れます。前方に集中せず、首を大きくまたは小刻みに動かしている馬は、基本的には割り引きます。
馬券的には、気性難の馬は、爆発力を持つこともあり、例えばBL(ブリンカー)着用馬の成績は悪くはありません。
ブリンカー | 勝率 | 複勝率 | 単回値 | 複回値 |
---|---|---|---|---|
BL使用 | 6.9% | 20.1% | 80 | 74 |
BL非・不 | 7.3% | 22.0% | 70 | 72 |
とくにダートや牡馬では、BL着用馬の成績は優秀です。
しかし、気性難の馬は、上のデータを見ても分かるように、勝つか馬券圏外かの両極端に触れる傾向があります。そのため、気性に問題のある馬は、相手馬(ワイド、3連複等のヒモ馬)としての採用がおすすめです。
もし時間に余裕があれば、前肢・後肢の肉づきは、見分けがつきやすくおすすめです。筋骨隆々というイメージ通り、ボーリング玉のように、はじけんばかりの筋肉があれば好仕上がりです。
なお、写真のヘニーヒューズ(種牡馬)のように、ダート向けは前肢の筋肉が発達し、芝向けは後肢の筋肉が発達していることが普通です。
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