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冬のダート競馬は重い?凍結防止剤・馬体重を含めた攻略法

   

冬場の中央競馬・ダート戦の攻略について考える記事です。分かりやすく説明しています。



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冬のダート競馬は重い?凍結防止剤・馬体重を含めた攻略法

「冬のダート競馬は重い」ってどういうこと?

✔ 「冬のダートは重いのでパワータイプを買え」。このように言われますが、騎手でも馬でもない競馬ファンにはイメージがつかみにくい用語です。簡単に言えば「重い」というのは、脚抜きが悪いと考えれば良いでしょう。多くの人がイメージしやすい海岸に例えれば、波打ち際の水を含んだ砂が軽い、堤防寄りの乾いた砂が「重い」と捉えれば良いと思います。

✔ グラウンドで、陸上部の小柄な学生とレスリング部の大柄な学生が走る速さを競えば、陸上部が勝つはずです。しかし堤防寄りの脚抜きの悪い乾いた砂で競争すれば、レスリング部の大柄な学生が勝つかもしれません。足腰周辺の筋肉量の問題ですが、筋肉をつけるためには体格そのものが大柄であることも必要となります。

✔ 馬に関して、「パワータイプ」とは基本的には大柄かつ筋肉質であることをさします。散水を控える冬のダートは堤防寄りの乾いた砂のようなものですので、競走馬も500キロ前後の筋肉質の馬(パワータイプ)の方が有利になります。

✔ 人間であれば重い砂のコースを攻略するうえで、砂をしっかりつかむスパイクシューズを選ぶ工夫ができます。しかし馬の場合靴は履きませんので、脚元の「つなぎ」の形も重要です。基本的には「つなぎ」が地面に垂直な馬ほど重いダートに合っているとされています。このほか走法も関係します。

✔ まとめると以下の通りです。

・空気が乾燥する上に散水を控える冬のダートは脚抜きが悪く重いため、馬体が大きく筋肉量が豊富で、つなぎが立ち走法が重いダートに向いている馬を選ぶ(全てを兼ね備えなくてもOK)。

・馬体の大きさは馬体重を見る(500キロ前後が良い)。筋肉量、つなぎ、走法に関しては、血統やパドックの見方を学ぶか、馬体を判断材料とし、結果を出している競馬新聞記者を押さえておく。

 

コースとダートの重さ 凍結防止剤の影響

・アメリカのダートは「軽くスピードが出る」と言われますが、日本の砂に対し「土」に近い性質を持っています。地質学的性質上、もともと含水率が高いということです。一時期ポリトラックがブームになりましたが現在は下火で、ダートを再評価する動きがあります。

・中山、阪神のダートは重く、東京、京都は軽いと言われますが、砂の産出場所や納入業者は同じであるため、俗説に過ぎない可能性もありますが、比較的広く支持されています。

・冬場に凍結防止剤を使用すると、薬剤の粘着性から馬場が重くなる効果があるとされますが、水分の性質も備えるため軽くなることもあります。しかしながら近年は凍結防止剤の使用が減ってきており、過度に気を使う必要はないと思われます。馬場に関する権威である城崎哲氏は凍結防止剤について、不良→重→稍重→良のように馬場が乾く過程では影響が大きく出るため気にしたほうが良いと述べています。

出典:楽天ブックス(クリック可能です)

 

冬のダート競馬は重い 具体的な攻略法は?

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「散水を控える冬のダートは脚抜きが悪く重いため、馬体が大きく筋肉量が豊富で、つなぎが立ち走法が向いている馬を選ぶ」 理屈が分かったとして、実戦でどのように用いればよいのでしょうか?

✔ ちょうどよいサンプルが2016年1月10日の中山3R(ダート1800m未勝利)です。このレースはダート実績があるタイプ(13ダイリュウハヤテ、15ミュゼリバイササン)と社台系の初ダートの血統馬(8エンジェルサイン、14ソーアメージング)のどちらを取るか、競馬新聞の記者も競馬ファンも迷ったレースです。

13ダイリュウハヤテ(ダート2着実績。母1千万勝ち)5.9倍

15ミュゼリバイササン(ダート5着実績)9.4倍

8エンジェルサイン(初ダート。母1千万勝ち)3.7倍

14ソーアメージング(初ダート。母桜花賞3着)4.7倍

✔ 地味なダート馬か、社台の血統馬かどちらを選びますか?

キャプチャ2エンジェルサインはノーザンFの生産。府中マイルの新馬戦で1番人気。馬体重は482キロ。

キャプチャダイリュハヤテは11月の良のダートで2着歴。そのときの時計は1:39:8で平均勝ちタイムより0.5遅い。馬体重は506キロ。

※馬柱出典:KLAN無料データべース

✔ ノーザンFがエンジェルサインをダート馬として育成しこのレースを獲りに来たのか、あるいは冬で芝の番組がなく調教がわりに使ったのかにもよりますが、結果は次のようになりました。

13ダイリュウハヤテ(ダート2着実績)2着

15ミュゼリバイササン(ダート5着実績)3着

8エンジェルサイン(初ダート)6着

14ソーアメージング(初ダート)5着

✔ このレースは1574で決まり、未勝利の平均勝ち時計より1秒1ほど遅くなりました。スローペースであったので、一概に馬場が重いとは言えず、同日のほかの競走の勝ちタイムも見てみます。(   )内はクラス平均勝ちタイムです。

中山1R  ダート1200 1136(1127)0.6遅い
中山2R  ダート1800 1572(1563)0.9遅い
中山3R  ダート1800 1574(1563)1.1遅い
中山7R  ダート1800 1550(1548)0.2遅い
中山8R  ダート1200 1122(1117)0.5遅い
中山10R ダート1400 1537(1536)0.1遅い

クラスが上がると小差になりますが、全体に時計はかかっており重い馬場だったと考えて良いでしょう。

✔ 上記の例は日曜競馬です。つまり土曜競馬の傾向をつかんで良そうに臨めばよいということになります。ここからが競馬の深いところなのですが、実際に土曜日の走破タイムを調べると全体としてダートの時計は速くなっています(軽めの馬場)。つまり土曜日を調査していればこのレースでは社台系の初芝の馬を選んだ可能性が大きいです。凍結防止剤の効果で土曜競馬のダートは速くなり、日曜には踏み均される、吸収された等で効果が薄れたのかもしれませんが、正確な原因を突き止めるのは困難です。

✔ しかしもうマクロの視点で統計を見ると、冬場のダートではデータ上大型馬の複勝率が有意に高くなります。つまり1日1日馬場は生き物のように変化し予想や判断は難しいが、季節単位なら確かな傾向は存在すると言えます。

 

【まとめ】冬のダート競馬は重い?凍結防止剤も含めた攻略法

① 冬場のダートは重いと考えてよい。ただし凍結防止剤の散布状況や走破タイムを調査しても馬場予想は難しく、あくまで季節単位で考えてよい。凍結防止剤に関しては馬場が重くなるという説、軽くなるという説など多様(中山の馬場造園課長は「無関係または軽くなる」の見解)。

② 馬体重が重い馬を優先するほか、馬体(筋肉量・つなぎの形)・走法などは競馬新聞記者の見解を参考にする。ただし「ばんえい競馬」ではないため極度の巨体は不利。具体的には馬体重480キロ~540キロの成績が良い。ただし京都では460キロ~540キロ。

③ 覚え方「寒い日は 500前後の プロレスラー」


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